見出し画像

重度の障害がある方の「生き方の選択肢」を増やす――施設様にて重度訪問介護の説明会を実施しました

こんにちは。土屋訪問介護事業所よこはま エリアマネージャーの内田慶です。
厳しい残暑が続いていた9月中旬、神奈川県鎌倉市の施設にて重度訪問介護についての説明会を行いました。

説明会の流れ

今回の説明会は、施設様の会議の中で冒頭20分ほどお時間をいただいて、約30名のケアマネージャーの方々に下記のご説明をいたしました。

  1. 重度訪問介護とはどのような制度なのか

  2. 障害福祉サービスの「居宅介護」と「重度訪問介護」の違い

  3. 見守り支援とはどのようなものか

  4. 対象となる方、自己負担額について

  5. サービス開始までの流れ

  6. 手続きについて、利用の仕方

  7. 実際のサービス事例

  8. 当社のご紹介

「重度訪問介護」とは?

重度訪問介護とは、重度の肢体不自由または重度の知的障害もしくは精神障害により行動上著しい困難を有する障害者であって常時介護を要する方に対し、身体介護(入浴・排せつ・食事・着替えの介助等)、家事援助(調理、洗濯、掃除、生活必需品の買い物等)、外出時における移動中の介護等を総合的に行うことが可能な、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの制度です。

本制度はまだ十分に知られておらず、対象者はいるが利用されていなかったり、自治体ごとの支給決定時間に差があるなど地域格差もあるのが現状です。しかし、重度訪問介護の需要はとても高く、潜在的な利用希望者も数多く存在するなか、この制度をまずは知っていただくこと、広めていくことが必要不可欠であると感じています。

「重度訪問介護について詳しく知りたい」「相談だけでもしてみたい」など、説明会のご依頼等ございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

重度の障害がある方にとって、生き方の選択肢となるように

重度の障害や難病の当事者の方々にとって、病院か施設以外に「住み慣れた自宅で暮らす」ことが可能になるのも重度訪問介護を活用する利点です。実際私たちも、利用者様に制度の説明をする中で、「自宅で暮らすことができるなんて思っていなかった、在宅生活が叶うのですか」と希望に溢れた想いを伺うこともあります。

「すべての必要な人に、必要なケアを届ける」

重度訪問介護が暮らし方、生き方の選択肢の1つとして世の中に広まり、VISIONである「だれもが互いの可能性を信じ、 自分らしく生きられる社会」を実現できるよう、私たちは取り組みを続けていきます。

ご相談・お問い合わせはこちらよりお待ちしております。