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AIコーチと倫理

先日、対面コーチングのクライアントさんにAIコーチのCoachMETを見ていただき感想などをお聞きしたのですが、成る程と思ったコメントを頂戴しました。

・自分(クライアントさん)はコーチングをうけているので(CoachMET AI コーチの)受け答えに納得感がある。
・しかし、一般の方はコーチングとティーチング、コンサルティングとの違いは分かっていないと思う。かってChatGPTをGoogle検索的に使い、間違っているし役にたたないと言われた方がいたように、コーチングAIも何も教えてくれない!などの誤解からの不満が出ると思う。

思わず、そうですね~と深く納得してしまいました。
CoachMET開発途中でも色々な人にご意見を聞きましたが、コーチングを体験していない人からはメリットや使い方がピンとこないとのコメントがありました。

いっそのことわかりやすいメリット、知識や物事をお伝えする機能に設定を変えた方が利用者からはわかりやすいかもと一瞬思いました。
うまく使われなければ意味がないですから。

そのようなAIチャットボットのニーズ・必要性もあると思います。しかしEVOXのノウハウや思いはそこにはありません。
人の可能性を信じその人の前進をサポートするコーチングを提供したい。そのためのAI機能の活用でなければEVOXでやる意味はないと考えます。

AIだろうと、人間だろうとそれは何のためにそれを行うのかビジョンと価値観を礎として、その上にコーチとしてのしっかりとした倫理感を持ってAIコーチングを成長させていきたい。自分達の利益のためにクライアントを誘導したり根拠のない話で惑わすのはAIであろうと人間であろうと、あってはならない事。国際コーチング連盟(米国:ICF)の倫理規定をAIコーチであっても守っていきます。

ICFの倫理規定のリンクを貼っておきます。結構ボリュームがありますがご興味がある方はどうぞ。ICFのJapan Chapterが日本語化してくれています。
ちなみにエボックス代表の脇はICFのプロコーチ資格PCCを取得しています。
その資格審査では知識と経験だけでなく、コーチとしての考え方とかビヘイビアについてもしっかりチェックされました。

ICF CODE OF ETHICS 国際コーチング連盟の定める倫理規定 – ICF Japan Chapter | 一般社団法人国際コーチング連盟 日本支部

人があっての組織、社会。組織のために人がいるのではありません。
AIをコーチングで活用して人々がより充実した人生を送ることを応援することをブレない軸としてCoachMETの開発とサポートを続けていきます。