私の知るエクシアについて

「伊藤は会社の金を横領して、追放されたような奴だ。そんな奴の言うことを真に受けないでください」

エクシアCEOの菊地翔は、インスタライブ(現在はアカウントを削除)でこのような趣旨の発言したと聞いています。

そのことについて、あまりに悔しく、本当に何があったのかを皆さまにお伝えしたいため、noteで公開することにしました。

私の「横領事件」とエクシア菊地の「ポンジ癖」はいわば表裏一体で、この事件を発端に私が菊地と創業したエクシアジャパンを追われるようになったのは確かです。

私にとって、思い出すのは正直辛い作業ですが、私を悪者にして逃げ切ろうとする菊地の姿勢は到底容認できるものではありません。以下、なるべく平易に経緯を説明させていただきます。

まず、「横領の証拠」となる録画ビデオと書面があるのは事実です。

これは、6~7年ほど前に撮られたもので、会社のお金を横領したと詰め寄られた私が、「間違いないです」とビデオカメラに向かって答えたり、その旨を認める書面にサインをしたことは、事実としてあります。

そもそも、ここで問題となった3300万円とは、僕が窓口となって集めたものでした。会社への出資金は僕の手元に現金できて会社の帳簿(口座)に入れる。ということを繰り返していたのです。

このときは紹介料なども含めると、払い出しで月にだいたい10%前後の配当を約束していました。ところが菊地は、勝手に報酬と配当の利率をどんどん低くしていきました。

「これだと、約束が違う。出資者に顔向けできない」

そう何度も抗議したのですが、出資者への配当、ブローカーへの報酬を菊地は払い渋るようになりました。ともに創業メンバーだった私と菊地が対立するようになった根本には、この構図があります。

ある日の始業直後。当時事務所としていた名古屋のレンタルオフィスの部屋で、大人数で出入口を塞がれ、囲まれた私は、ビデオカメラを回され、念書のようなものを書かされました。

今思えばあの時しっかりと反論して戦っておけば良かったと後悔してはいます。

が、正直、私もテンパって冷静な判断ができませんでしたし、何より、信頼していた仲間の多くが手のひらを返して菊地側についたことが何よりショックでした。

なので私も大した反論をせず認めました。
正直、当時その場で何と言ったか自分でも覚えていないです。

ちなみに、私が横領したとされる3300万円は、自分が勧誘した出資者への約束通りの配当であったり、ブローカーへの報酬に充てるために調整をしていた資金です。自分のポケットには1円も入れてません。この件については先日、エクシアNo.2の関戸くんとも話をしましたが、彼も私が囲まれた場面に立ち会っています。そして、「あの時はすみませんでした」と言ってくれています。

「私的になんて使ってなかったでしょ?」

 という私の問いかけに対し、関戸君は、

「はい、見たことないです」

と答えてくれています。

これは余談ですが、エクシア当初の顧客というのは、すべて自分が連れてきました。自分の知り合いや、その先も含めると数十人はいたと思います。一方で、菊地の当時の顧客は0人でした。

そのくせ、菊池は自分勝手に次々ルールを変えていく。先ほどいったように、配当だったり報酬だったりのパーセンテージの話をコロコロ変えるのです。ちょっと問題がでるとうまく契約書を書き換えて、自分たちが有利なように話をすり替える。今も昔も、菊地の常套手段です。

私は集めた全ての営業社員、及びその先の出資者との間で挟まれ、大変苦しみました。そしてその苦しい立場でやってきたことの意味もわからなくなりました。

なので、突然ビデオを回され、念書を書けと言われたとき、投げやりにあきらめてしまったのです。

■「お金はすべて返金した」という大嘘

エクシア側は、3300万円事件について、

「出資者に謝りに回って、お金もすべて返金した」

と言っています。ただ、これも菊地らしいロジックです。

謝罪して示談したと言っていますが、実際は出資者には私のせいにしたうえで、謝意は見せつつも、示談書を用意。示談書の意味は事件の隠蔽です。そして、

「示談書にサインしないとお金は返さない」という内容で迫った。示談に応じなかった一部の人には、出資金を返していないと聞いています。

出資者の方はエクシア側からの説明しか聞いていないのですから、当然私が悪者だという印象でしょう。それは仕方のないことだと思います。しかし、「すべて返金した」というのは嘘なのです。

端から見たら横領なのかもしれませんが、私が3300万円という会社の金を動かしたのは、私が集めた営業社員、その先の出資者との約束を守るためです。
(ちなみに菊地は誰一人集めていません。)

そしてこのままでは菊地に溶かされてしまうと思ったからでした。

現在の菊地の言動を客観的に見ていただけましたら、私の言っていることに対してご理解いただける方は決して少なくないと思います。

■トレーダー・菊池翔の手腕についた疑問符

ここで、菊地の為替トレードについて、私が知るところを書きましょう。菊地が月利3%の配当を何年も支払い続けてなお、豪遊できるほどの財をなしうる常勝トレーダーなのか。私はとてもではありませんが、そうは思えません。

菊地はオフィスには出社しないので、今でいうテレワークの状態でした。

毎日ビデオ通話で会議をしていましたが、備品やスキームなど会社の体制ばかり整えていて、いつどのように為替トレードをしているのかもわからない状態。月の利益の%の結果報告のみ。見た目ばかり整えて中身は不透明でした。

(それは正に現在も変わっていませんね。豪華なオフィスの映像ばかり見せて、一向に中身を開示しない。)

たとえば、相場が一番動く夜間帯。菊地はキャバクラ三昧ですよね。いつトレードしてるのか、たとえ人に任せていたとしても、気になるものではないか。本物のトレーダーならありえないことでしょう。

当時、終いには、どのくらいのペースでどのくらいの金額が集まっていれば、利益が0でもどのくらいもつなどという計算までし始めていました。
まともではありません。

もちろん、いい加減な菊地に私は抗議しました。
他の社員への報酬、出資者への配当について。

再三抗議したにも関わらず菊地がコロコロ条件を変えるので、私は出資者や他の社員との当初の約束を守るために独断で動きました。3300万円を会社の金庫から当初の約束通り、払い出していった。これが、私からみた「横領事件」の真実です。

先日の菊地のインスタライブ内でも、違法であるとの指摘に対して、

「紹介料は出していない。紹介料に関しては会社は関知していない」

としらばっくれる発言をしていました。

いざとなれば、責任は部下に押し付ける。
菊地はそういう人物なのです。

■出資者への返金からも見えるポンジの可能性

3300万円の事件が起きた後。

後日、あなたは私に何と言いましたか? 私の言い分を納得した上で、

「自分が責任を持って出資者への穴埋めをする」

と言いましたよね?

本当にあなたが穴埋めをしましたか? 他の出資者の資金から補填していませんか?
それって、ポンジではありませんか?

結局払われなかった方もいますよね。

私が会社を辞めることになったことで、私がいなくなるなら出金すると言って出金申請をした方もいましたが、伊藤のせいで評価額が目減りしたとあなたに言われ、満額出金してもらえなかった方もいます。

これが私の一方的な嘘だというのであれば、先日公になった六本木喫茶店での関戸くんとの会話と矛盾しませんか?

ただ、それでも私は思うのです。

自白になる映像、横領を認める書面、それで他の方に何と思われようと、そんなことはどうでもいいです。多くの方を巻き込んで迷惑をかけてしまったのは事実ですので。

私を悪者にして自分を守り、出資者のお金で補填。今も変わらず何かあれば人のせい。
風評被害? やましいことがないのであれば何故それを証明しないのですか?

何か勘違いをされているようですが、世間から見たら私が横領犯だろうが詐欺師だろうがどうでもいいことです。

本質から逸そうと私個人に反撃したところで今更何も意味ありませんよ。
既に私の個人的な恨みとかいう次元の話ではないですから。

そしてエクシアを去って数年後、エクシアや関係者のインスタアカウントを見て驚愕しました。

キャバクラで3日間で1億円使う代表


社員旅行でも豪遊


ブランド品を買い漁る社員

出資者からの出金申請は拒否しておきながら、自分たちは散財、豪遊を繰り返す。
出資者が納得できると思いますか?

先日の菊地のインスタライブで、「本当に困っている出資者への返金を拒んでいることについてどう思っていますか?」という質問に対して、「何とも思っていない。契約通りの権利を行使しているだけだ。」と。
出資者に対して信じられない発言です。

そして、私に対してのメッセージとして「関戸が稼いでいるのを見て嫉妬しているんだろ? 本来ならそこにいるのは自分だったかもしれない、とか思っているんだろ?」
と、言っていたようですが、、、ありえないです。
遅かれ早かれポンジに気付いた時点で離れますし、まともな人であれば一緒にいられないと思います。
傲慢さがよく伝わる発言です。

■私が顔出し実名で告発する理由

私はその後、失った信用を取り戻すために焦っていくつも事業を構築しましたが、エクシアの件での影響も大きく、失敗し、更に信用を失う結果になってしまいました。当然ポンジではなく真っ当な事業ですが。

エクシア関係含め、多数の方を巻き込んでしまい迷惑をかけてしまいました。
エクシア側に抱き込まれ連絡も取れなくなってしまった方、私が鬱状態になり中途半端に連絡が途絶えてしまった方、何も言わず私の再起を待ってくれている方、こんな私でも更に支援してくださる方、この件が落ち着きましたら改めてお会いし謝罪と感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

そして責任を果たしたいと思います。

普通に生活されている方からしたら、私も似たようなものだと思われる方もいるかもしれません。

私は今回、顔も名前も出して行動しています。

色々な意見がありますし批判も覚悟しておりますので、この件で世間からどう思われようと構いません。

私には既に、無条件で信用してくれる家族、本当に信頼できる少数の仲間、こんな私でも相談に乗ってくださる方、応援してくださる方がいます。
それだけで十分です。
本当にありがとうございます。

そしてここまで来た以上、私がどうなったとしても、本当に真っ当に金融業に携わられている方々、良識のある専門家の方々、著名人など影響力のある方々、その他多くの方が援護射撃をしてくださるでしょう。
明白なのですから。

余談ですが、
関戸くんはテーマパークを作りたいと言っていましたが、私はどこか山の近くの広い土地で動物の保護施設を作るのが夢です。
私生活では今後、映画「男はつらいよ」のような人情味のある人間関係を作っていきたいと思っています。
お金しか見えていないあなたたちには理解出来ないでしょうが。

全く関係のない話をして申し訳ございません。

長文で稚拙な文章、失礼いたしました。
貴重な時間を割き、お読み下さいましてありがとうございました。

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