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重度訪問介護で実現する自分らしい生活:ALS利用者様のケース

こんにちは。土屋訪問介護事業所新潟 サービスマネージャーの三膳玲です。私たちが提供している「重度訪問介護」サービスは、まだ認知度が低いこともあり、本当に必要としている方に届き切れていないことが現状です。

今回は、私たちが提供している重度訪問介護サービスについて、30代男性・ALSのご利用者様の具体的な事例を交えてご紹介します。
(※掲載許可を取っています)

ご家庭のスタイルに合わせたご提案

利用者様は、デイサービスや短時間サービスを使いながらご自宅で生活されていました。その状況の中で、相談員さんよりサービスに穴が開いていた夕方の短時間支援のご依頼を頂きました。
奥様もお仕事があり、保育園に通うお子様いらっしゃるという背景や、ご本人様のご希望をお伺いした上で、重度訪問介護サービスを使った生活をご提案しました。

サポート内容

現在は、平日の長時間サービスと夕方~翌朝までのサービスを週に数回ご利用いただいています。
日中のんびりとお過ごしになるサポートをしたり、外出等に付き添ったり
また、自宅のトイレでの排泄を強く希望されている中で今までの短時間サービスの中では実現できないこともありましたが、重度訪問介護を使うことにより時間を気にせずご希望を叶えることができています。

長期的なサポートの結果

今までお子様に合わせて早い時間帯に就寝されていましたが、当社のヘルパーが夜間入ることでインターネットやテレビを楽しむ時間が取れたり、奥様はお子様と一緒にゆっくり睡眠が取れるようになりました。
また、奥様が介護にかかる時間が減り、お仕事の日数を増やすことができました。さらに、日中の長時間サービスの日に合わせて奥様だけだと中々連れていけなかった、映画館やショッピングなどもヘルパーが同行することで気軽に出かけられるようになりました。
今後も遊園地に出かける計画を立てるなど、自分らしい暮らしの実現のお手伝いをさせていただいています。

サービス提供事例について

土屋訪問介護事業所のウェブサイトには、50以上のサービス提供事例を掲載しています。

・そもそも、重度訪問介護を使える対象なのか?
・費用はどのくらいかかるのか?
・どんな支援をしてもらえるのか?

疑問点等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。