見出し画像

EVeMの型を一般化し、マネジメント領域に変化を起こす

特別訓練を受けたEVeMの認定トレーナーに、法人トレーニングの講師や「Emo」の担任といった仕事の面白さや醍醐味を語っていただくインタビュー連載企画、第3弾は、Retty株式会社プロダクト部門執行役員VPoPの野口さんに話を伺いました!

Retty株式会社
野口 大貴


京都大学文学部卒業後、株式会社SpeeeにてWebマーケティングのコンサルタントやグローバル・メディアのWebディレクターを担当。2015年Retty株式会社に入社後、新卒採用責任者やプロダクトマネージャーとしてプロダクトグロースを牽引。現在はプロダクト部門執行役員VPoP。


感覚ではなく型を使ってマネジメントを教えることの重要性を実感


ーーPMとしてご活躍されている野口さんですが、EVeMの認定トレーナーになる前のマネジメントに対する考え方はどのようなものだったのでしょうか?

マネジメントについては書籍や研修でインプットをしてきたので比較的得意な感覚がありました。日頃から意識していた”一人ひとりに寄り添う”、”会社の戦略からチームの目標に落とし込む”といったことはEVeMの型にも共通していると思います。
ただ、自身のマネージャーとしての仕事は上手くいっていた一方でマネージャー育成については課題があり、自分ができることと人に教えることのギャップの大きさを感じていました。
自分の中で、なんとなく”この場合はこうすればよい”というメソッドは持っていたものの、いざ質問された時に明確に言語化された答えを示せているわけではありませんでした。

ーー自分ができることと人に教えられることは全く違うスキルですよね。では、EVeM認定トレーナーとして人に教えるスキルを身につけてから、Retty社でのマネジメントでも変化はあったのでしょうか?

EVeMの型を学んでからは人に教える時にフレームワークがあることのメリットを強く感じていて、実際にRetty社でも活かせています。私だけでなく、チームメンバー自ら「ベンチャーマネージャーのマニュアル」を引用して会話することもあり共通言語化されつつありますね。
Rettyではプレイヤーとして成果を出してそのままマネージャーになる人が多いので、そういったマネジメント未経験の人に感覚ではなく言語化されたフレームワークで教えられることで、再現性のあるマネジメントができるようになるのではないかと思っています。

ユーザーへ熱狂が伝播するのがトレーナーの醍醐味

ーーRetty社でも認定トレーナーのスキルが活きているのは嬉しいです!野口さんはEmo4期のクラス担任を務めていただきましたが、3ヶ月間の率直な感想を教えてください。

3ヶ月間毎週集まるという密度が高いコミュニケーションの中で、明らかに受講生の方が成長していく様子を見れたことは貴重な体験でした。担任トレーナーという立場ながら私自身も多くのことを学ばせていただき、率直にありがたいなと思います。
改めて人の成長をサポートできることの嬉しさを感じましたし、受講生の成長の先にその方のメンバーや会社の成長があると考えると意義深いですね。

ーー人の成長に関わることが好きなんだと伝わってきます!受講生の成長を感じた印象的な場面はありますか?

3ヶ月間の集大成となる最終発表が特に印象的でした。”課題だからやる”ではなく、マネジメントの型を実装することの意義を心から感じているからこその前のめりなアウトプットが生まれていて、自分のスキル獲得の為だけでなく会社全体に活かそうと真剣に考えていることが伝わりました。
私たちトレーナーの熱狂が伝播する瞬間に立ち会えて鳥肌が立ちました。

ーー受講生と向き合う上で意識しているスタンスはありますか?

一人ひとりの得意不得意を把握した上で寄り添うことは特に意識しています。
ベースとなるEVeMの型を学んでもらうことはもちろん、苦手を克服する、強みを言語化してさらに磨いていく、感覚ではなく人に教えられるようになるといったことをサポートしていきたいと思っています。

PM業界の変化を見てきたからこそ、未開のマネジメント領域でもEVeMの型を中心に良い変化を起こしたい


ーーありがとうございます。EVeMの型が広がっていったらどんな未来が待っていると考えていますか?

スタートアップ業界が好きでEVeMにも共感しているので、EVeMの型がスタートアップでの一般言語になると想像するとワクワクしますね。まだ未開の地であるマネジメント領域で、EVeMの型が一般化され誰でも学べるようになれば、より事業に集中できる会社が増えて日本のスタートアップが強くなるのではと思っています。

プロダクト開発領域でも、PMの業務は属人的でセンスがものを言うと思われていましたが、ここ5年ほどで言語化されたフレームワークが広まり、多くの人がそれに基づいて発信するようになってきました。それによって、良いものを他の会社が取り入れられたり、PMとしてのスキルや成果が可視化され採用もしやすくなったりと業界全体に良い変化が起きました。
その変化をリアルタイムで見てきたからこそ、マネジメント領域でも同じことが起きると思っていて、その中心になるのはEVeMだと確信しています。
もっとポテンシャルがあると思っているので、私も一緒に広めていきたいですね。

ーー是非一緒にその未来を作っていきたいです!では、野口さんが今後EVeMでやってみたいことは何ですか?

プロダクト開発では”フレームワークに則って自分はこういう成果を出しました””新しいフレームを生み出しました”というカンファレンスの登壇がよくあるのですが、マネジメント版のカンファレンスも是非やってみたいですね。EVeMの型がスタートアップのマネジメントの共通言語として一般化していくためには、EVeMの中の人以外もEVeMの型を使ってマネジメントを語る場が必要だと感じています。

モノづくりに携わりながら、トレーナーとしても成長していきたい


ーーEVeMに共感してくださっているのを感じます!EVeMのどんなところに共感していただいているのでしょうか?

洗練された方法に則っていながらも、創意工夫でオリジナリティを出す仕事のやり方が非常にスマートでベストプラクティスだと感じています。
人で言うと、皆さん純粋に仕事を楽しみながら極めていこうという遊び心があり、ビジネスマンとして優秀で熱意を感じるところが好きです。それぞれのバックグラウンドからマネジメントに対する想いを持っていて、その熱量によって自らユーザーの熱狂を生み出そうとしているのが伝わってきます。

ーーありがとうございます!最後に野口さんの今後のキャリア展望と、EVeM認定トレーナーとしてどのように成長していきたいかについて教えてください。

自分たちの考える世界観や解決したい社会課題への想いを形にして、ユーザーさんがハッピーになって社会も良くなっていくーー。
そんな光景を今までのキャリアの中で見て、幸せとやりがいを感じてきました。今後も引き続きプロダクト作りに関わり続けて、その中でもっと大きなインパクトを生み出せるようになっていきたいです。

EVeM認定トレーナーとしては、さらにユーザー一人ひとりの個性を活かして強みを発揮させられるように引き続き勉強していきたいと思っています。
まだトレーナーとして守離破の守の段階なので、自分の経験も型に乗せて伝えられるようになり、トレーニングによってユーザーの劇的な変化を生めるように成長していきたいです!


〈採用広報チームより〉

いかがだったでしょうか?
今回は、開発現場でPMとしてご活躍しながら、EVeM認定トレーナーとしてもユーザーサクセスやプロダクト開発に携わっていただいている野口さんにお話を伺いました。
プロダクト領域での変化を見ているからこそ、EVeMの可能性を感じ一緒に未来を作っていきたいと語っていただき嬉しい気持ちでいっぱいです!
野口さん、ありがとうございました!

EVeMでは、認定トレーナーを含めさまざまな職種で新しい仲間を募集しています。
興味を持っていただけた方のご応募をお待ちしています!

▼認定トレーナーの採用要件はこちら

▼EVeMの採用ページはこちら

▼法人向けサービス:マネ型

▼個人向けサービス:Emo


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?