ニップンさんありがとう

コロナ禍で変化した生活習慣のひとつに、
冷凍食品を食べるようになった、というのがあります。

きっかけは初回のワクチン接種。
副反応がとにかくつらい、
発熱で動けないから家事は済ませておけ、
食料を準備しておけ、
なんて声を至るところで耳にしていて、
戦々恐々としながら先人に倣って
冷凍食品のパスタを買いだめました。

なんとなくからだに悪そうなイメージがあって、
手に取ることのなかった冷凍食品。
結果、そこまで高熱が続くことはなかったけど、
買ったからにはと思って食べてみてびっくり。

メーカーも気にせず適当に買ったけど、
どれもこれもおいしいのです。
しかもチンするだけですぐ食べられる。
最高。

自炊のほうがいいに決まってる、
なんて思ってた自分を恥じて即座に白旗をあげました。

考えてみたら、
適当な具材を適当に買って雑に作った自分の料理より、
長年ひたむきに食品に向き合ってきた
メーカーが作るもののほうがおいしいに決まってます。
「ご飯作るの面倒くさい」なんて理由で食事をスキップしたり、
空腹をお菓子で誤魔化したりするより、
冷凍食品を食べたほうがよっぽど健康にもいいはず。

なんてふうに手のひら返しをして、
それからは常に冷凍食品をストックしておくようになりました。

ここからが本題。
冷凍食品はおいしいけど、そろそろパスタには飽きてきたな、
というときに見つけたのがこれ。
ニップンの『いまどきごはんシリーズ』

どれを食べてもめちゃくちゃおいしい。

具とご飯の比率が完璧なもち麦入りの「具だくさんビビンバ」も捨てがたいけど、
とくにお気に入りは「野菜を食べるカレー」
カボチャがほくほくしていて、甘みがあって、
チーズもくどすぎずとってもおいしいのです。
あんまり食欲がないときも不思議と食べたくなる味です。
風邪で体調を崩したときは「参鶏湯(サムゲタン)」にもお世話になりました。

そんなわけで『いまどきごはんシリーズ』が
我が家の冷蔵庫に定着してから数ヶ月後。
東京観光に来た友人の付き添いで、
有名な麦とろごはんを食べに行くことになりました。

とにかく行列がすごい、と地元の人から聞いていたけど、
タイミングがよかったのか10分程度で入店。

ちゃんとしたお店で麦とろごはんを食べるのは初めて。
ワクワクしながら運ばれてくるのを待って、
いよいよ実食。
おいしそうだね、なんて友人と盛り上がりながら
一口食べて思ったのが…

これ、いつも食べてるやつだ!

お世話になりまくっている『いまどきごはんシリーズ』
一食400円以内で買えて、
レンジでチンしたらいつでも食べられる、
あのもち麦と同じなのです。
すり替えられても絶対わかんない。

『いまどきごはんシリーズ』がいかにおいしいのかを改めて実感しました。
企業努力の賜物なんだろうな。
すごすぎる。

うん千円の麦とろごはんをかきこみながら
ニップンの中の人に思いを馳せた日から数ヶ月。
相変わらず冷凍庫には何かしらのいまどきごはんが常備してあります。

最近「甘だれからあげ丼」が新発売になりました。
絶対おいしいに決まってるだろ…と思いながら手にとってみたら
やっぱり最高においしかった。
今後ともお世話になります。

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