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人事部長からナレッジ開発責任者へ。チャレンジするすべての人に、武器となるナレッジを届けたい。【わたしがEVeMではたらく理由】

EVeMではたらく人にスポットを当てた連載企画。
今回はナレッジ部門の辻本さんに、EVeM入社までの経歴や、今後の目標などを聞きました。
ぜひ最後までお付き合いください! 

辻本 知範

株式会社ディー・エヌ・エー、GO株式会社(旧株式会社Mobility Technologies)を経てEVeMに参画。
VP of Knowledge Developmentとして、プログラムやコンテンツのベースとなるナレッジの設計・開発を担当。
東京大学大学院を卒業後、ディー・エヌ・エーに入社。入社2年目で中国事業の立ち上げメンバーとして中国に駐在し、コンテンツ移管や運用プロジェクトなど多数の案件を担当。また現地法人との合弁会社の立ち上げに参画し、60人規模の会社の副代表を務めた。ヘルスケア領域の新規事業立ち上げを経験した後、人事にジョブチェンジし、オートモーティブ事業の事業部人事を担当。
事業統合に伴いタクシーアプリ「GO」を運営するGO株式会社(旧株式会社Mobility Technologies)の人事責任者として、200名規模同士の組織統合を牽引。
統合から2年で、人事制度・評価制度の刷新、融合した新組織のデザイン、年間100人ペースの採用の立ち上げ、人事部組織の倍増などあらゆる面で会社の組織づくりを支えた。


人事部長から、マネジメントのナレッジ開発部門へ

ーー現在の業務内容を教えてください。

新設されたナレッジ部門という部署で、新しい型を開発したり、型をうまく実行するためのノウハウや事例を生み出すVP of Knowledge Developmentを担当しています。
これまでの人事キャリアとは違った新たなチャレンジですが、ベンチャーでチャレンジしているすべての人に、より良いナレッジを届けられるように頑張りたいと思っています。

ーーEVeMとの最初の接点は個人向けスクール『EVeM MANAGEMENT ACADEMIA』(以下:アカデミア)でしたよね。

DeNAのオートモーティブ事業部の人事から、Mobility Technologiesの人事部長になり、責任領域が大きく広がったことがマネジメントを学ぼうと思ったきっかけです。
今までのマネジメントを見直しアップデートするために情報収集をしていたタイミングで、偶然アカデミアの募集が目に入りました。

実は長村さんはDeNA時代の上司で、当時から物事を抽象化して言語化する能力が凄い人だという印象を持っていました。DeNAには長村さんが作った「マネージャーの心得」という資料が未だに残っていて、代々受け継がれています。
そんな長村さんが運営するスクールなら間違いないだろうと思い参加を決めました。

ーーアカデミアではどのような学びがありましたか?

やはり、マネジメントというこれまで属人化されてきたものを、型化して誰でもできるようにしたところに純粋に驚きました。
最近もあるユーザーが、「EVeMに出会うまでは、マネジメントは経験値とコミュニケーション力がすべてだと思っていたので、それを短期間で習得するのは無理だと思っていた」とお話されていました。まさにアカデミアに通う前の私も思っていたことですし、まだまだ世間一般ではそのように考えられていると思います。
「マネジメントは経験値とコミュニケーション力」というこれまでの考え方に対して、EVeMが提示する方法論は「マネジメントを型で捉えて実行する」というものです。
実際にアカデミアを受けてから、私自身のマネジメントもアップデートされました。

ーースクール卒業後は、初のEVeM認定トレーナーとして活動されましたが、トレーナーをやろうと思った理由は何だったのでしょうか。

当時は自分のスキルアップのためという理由が一番大きかったです。
特に人事などのコーポレートサイドの人のスキルアップには、自社のナレッジだけでなく他社を知ることが非常に重要だと思っているので、認定トレーナーとして様々な会社に関わることができるのは大きなメリットだと思いました。

あとは、人に教えることでアカデミアで学んだことを忘れずに磨き続けられると思ったからです。
3ヶ月のスクールを終えて、次の日から急にマネジメントが上手くできるようになるわけではありません。アカデミアで学んだ正しいフォームを使って日々アウトプットしなければ、「学んで満足」で終わってしまいます。
認定トレーナーとして周りの人にも体系的なマネジメント理論を教えることで、本業にも必ずプラスになるだろうと思いオファーを受けました。

実際に認定トレーナーとして活動する中で、人に教えることで自分もマネジメントスキルを磨くことができましたし、他社との関わりの中で得られたことは想像以上に大きかったので、結果的に本業にもプラスになり非常に良かったです。

自分でも気付いていなかった才能を見出し、活かそうとしてくれた

ーー転職を考えたのは何がきっかけだったのでしょうか。

前職について、今でも本当に良いサービスでビジネスとしても素晴らしいと思っていますが、今後のキャリアを考えた時に、人事のスペシャリストを目指したいというよりも、事業を生み出す現場により近い場所に行きたいという思いが強くなっていました。

転職活動を始めた時は、やはり今までの人事キャリアでのオファーをいただくことが多く、人事以外での転職は難しいのかと思っていたのですが、長村さんに転職を考えているという話をした時に、EVeMで新設するナレッジチームとしてジョインしてほしいというオファーをいただきました。

自分で新しいものを生み出したいという私の希望にマッチしていましたし、副業をしている時からパーパスやビジョンに共感していたので、その時にはすでにEVeMにジョインしたいという気持ちは大きかったです。

ーー様々な要素があると思いますが、EVeMにジョインを決めた一番の理由は何ですか?

EVeMの「人の才能を信じる」考え方が体現されたオファーレターです。

なぜ人事ではなく、新設するナレッジチームの1人目としてオファーなのかという理由が、「辻本の物事を抽象化して構造化する才能を、EVeMのナレッジチームで最大限活かしたい」というように書かれていて、私自身も気付いていなかった才能を見出し、活かそうとしてくれていると感じました。

人事としてこれまでオファーレターをたくさん出してきましたし、逆にもらった経験もある中で、こんなに気持ちの込もったオファーレターは見たことがないと思い、それが一番の決め手になりました。

マネジメントは時間を忘れて夢中になれるテーマだった

ーーマネジメント領域でチャレンジすることを決めた理由を教えてください。

マネジメントについて考えている時間が楽しいからですね。
前職の人事も苦ではなかったですし、職種としては一番長く続いているのが人事でした。
その2つの共通点が、どういう仕組みにしたらこのチームの力を最大限発揮させられるか、というテーマだったからだと思います。
仕事だから考えないといけない、というよりも自分が時間を忘れるほど夢中になって取り組めることを仕事にできているのは幸せですね。

ーー入社してみてギャップはありましたか?

もちろん副業で関わっていた時からパーパスやビジョン、ミッションへの共感はありましたし、働いている人たちのことも好きなので、あまりギャップは感じていないです。
入社して変わったところで言うと、クライアントとの関わりがより深くなったと感じています。
ユーザーインタビューで生の声を聞く機会が多くなったことで、改めてクライアントに与えるインパクトの大きさをリアルに実感することができています。

マネジメントの負債が原因で起きる不幸を無くしたい

ーー辻本さんがEVeMで実現したいことは何ですか?

短期的には、今開発中のナレッジを提供し、クライアントの役に立っているという状況を早く作りたいです。
中長期的には、パーパス”すべてのチャレンジにマネジメントの力を”の実現ですね。
副業で関わっていた時から、EVeMの掲げるパーパス、ビジョン、ミッションに共感していましたが、あくまで外から見て良い会社だなと思っていた状態でした。
現在ジョインして約2ヶ月が経ち、「EVeMが目指す未来を実現するために自分はこういうことをしたい」というように、自分の仕事とEVeMが目指す未来とのリンクが日を追うごとに強くなっています。

ーー今後さらにEVeMを広めていって、どんな未来を創りたいですか?

まず第一にEVeMのパーパスである「すべてのチャレンジにマネジメントの力を」が実現し、1つでも多くのチャレンジがカタチになる世界を創りたいと考えています。

あと、個人的な想いを少し足すと、正直私自身もこれまで「事業成長が第一で、人は資材である。事業が成長するためには多少の犠牲は仕方ない。」と思っていた部分もありました。

それでも、事業が成功している裏に誰かの強い恨みの声があるという状況が発生しているのを見聞きする度にモヤモヤは感じていました。

EVeMが広まることで、事業も成長し、人も成長するというwin-winの関係が増える、そして事業成長のために犠牲になるというケースが減る。
そんな未来を創っていきたいなと思っています。

ーー最後に、EVeMに興味を持ってくださっている方へのメッセージをお願いします!

EVeMの掲げるパーパス、ビジョン、ミッションに共感していて、自分の才能をこういう風に活かしたい!と思う方は是非一緒に働きたいと思っています。

ナレッジチームに限定すると、自分たちも実験台ですし、様々な会社のケースを間近で見ることができます。あらゆる現象を学びにして、理論としての完全性と実用性の両方を持ったナレッジを開発するー。そんな仕事にワクワクする方にとっては非常に楽しいのではないでしょうか。

また、スタートアップで人事をやりたい方にもおすすめです。
EVeM自身もベンチャーですし、クライアントの多くがベンチャー企業なので、スタートアップ人事でキャリアアップしたい方にとってはかなり良い環境だと思います。

ーー辻本さん、ありがとうございました!




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