見出し画像

#04【受講生インタビュー】「子どもの高校卒業と同時にひとり親の助成金がなくなる」働きながらITエンジニアを目指すシングルファザーのNORYさん

沖縄の貧困問題を解決するため、ひとり親の方々をITエンジニアとして育成して、彼らの「稼ぐ力」向上を支援しているEngineer.Okinawa(エンジニア・オキナワ)。

授業は完全オンラインで提供されているため、この公式noteでは受講生の学びの様子や想いをお届けしています。

受講生インタビュー第4回は、40代のシンパパ、NORYさんです。

高校生の娘さんがいるNORYさん。
ITエンジニアへのキャリアチェンジには、並々ならぬ想いがあるそうです。週7日、ほぼ毎日パソコンに向かいコードを書いているNORYさんにお話を伺いました。


受講生紹介

最近いよいよ老眼がはじまり、老眼鏡なしで名前を書くとどうしても大きくなってしまうのだとか。プライベートでは趣味の時間をつくるために、4年以上も禁酒を続けている🍺

ーーこれまでのキャリアについて教えてください。

正社員でのキャリアでいうと、携帯ショップの販売員、観光サイト運営会社の営業、生命保険会社のコールセンターを経て、現在は福祉用具専門相談員という仕事をしています。

介護を必要とする高齢者や障害者、周りでサポートするご家族とお話をしながら、車椅子やベッド用具の選び方、使い方をアドバイスする業務がメインです。義肢製作のサポートや、施設や病院の車いすのメンテナンスなどもやっています。

特に観光サイト運営会社で働いていた時期は、広告営業マンとしてマリンスポーツ会社に出向いて広告出稿のお手伝いをする傍ら、HTMLで観光案内のブログ記事なんかも執筆していました。週に1記事ずつ、飲食店に行ってメニューや外観などを撮影して、記事を書くという。

ーー幅広いジャンルのお仕事を経験されていますね。なぜプログラミングを学ぼうと思ったんですか?

元々、高校を卒業した後にプログラマーになろうとして専門学校に進学したことがあったんですけど、あまりに難しすぎて、当時逃げちゃったっていう経験があるんです。

プログラマーという目標から逃げるように、避けるように、全然違う仕事をやってきたんですが、結婚して子育てがある程度落ち着いてきた40代手前になって、「ああ、やっぱりプログラマーやりたいな」と思うようになりました。

だけど過去に挫折していて、もう一度プログラマー目指そうという気持ちにすぐはなれなくて。もう少しハードルを下げてWebデザイナーとか、ホームページ制作とかならできるかもと思って、色々調べていたら、本当にたまたま、フリーランスでホームページ制作をしている人が近所でパソコン教室を開いていることを知りました。

“とりあえず手に職をつけよう” “副業で何かできたらいいな”と思い、最初はその近所のパソコン教室に通い始めました。

ーーそのパソコン教室ではどんなことを学んだんですか?

自分でホームページを作れるようになりたくて、HTMLとCSSを習いました。でも月に数回しか行かなかったので、せっかく学んだことをすぐ忘れちゃって、副業には至らなかったんです。

そうしていたら、沖縄市にプログラミング講座を安く受けられる場所があると知り、今度はそこに通うようになりました。

そこでの講座で、元々パソコン教室で習っていた内容がだいぶ身になり、スクール終了後からアウトソーシングサービスを利用してホームページの受託制作を始めました。

ーープログラマーとしてのお仕事が始まったんですね。すごい!

そうですね、お金を頂きながらやっていたんですが、小遣い稼ぎというか、生計を立てるところまではいけなくて、もっと本格的にITエンジニアとして食っていけるようになりたいと思うようになりました。

とある日の夕飯。メニュー決めにいつも悩むというNORYさん。
この日は冷蔵庫にあるものに少し買い足して作ったそう。愛を感じます。

ーーなぜEngineer.Okinawaを選んだんでしょうか?

私はシングルファーザーで、高校生の娘がいるんですが、娘が高校を卒業して進学するとなったときに、今の収入では学費を捻出するのが難しいですし、尚且つ、今ひとり親世帯だから貰えている助成金が、子どもが高校を卒業したら貰えなくなるんです。

この先、入ってくるお金が少なくなるとなると、今のうちに収入を上げていかないといけないとなったときに、副業でホームページの受託制作をやってはいたけど、収入を補填できるほどコンスタントに依頼が来るというわけでもなくて、時々依頼が入ってくるぐらいで。

色々悩んだ挙げ句、ITエンジニアも諦めようとしたんですが、そんな矢先にEngineer.Okinawaが開校するという記事を見つけました。そこに「なりたい人がエンジニアになれる環境を実現する」っていうメッセージが書かれていて、そこに惹かれて。

“こんな年いったおっちゃんでもなれるかな”と思いましたが、収入面のこともあったし、ずっとなりたかった思いもあって、カウンセリングに申し込みました。

ーー入会して1ヶ月が経ちますが、学び始めてどうですか?

うーん、やっぱり授業についていくのが大変ですね。
自分の理解スピードでは授業の中で習得しきれないところがあるので、授業の録画動画を何回も見て、授業で追いつけなかったところを合間時間でやらないと難しいかなと思っていますね。

私の職場は結構、融通がきいて定時には帰社できるので、学習時間は確保できています。とはいえ、家に帰っても勉強以外にやることがいっぱいあるので、家事を終わらせた上で、学習時間を作っています。

ーー授業がある日はどんなスケジュールで過ごしていますか?

授業がある日のスケジュール。
授業が終わったらなるべくその日のうちに振り返る。

朝はだいたい6:30頃に起きて、朝ごはんを作って、娘は通信制の高校に通っていて週3日登校みたいな感じで全日制と違うので、学校に行く日は朝ごはんを食べ終わって途中までは一緒に通学・通勤しています。

仕事は9:00に出社して、お昼時間に一旦自宅に戻ってきて自分のお昼ごはんを取りながら簡単な夕飯を準備して、また仕事に戻り、18:00に帰宅して、夕飯の準備をしてから18:30からEngineer.Okinawaの授業に出ます。

授業が21:00に終わってからは、食事を取ったり、お風呂に入ったりしてから23:00頃まで勉強して0:00には寝ます。あとは平日足りないところを土日の時間を使って学習しています。

ーー家事や仕事など必要な時間以外は学習に充てているんですね。講義の中で印象に残っていることなどありますか?

本当に物覚えが悪くなっていて、授業中はチンプンカンプンなこともあるので、聞き取れなかったとか理解が弱かったところを録画で助けられています。
講師の方が「振り返りする時はココをもう1回見てください」とアドバイスしてくれるので、そこを重点的に振り返るようにしています。

自宅での学習中の様子。
娘さんに撮ってもらったのだそう。愛を感じます。

ーー学習中に、どうしても詰まってしまうこともあると思いますが、そういうときの息抜き法ってありますか?

私は一旦、夕飯作ったり家事したり、ちょっと違うことを一回挟むようにしています。

夜に詰まったときは、一旦寝て、朝起きたときに思い出して解決するっていうことはやっぱりあって。それなりに睡眠も大事なんですよね。

ーー卒業後はどのようにお考えですか?

やっぱりITエンジニアとして転職してみたいですね。高校時代になりたくて挫折して逃げたっていうのはずっと残っていて、どこかでまだ諦めきれてないだろうなって。

ある程度、子育ても離れてきているので、自分のことを考えられるようになったからこそ、挑戦したいと思っています。

ーー引き続き、一緒に頑張りましょう!ありがとうございました!😊


ここまで読んでくださった方へ

『Engineer.Okinawa』では、プログラミング学習未経験から、ITエンジニアとしての実務経験を積んで、ITエンジニアとしてキャリアチェンジしたい方を育成支援をしています。

のりさんのようにITエンジニアを本業としたい方に、ITエンジニアに必要な「技術力」「ソフトスキル(考え方や思考法)」「チーム開発力」を一から養います。

パソコンでWordやExcel、PowerPointなどの作業ができる、タイピングができる方なら、プログラミング学習が未経験でもスタートできます。

【スクール概要】
対象:高校生相当(16歳以上)の方
※中学生以下で入会を希望される方、またはエンジニアの仕事を知りたい方は、無料カウンセリングでご相談ください。

🪸Basicコース
・プログラミング基礎
・最短学習期間1ヶ月(4週間)
・毎週月曜・木曜の18:30〜21:00

🏝️FrontEndコース
・フロントエンド
・開発環境
・最短学習期間1ヶ月(8週間)
・毎週火曜・金曜の18:30〜21:00

🌺BackEndコース
・バックエンド
・DevOps/インフラ
・最短学習期間2ヶ月(8週間)
・毎週月曜・木曜18:30〜21:00

FrontEndコース、BackEndコースまで修了した方は、Advanceコースで実務経験を積んでいきます。

コース開講は毎月予定しています。

▼こんな方に来てほしい
・モノづくりを通して影響力のある仕事がしたい
・手に職をつけて在宅で仕事をしたい
・ITエンジニアにキャリアチェンジしたい
・沖縄から全国や全世界で使われるサービスを創りたい

入会には、無料のカウンセリングへの参加が必要です。
カウンセリングへのお申し込みや、スクールの詳細は、ホームページをご覧ください。公式SNSでは、日頃の活動の様子を発信しています。