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ステークホルダー全員の幸せを目指して、未来志向で挑戦し続ける組織へ【株式会社AlbaLink】

株式会社AlbaLinkは全国のあらゆる訳あり空き家の買取再販をメインとする不動産ベンチャー企業だ。
事業も組織も急成長する中で人財への投資に力を入れる同社は、今回さらなるマネジメント強化のためEVeMプログラムを導入した。代表の河田氏が語る導入後の変化と今後目指していく組織とはーー。

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組織が拡大するにつれて、徐々に違和感が数字に現れ始めた


ーーEVeMを知ったきっかけと、当時抱えていたマネジメントの課題について教えてください。

株式会社Leo Sophia Group代表の内木場さんから紹介されたことがEVeMを知ったきっかけです。
当時は従業員数10名ほどで組織全体も見えていたので、まだはっきりと課題が浮き彫りになっていない状態でしたが、プログラムを受ける中でどんどん課題が顕在化してきました。
一番大きな課題は、組織の拡大に伴い経営陣の考えていることが全社に浸透しづらくなり、”どこか上手くいっていない”という違和感が少しずつ数字に現れてきたことです。

ーー経営陣の考えていることが浸透しづらくなったことにはどのような要因があったのでしょうか?

経営陣とマネージャー陣での会話はかなり密に行っている自負はあったのですが、代表の私が自然にやってきたことが明文化されていない状態でしたので、マネージャーが増えるにつれてどうしてもギャップが生じてしまったことが大きな要因だと考えています。
現在は業務委託含め約25名まで組織が拡大しており、3,4人のチームが複数ある構造型の組織体制になっているので、このタイミングで会社としてのマネジメントの指針を作ることは非常に重要だと捉えています。

ーー導入までの意思決定が非常に早かった印象があるのですが、EVeMを導入した決め手はどこだったのでしょうか?

内木場さんにご紹介いただいて、すぐにEVeM代表長村さんの著書「急成長を導くマネージャーの型」を読みました。
著書を読み、「マネージャーとメンバーは役割の違いでしかなくイーブンな関係である」「メンバーの本質的な成長・成功にコミットすることがマネージャーのベースとなるスタンス」という根本的な考え方に共感していたので、お話する前から導入には前向きでした。
また、私は社会人経験がなく組織での働き方を知らないまま起業しているので、マネジメントについていつかはプロに教わることが必要だと思っていたという背景もあり、紹介していただいてすぐに導入を決めました。

個人としても組織としても、やるべきことが明確になった


ーー河田さんご自身が経営プログラムを受講して良かったと思う点はどんなところでしょうか?

私は、私自身はもちろん、家族、従業員、顧客、パートナー企業といった、これまで関わった人たちの未来がなるべく良くなってほしいと心から思っています。
EVeMの考え方にも共通している部分があり、この考え方は間違っていなかったという確認ができたことが個人的には良かった点です。
あとは、組織としても個人としてもやるべきことがかなり明確になったことも大きいです。
弊社で一番重要な位置付けになったのが戦略で、目標〜重要アクションまでを一気通貫して運用していかなければならないとわかりました。
その仕組みを構築するのが難しく、まだ100%活用できている訳ではないのですが、今後特に注力したいテーマの1つですね。

ーー今回マネージャープログラムも2名の方に受講いただきましたが、河田さんから見て良かった点はどんなところでしょうか?

今回受講したマネージャーは2人ともマネジメント経験者だったのですが、マネジメントスタイルや理想とするマネージャー像はバラバラな状態でした。
属人的なマネジメントではメンバーが混乱する恐れがあったので、全社が同じ方向を向いて走るための共通言語ができたことは非常に良かったです。

ーー共通言語が生まれたとのことですが、実際にどのような変化があったのでしょうか?

先ほどお話したように、弊社がEVeMプログラムの中で一番大事にしているのが戦略の部分です。基本的に戦略ベースで話をするようになり、特にKPIについてはよく話題に上がります。
正直に言いますと、私自身KPIの必要性について初めは懐疑的でした。というのも、起業するまで組織に属したことがなくKPIに馴染みがなかったですし、不動産業界でも目標以外の指標はあまり重要視されていない感覚がありました。
ですので、“そもそもKPIとは何か”という状態から始まりましたが、講義を受けてこのフレームワークを管理・推進していけば全体が最適化されることに腹落ちできました。

出典:ベンチャーマネージャーのマニュアル

戦略をベースに、速いスピードで成長のサイクルが回る組織へ


ーーEVeMプログラムが社内に実装できたら、どのような未来が待っていると思いますか?

戦略の策定とそれを定期的に見直す仕組みまでできていたら、一定自走できる組織になれるイメージを持っています。
一人ひとりが自走できることで経営陣やマネージャーの思考する時間が増え、どんどん新しいことに挑戦できるようになるーー。
そんな良い連鎖が続いていく組織を目指していきたいです。

ーーアルバリンクさんとしては、今後どんな組織を作っていきたいですか?

会社として掲げている大事にしたい価値観にも共通するのですが、合理性が高くスピード感のある組織を作っていきたいと考えています。合理性を追求するためには無駄なことを削ぎ落としていくことが必要で、そのためには今採用している方法が最善なのか考え変化し続けることが重要です。
そうして”会社の未来が良くなることでステークホルダー全員の未来も良くなる”という正のサイクルが高速度で回ることが今後の目標です。

ーー本当に人想いの会社だと改めて感じました。では、河田さんが社員の皆さんに求めていることは何かあるのでしょうか?

自分の未来は自分でしか責任が取れないので、経営陣から降りてきた業務をそのままするのではなく、目の前の業務の意味やどんな未来に繋がっているかを考えてほしいと思っています。
“自分自身がこうなりたいから今のこの業務をしているんだ”
”明日一歩でも前進するにはどうしたらいいか”

そういったことが自然に考えられるような働き方をしてほしいです。
早くから自分の未来を考える癖をつけることは、もし将来転職したとしてもその人自身にとって意味があることだと思います。

ーー現在採用を強化中だと伺っておりますが、一緒に働きたい人はどんな人でしょうか?

とにかく誠実な人ですね。未来志向で合理的でスピード感があり成果を出せる人は会社の利益という面では良いのかもしれませんが、その人が不誠実だったら一緒に働きたいとは思いません。
もちろん能力も大事ですが、アルバリンクとしては誠実であることを一番大事にしています。

ーーありがとうございます。最後に、EVeMプログラムはどんな会社におすすめでしょうか?

成長を目指す会社なら、長い目で見た時に投資対効果は非常に高いと思います。”あの時やっていて良かった”と思うでしょうし、一番投資すべきポイントではないでしょうか。
具体的には、弊社と同じように10〜20人の規模でまだ課題が明確になっていない会社には是非おすすめしたいですね。

ーー河田様、ありがとうございました!


EVeM HERO INTERVIEW
インタビュイープロフィール

株式会社AlbaLink
代表取締役 河田 憲二 氏


1987年生まれ、大阪府出身。国士舘大学政経学部卒業。
大学卒業後は家業の手伝いなどを行う傍らで着手していたメディア事業を法人化。
その後メディア業を上場企業に譲渡し、不動産業に転身。

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