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(犬も一緒だったりする)海外生活

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海外生活のあれこれです。犬も一緒だったりすることもあります。9カ国目の国に滞在中のヨーキーのシアラです。インドネシア生まれです。2キロです。Coton de Tulearの弟トフ… もっと読む
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#ポルトガル

日曜日の午後

日曜日の午後 ランチに焼き魚が食べたくなったので、お魚の美味しそうなレストランをネットで数軒探して目星をつけ12時ちょっと前にふらっと出かけた。 閑散としている日曜日の午後を歩く。静けさと乾いた空気の土ぼこり感とくっきりした空と建物の土色とちょっと貧しげな感じのせいか、アディスアババで住んでいた家の近所を思いだした。日曜日の午後になると強い日差しのなか土埃のまう道を息子とぶらぶら歩いて、近くの路上で売ってるスイカを買いにいったんだった。(エチオピアのスイカはなぜか巨大でお

入居して1週間たったある日ご近所から聞こえてきた音たち

新居の台所をうろうろしていたら近所から子供の声や音楽やいろんな音が聞こえてきました。音楽はファドかな。 なんだかちょっと嬉しくなって慌ててスマホで録音した音声ですが初投稿してみます。

映画の始まりと思えば思えなくもない

リスボンから隣町に引越しました。 隣町といってもテージョ川を渡らないといけないし観光名所もないので観光客はいない。住民も原住民(現地人ていうのかな、ポルトガル人の意)かアフリカ系らしい移民の人が多くて、外国人ているのかという感じだ。キラキラと観光地感にあふれる外国人ばかりのリスボンと違い地味な地元感が漂う。毎日ここからリスボンに働きに出る人が多いからか街はなんだか閑散としている気もするが、リスボンが異常なんであってこれが普通な気もする。こんな地味な街に日本のカンレキ過ぎたお

ジャカランダの季節

気がついたらジャカランダの季節になっていた。 去年11月まで住んでいたアパートの敷地もジャカランダの木がたくさんあって、トフはその種が好きで散歩の時に見つけてはよく咥えてきた。ここでも地面にジャカランダの種が落ちているのはなんども見ているのでジャカランダの木があるのはわかっていたはずなのに、一昨日なんだか突然に紫の花に気がついた。おお、ジャカランダだ。 いつのまにかジャカランダの季節になったんだと気がついたら、去年の10月にもジャカランダシティでジャカランダの紫の花をみた

公立病院に行く(3)と雑考

保健センター(Centro de Saude: Health center)でもらった説明文に従ってメールで申請したら、5日ほどで国民保健番号(National Health Service (SNS) number)と私がお世話になる病院が割り当てられた旨のメールがとどきました。                 * 90年代、初めてアメリカで働きはじめた時にアメリカ合衆国には国民健康保険というものがないことが理解できなかった。ないことをしって驚いたのではなく理解ができな

年齢と住みたい場所

引越しすることにしました。 次に住むところはテージョ川を挟んでリスボンの向かい側なので、フェリーで行く。時間帯によっては10分に1本ぐらいの頻度で出ているこのフェリーはなかなか快適で、20分ほどで向かい岸の街に到着する。 (タイトル写真はフェリーの中から汚れた窓越しに撮ったリスボンの写真) 今のリスボンはとにかく観光客が多い。いま住んでるアパートの近くは、場所によっては人混みをかき分けるようにしてトフと散歩することになる。近所のレストランは観光客向けなので、メニューをもっ

公立病院に行く(2) ベイビーステップ 

近くの公立病院にいけば初診の時に国民保険番号のようなものが自動的にもらえるんだと勝手に思って公立病院にいってみたが、どうもそうではなかった気がする。気がするとかいってる時点でいかにも行き当たりばったり。 私立病院と同じぐらいの受診料を払ってきたので、毎回こんなに高額だといやだなと思い保健センター(Centro de Saude: Health center)で聞くことにして行ってみた。受付においてある番号札を取る機械の前でまた立ち尽くす。こんどは英語の選択肢もない。困ったな

公立病院に行く

なんだが皮肉だがみんなが使う事を前提として作られた公共システムはどこにいっても使うのが難しい。公共機関(市役所的とかも)もだいたい使い勝手が悪いうえにストレスも時間もかかるので使うのは敷居が高い。税金だからそんな簡単にほいほい使われても困りますってことかな。でも使うのが難しいからと使うのを断念するのは悔しいので意地でも使いこなさないといけないと思っている。いつも面倒を見てくれる会社や知り合いがいるわけでもない土地にたった一人(と1匹)でやってきて暮らそうというと遅々としてこん

ポルトガル語ブートキャンプの後はどうする?ー 湖の上を歩いてるみたい

3月末にポルトガル語ブートキャンプが終わりました。 どうなるかと思った集中講習だったが、6回のテストをなんとかこなしてブートキャンプが終了しました。自由に会話ができるというわけではないけれど、普通に聞き取れるわけではないけれど、でもポルトガル語の構造の骨組みがわかったのでここから語彙を増やしたり(無理やり)会話したりしてゆっくり肉付けすればいいんだな、という出発点には立てたと思う。スペイン語ほどではないだろうが、フランス語が出来ることが明らかにとても役にたちました。 (こ

ついの住処はどこだろう

近所にある建物にこんなアズレージョがあった。トフとの散歩で100回以上は通ってるのに初めて気がついた。 ここに住み始めて4ヶ月半、観光だのなんだの特別な事をするでもなく旅行に出かけるでもなく淡々と同じ日常を送っていても楽しい発見はあるんだな。歴史に興味があるわけでもない私でもモラエスという名前は知っていた。 モラエスさんはここで生まれてそして日本で生涯を閉じたわけかとか、私はどこで生涯をおえるのかなどこでもいいけどとか、宇留野清年さんて誰だろうとか、トフと通り過ぎながらた

動物病院にいってきました

数日前からトフが頻繁にくしゃみをするようになり、そのうちに気持ちの悪い感じの咳をするようになったので、おそらく深刻ではないとは思ったが念のため動物病院にいってきた。 予約なしでいったので待ち時間が長い。病院の待合室で同様に待っていた犬(スパイクという名前)も退屈そうだ。(タイトル写真) やっと順番がきて若い女性の獣医さんと一緒に診察室にはいる。まず全ての予防接種記録を確認。狂犬病、6種混合、犬の咳(犬の気管支炎の感染病)、犬のリーシュマニア(leishmaniase)予防

住んでみたいって言い続けてたら

ブリュッセルからもどったらこれから2年間ポルトガルに住むためのカードが届いていました。 ポルトガルに住んでみたい。(定年も近い)今なら仕事辞めて住めるんじゃないかと思いたって1年が経ってみると、一人と1匹でリスボンに住み始めてそろそろ5ヶ月目にはいるという状況になりました。 なんだできるんじゃん。 「ポルガルに住みたいって言い続けてたら現実になるだろうか」とか書いたりしてたのが1年前ですが(上記)いろいろしてたら結局は住む事なったので、やりたい事はやりたいって言い続けて

明日テストなのにいきなり部屋の掃除を始める

ああはやくポルトガル語ブートキャンプ終わって欲しい。あと2ユニットなんだけど永遠に続くような気分になってる。                                  * 朝方ぼおっとしてたら魔がさしてオンライン寿命測定とやらをやってしまった。「両親が亡くなった時の年齢」とか「両親の病気」とか「タバコやお酒などの習慣」なんかの15項目ぐらいをYes/Noでいれるだけの測定で数分でできたが結果がでた瞬間「しなければよかった」と後悔した。 寿命は104歳と出てしまった

鱈の歴史資料館(たぶん) Interpretativoda História do Bacalhau 

ほお鱈の歴史資料館か、どんなところだろうと思ってクリックした方には申し訳ないのですが私も知りません。毎朝トフとの散歩で建物の前を通るのですが入ったことはないです。 ただ毎朝”CODFISH HISTORY INTERPRETATION CENTRE”の看板を見るたびに「鱈の歴史も結局は解釈次第ってことなんだろうか」とほぼ確実に見当違いな考えが浮かんでしまうのでNoteに書いてみました。 毎朝同じことを考えて脳細胞使うのも勿体ないのでいつか見学してみます。