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カープファンでない私がカープの歴史を勝手に振り返る(1) 1975年

カープファンでない私であるが、カープというのは広島が持つ風土、歴史と相まって、非常に魅力的なチームである。

今度、マツダスタジアムを初めて観戦で訪れる予定がある。
これを期に、あらためてカープの歴史を勝手に振り返ってみたいと思う。

1975年(昭和50年)
セ・リーグ 優勝
72勝47敗11分 勝率.605 (2位と4.5ゲーム差)

日本シリーズ 敗退
対阪急 2分4敗

監督
ジョー・ルーツ →野崎泰一(代行) →古葉竹識

主なスタメン
1 番 セカンド 大下剛史 .270 3本 19点 44盗 盗塁王 ベストナイン Dグラブ
2番 ショート 三村敏之 .281 10本 42点 3盗 ベストナイン
3番 ファースト ホプキンス .256 33本 91点 1盗
4番 センター 山本浩二 .319 30本 84点 24盗 
 → MVP 首位打者 ベストナイン Dグラブ
5番 サード 衣笠祥雄 .276 21本 71点 18盗 ベストナイン
6番 ライト シェーン .281 13本 56点 1盗
7番 レフト 水谷実雄 .285 13本 37点 5盗
8番 キャッチャー 水沼四郎 .208 1本 19点 11盗

言わずとしれた初優勝の年。
山本浩二が首位打者でMVPですね。後年のホームラン王のイメージがありますが、初タイトルは首位打者です。24盗塁も立派ですね。
3番ホプキンス(後に医者になった人ですね。)の33本、91打点もすごい数字です。ベストナインでないのは、王貞治が君臨している時代だからですね。5番衣笠も21本、71打点と、クリーンアップが強力な年です。
それと、大下剛史が44盗塁で盗塁王&ベストナイン&Dグラブです。大下の現役時代を知らないのは非常に残念です。

主な投手陣(規定投球回到達)
外木場義郎 2.95 20勝13敗 防御率8位
 →最多勝 最多奪三振 沢村賞 ベストナイン
池谷公二郎 3.32 18勝11敗1S 防御率15位
佐伯和司 2.90 15勝10敗 防御率7位

う〜ん。外木場20勝でほぼタイトル総なめですね。沢村賞まで獲ってますね。MVP級の大活躍です。
池谷18勝、佐伯15勝と15勝以上が3人と完全に3本柱。
投打がっちりかみあっての初優勝です。

前年まで3年連連続最下位からの初優勝。
有名な話ですが、この年は赤ヘルなどを考案したルーツ新監督が4月に突然辞任。その後、古葉竹識監督が就任し、8月まで中日、阪神と争うも、9月以降は圧勝し、初優勝しました。(ちなみに長嶋巨人が巨人史上初かつ今まで一度しかない最下位の年です。)

尚、日本シリーズはこの年から3年連続日本一の阪急に2敗4分で完敗。
念願のリーグ初優勝で余力が残っていなかったのでしょう。

END

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