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(犬も一緒だったりする)海外生活

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海外生活のあれこれです。犬も一緒だったりすることもあります。9カ国目の国に滞在中のヨーキーのシアラです。インドネシア生まれです。2キロです。Coton de Tulearの弟トフ… もっと読む
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#リスボン

赤の広場と萎びたきゅうり

リスボンは観光客が多い。街のあちらこちらで観光客が長い列をつくっている。たぶん観光名所に行くトラムの駅とかたぶん有名なレストランとか、たぶんなにかがある所は観光客で長い列だ。 たぶんとしたのは、自分が知らないからです。いつも多くの観光客が並んでいるトラムの駅が近所にあり、ある日の朝に誰も並んで待っていなかったので「どこに行くトラムなんだろう、乗ってみよう」としたら「犬は乗れない」といわれて諦めたので、いまだにどこに行くトラムなのか知らない。 ここ数日の日中は暑いのだが、今

年齢と住みたい場所

引越しすることにしました。 次に住むところはテージョ川を挟んでリスボンの向かい側なので、フェリーで行く。時間帯によっては10分に1本ぐらいの頻度で出ているこのフェリーはなかなか快適で、20分ほどで向かい岸の街に到着する。 (タイトル写真はフェリーの中から汚れた窓越しに撮ったリスボンの写真) 今のリスボンはとにかく観光客が多い。いま住んでるアパートの近くは、場所によっては人混みをかき分けるようにしてトフと散歩することになる。近所のレストランは観光客向けなので、メニューをもっ

住んでみたいって言い続けてたら

ブリュッセルからもどったらこれから2年間ポルトガルに住むためのカードが届いていました。 ポルトガルに住んでみたい。(定年も近い)今なら仕事辞めて住めるんじゃないかと思いたって1年が経ってみると、一人と1匹でリスボンに住み始めてそろそろ5ヶ月目にはいるという状況になりました。 なんだできるんじゃん。 「ポルガルに住みたいって言い続けてたら現実になるだろうか」とか書いたりしてたのが1年前ですが(上記)いろいろしてたら結局は住む事なったので、やりたい事はやりたいって言い続けて

KOPIKOとか自分の帰る場所とか

寒いよお、ブリュッセルが寒い。用事でしかたなく数日ブリュッセルにきているのだがリスボンと比べるとやっぱり寒い。リスボンもこの週末は寒いらしいのだが、たぶんここはもっと寒いはずだ。                 * 美味しい珈琲をもとめて寒い朝の街にでたら、昔よく行っていた中国食材店の前をとおりかかったので入ってみた。KOPIKOを見つけた。東南アジアに住んでいた時にはどんな店でも街角の小さなキオスクでも道端の屋台でも見かけたKOPIKOだが買った事はなかった。思い出すと

メリーポピンズ

メリーポピンズが大好きだった。毎日とおり過ぎているビルの隙間のなんの変哲もない小さな路地が実は魔法の国への入り口だったような、いつも目にしている普通の光景の裏には本当は違う世界が存在してるような、ハリポタのワクワク感を最初にくれたのはメリーポピンズだったと思う。 公園にいつもいる煙突掃除のおじさんはそのまま絵の中に連れて行ってくれるし、いつも街角で鳩の餌をうってるおばさんはメリーポピンズと知り合いで、いつも見かけて挨拶する近所の人がさりげなく不思議、、、みたいなメリーポピン

鱈の歴史資料館(たぶん) Interpretativoda História do Bacalhau 

ほお鱈の歴史資料館か、どんなところだろうと思ってクリックした方には申し訳ないのですが私も知りません。毎朝トフとの散歩で建物の前を通るのですが入ったことはないです。 ただ毎朝”CODFISH HISTORY INTERPRETATION CENTRE”の看板を見るたびに「鱈の歴史も結局は解釈次第ってことなんだろうか」とほぼ確実に見当違いな考えが浮かんでしまうのでNoteに書いてみました。 毎朝同じことを考えて脳細胞使うのも勿体ないのでいつか見学してみます。

世界はゴミで溢れている

トフと散歩しながら思う事。 40年前のリスボンにもこんなにゴミが散乱してたんだっけ?               * 気候変動や環境破壊やあれやこれやで地球はどんどん(悪い方に)変わっているのだが、明らかに昔と違うと思えてるのが目に見えるゴミの量だ。 自分が歳をとってゴミも含む汚いものに対する耐性が落ちたのかなと思うこともあるけど、それを考慮してもやっぱり世界のゴミはものすごい勢いで増えてそして目につくところに溢れ出しているような気がして仕方がない。世界中ゴミだらけだ

ポルトガル語ブートキャンプ

ポルトガル語集中レッスンとかクラッシュコースとかいうカワイイものではなくブートキャンプというほうが正しかった、、、 毎日レッスンがあるのはいいのだが、恐ろしく早い速度で授業が進んでいく。レベルゼロから(ゼロから!)8週間後にはレベルA2まで行く(行かせる)のだという。6UnitsありまだUnit1も終わっていないのに脱落しそうな人もいるけど、この人のおかげで”自分はまだまし”とかろうじて変なプライドを保ってがんばっている。ごめんなさい。 ポルトガル語講習と同時に始めた無償

芋づる式に学ぶ外国語ーポルトガル語の巻

なんだかどんよりと曇って小雨の降る蒸し暑い日だった。 明日からポルトガル語短期集中クラスが始まるので、リスボンの馬喰町(問屋街の意)みたいなところに文房具を買いにいってきた。文房具屋でノートを買い、ついでに洋品店でプール用のビーチサンダルを買い、そのついでに隣の肉八百屋(野菜を売ってる肉屋)でオクラを買い、途中の有機食品店で豆腐を買い帰宅しました。どこにどんな店があるかわかってくると生活が楽になる。 ちなみにこちらの家族経営的小売店はコンビニ+果物屋とかコンビニ+肉屋とか

「何もない広い空間にぬべえ〜っと出てくる巨大なものが凄く怖い」ふぉびあ

今朝もいつも通りにテージョ川べりまでトフと散歩しました。まだ朝早かったのでTerreiro do Paco のターミナルにつくフェリーから降りてくる乗客もいなくて、まだ暗い中を走っているジョギングの人が時々追い越していくぐらいで人通りは少ない。ときどきリーシュを引っ張ってトフの(臭いものへの)興味をかわしつつ歩いていくと、今朝は巨大な豪華客船がテージョ川に停まっていた。豪華なのかは経験がないので知らないけど。 大きいなあ、なんかこの中には大富豪や美女や犯罪者やジェームスボン

ジョギングしたいよ

この街に着いたばかりで、街のことなんてほとんど知らないし、観光スポットにも行ってないし、美味しい地元の料理も食べてない旅行者以下で、スマホ見ながら迷いながら歩いてるのに、なぜか何年も住んでるような地元民に見られる(小)物はなんでしょうか。 答え:犬 トフのおかげで毎朝あるかないといけないので、いろいろなルートを1時間ぐらい散歩している。(本当はジョギングしたいのだが石畳で転びそうなので我慢する。トレッドミルでもいいから思いっきり走りたい。)犬連れだとなんだかローカルの人み

いよいよポルトガル

いよいよポルトガルに行く事になった。したい事があって、ゆっくりでもそっちの方に向かって進んでいくといつかは出来るようになるもんだな。 いろいろする事があるが、まず日本に戻らないといけないとかやることが山積みなのはいいが、決心しなければいけない事がおおいのが大変。決められた山積みの仕事を片つけるよりも、決めるほうがエネルギーを使う。なにかを決めるのには精神のエネルギー(気力)がものすごく必要だから、まだエネルギーがあるうちでよかった。 (老人になると気力がなくなって、何かを

ほんとにハリーとトントになりそう

ちょっと家を探してみた。 ちょっと連絡をとって、犬と一緒なんですけど住めますかって聞いてみた。 ダメですっていわれた。 犬が住めるうちを探すのは難しい。日本でも手間がかかるし、費用もかかるし、家賃も高めのアパートだったり、逆に安くてもうどうなってもいいようなボロい一件家になったりする。 ペットに優しいヨーロッパでも、これはもしかすると難航するかもしれないな。なんだかほんとにハリーとトントみたいな気分になってきた。 でも絶対にトント(トフ)と一緒にいたいハリー(私)は頑張