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息子に言いたいこと

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なかなか連絡してこないので、息子に言いたいことをここに書きます。
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2023年3月の記事一覧

重い犬

これから出発ですが心が重い。犬が重い、とにかく飛行時間が長い、心がざわざわする事が起きるといやだなあ、予期しない問題がおこるとやだなあ、とか考え始めると、それはそれは心が重い。トフは初めての飛行機だけど、頑張れるだろう。飛行機酔いしないだろうか。 ふう、、、でも、こういう時にすることは二つ。 ジョギングとか水泳とか掃除とか荷造りとか、とにかく体を動かす。 実現する可能性が高い楽しい事だけを考える。(例 インジェラを食べるよお、とか、飛行機の中でどの本を読もうかな、とか)

社会が多様になるとストレスが減る

〇〇証明書、〇〇証、など公的な書類を取得したり、更新したりするので役所に電話をして気づいたこと。 ほぼ必ず「こちらにいらっしゃるご親戚に頼んで、、、」などといわれる。「日本に親戚はいないのですが」というと、「そうですか、、、、もしいらっしゃる場合は、、、」(だから、いないって言ってるのに)と心の中で言うという会話が繰り返される。 もう昔話になってよかったが、ハンコでも、「書類にハンコを押してください」「ハンコがないので署名でもいいですか?」というと、「そうですか、署名だと

マッキントッシュと父

帰国のついでにMac-miniを買い換えないといけないなあ、と思って調べていて思い出した。                 * ずっと昔のある日、父がいつもの陽気な声で電話をかけてきて「お前の部屋に転がってるテレビを使ってもいいか?」と聞く。「テレビなんかあったかな?」とおもってよく聞くと、さらに大昔に使っていた小さな可愛い一体型のMacintosh(写真)だった、、、 その父ももういない。 父の声がまだ聞こえるような気がする。 なんだかすごく寂しい。

どんな理由でも、どんな人でも、暴言を吐く人とは離れた方がいい

ゴミだらけの家を一生懸命片つけているのに文句言われ続ける夢をみた。夢に見るほどのトラウマとなった経験だったので書いておこうと思う。                  * どんな人間関係でも、自分にとって猛毒だとおもったら絶った方が絶対にいいと思っている。でも、離婚することで、会社をやめることで、引越すことで、それで切れるなら切るもんね、という逃げの人生を送ってきた私でも、どうしても断てない毒の関係があった。両親はいなくなることで私をその関係から解放してくれた。     

舞踏会の手帖

18歳の時の私は、一番好きな映画は何か、と聞かれると必ず「舞踏会の手帖」(か、天井桟敷の人々)と答えていた。 今の私は、いままでで一番好きな映画は何か、と聞かれると「Galaxy Quest」と答える。 この間、この人の人生にいったい何が起こったのか(自分でも)知りたい。

今日は国際女性デーです

今日International Women's Dayです。世界の人口の半分は女性です。女性に平等な権利をください。

(自分にとって)消息不明のあの人達にもう一度会いたい

まずは、20歳の時、ヨーロッパをバックパッカー中にリスボンを一緒に旅した浜松の大村まりこさん(という名前だったと思う)。 ヨーロッパを放浪したあと、まだ当時ソ連だったシベリア鉄道にのって帰国した。シベリア鉄道の寝台車の中で5日間ほど一緒に過ごしたオランダ人の男性二人にまた会ってみたい。 ヨーロッパ放浪の翌年には、アジア放浪に出たのだが(親泣かせ)、成都からラサにいきなり飛行機で飛んだら風邪と高山病で数日(?)意識がなかったらしい。(自分がこの娘の親だったらと考えると震える

ハラスメントには黙らない

私は詩織さんに勇気をもらった。彼女が勇気を与えた人は本当に本当に沢山にいるとおもう。彼女が彼の性暴力を訴えたことの価値は大きい。彼はあの後同じことは絶対にしなかったと断言していいと思うし、彼の裁判中のあがきをみると、彼女の前にも罪悪感なくほかの女性に同じことをしたのではないかと想像がつく。彼と同じような事をしてきた(もしかすると多くの)人々だって、メディアに映る彼の醜悪さと自分の姿を重ねたはずだ。 性暴力ではないし、性的でもないのだが、私はなんどかハラスメントを受けた。男性