地平線の向こう側へ

2024.5.5
Kolokol 6th Anniversary ONEMAN SHOW
「Beyond the Horizon」
at GORILLA HALL OSAKA



いやあ、ついに終わっちゃったなあという余韻がいつまでも残る今回のワンマンライブでした。
終わった後に感情のままに呟き続けたので、まあいいかなと思いつつも、やはり歴史の本文にこの一頁を刻んでおくべきだとペンを握りました。
セトリをなぞって私視点的に追体験した前回だったので、今回は当日の様子を交えながらやってみようかなと。

東京に続いて、この日も晴れ。
まさにSundance日和であり、Kolokol=雨☔のイメージを払拭する第二の始まりを象徴するような快晴。
大阪に着弾したオタクをはじめ、まず向かったのは聖地道頓堀。


 

すごない????

いや、すごい!!!!!!!!!
なんかもうこれを観ただけでうれしい気持ちが溢れましたね。

カメラを構えて待機するオタク、絶対かわいい。

テンション上がったまま少し早いが会場に向かうことに。
ご飯でも食べるかと思い階段をのぼるとそこにはなんと、きの担の姿が。
君の名は。かと思いましたね。

というわけで、せっかくなのでそのままCheers🍻

kinosaki

人といるときにしかお酒飲まないようにしてる私の酒を飲む姿を見るのは実はウルトラレア。(そうなんや)
おめでたい日だからね。

思いがけぬ邂逅に、まだ残る前回の東京の余韻を含めて語り合うとても素適な時間でした。感謝。

そうして前物販。
前回早くも枯れたらんちぇきを求め、既にできている列に並ぶ。

売れたなあ……


年始の主催からちょうど4か月かあ早いなあとか思いながら迷路を進む。


モニュメント
これは西谷さんとは関係のないところでの誤字。


日が沈み、刻一刻と迫る開演のとき、そして終わりの時。
楽しすぎて忘れていた、いつか終わってしまうということ。
東京のSundance始まりがなんとなく予感の通りで、今回もそれでいくか、あるいはStarlitが本命一番人気だったと思います。
大阪、タコわきハッチャケセトリ説がまことしやかにささやかれるなか、開演前には音楽が流れていました。一瞬きのちゃんかな?とか思いましたが東京でやってなかったので会場側のか~とかぼんやり考えながら、徐々にフロアは人で埋まっていきました。


東京とは対照的な、明るくわくわく感のあるSEが流れ始め、まるでこの町にサーカスがやってきたかのような盛り上がりがじわじわそわそわフロアから溢れていました。

そう、本当に、サーカスが、来た。

登場するや眠りにつく4人。

跳び始めるオタク達。
SEもどこかお祭りの開幕にあったようなもので、
かみーや本当にありがとうと言わんばかりの大仕事。

これほどまでにドカ沸きという表現が似合う瞬間があっただろうか。

大人になってもこれだけこどものころのように純粋に楽しめる。
歌詞も相俟っていきなり楽しい&感傷も束の間、扉が閉まると、新たな武器、リル。
東京に続いて2回目の、関西では初披露の新曲。
初期あるあるの落ち着くまでになんでもやれるあの感じ、わりと好きなんですよね。
入りが難しそうと思っていたところが改善?され、ぶっ放すあきほちゃんが火を付ける。
いきなり盛り上がった会場を急速冷凍する本の栞。

全員思ったであろう
「「「「「「ここで?????」」」」」」」

Bookmarkの曲自体も、前半と後半で動と静の緩急がある曲だという認識があったのですが、それを全体でやってくるえろさ。
空白を埋めるように生えるオタク。
普段のライブでもわりとやる曲のまた違った一面を見られたような気がしました。

続くダンスナンバー、スコール。
始まり、というわけではないかもですが、初めてのMVだったり、Kolokolといえばやはりこの曲という人も多いのではと思います。(私もそうでした)
6年経っても色褪せない。さらに磨きがかかる大切な一曲。
そこからのCompassへの繋ぎが本当に良かったですね。
新たな出発、第二章的な楽曲と位置づけているように思っているこの曲は歌詞の深みもさることながら、聞かせて、個性も光りつつ、「あ、うまいな」と思わせてくれる圧倒性、幻想的な音を操り歌う芸術性を持っています。
曲の終わりにすべてが晴れるような壮大さ。
そんな門出を祝うように乾杯🍻🥂─Cheers To Me─

Lullaby2と巷では噂。
まあ不二のトリプルカウンターが進化したあれ、みたいなイメージですかね。

対バンシリーズの最終回前に発表され、ほーほーというぐらいだったのが正直でしたが(ライブで育つやつかな~と思ってました)、今のKolokolがやる説得力がありましたね。


こういう動画をやってくれていたのが後になって沁みました。
偉い。偉いよ本当に。

あっという間に時間は過ぎ、きららタイム(MC)。

魔法のうたの穏やかさはきっと他にはない魅力で溢れていると同時に、歌詞に込められている「普通という魔法」のような概念がこれもあとになって効いてきます。
そこからRDD→Lullabyさらには千年樹からのBSS
こんな繋ぎは本当にワンマンライブならでは、ここでしか味わえない。
殆ど妄想に近いのですが、自分なりの解釈でその世界観に浸って、もっと好きになって、もっと魅了されて、もっと知りたい、観たいと思うようになったのだなあと。 
Blight Setting Sunは新たなリミックスも加えられ、より磨きがかかってこれもえろかったですね。 
特段バラード系が好きというわけではないのですが、。
そして前半戦がSigneで締められる。
もうエンディングだろ……と言わざるを得ないほどの満足感。

インタールードがこれまた良くて、ここでしか聞くことのできない(多分)のがもったいないしかし唯一無二の特別感も得られるものでした。
間奏を挟んでのSigne→クリアフレアはもう死人が出るんじゃないかというくらいの浄化作用。
こんちゃんの「涙流した」で涙が自然に出るほどの解放感。もう何もいらない。終わってもいい。(良くないけど)
新曲達の解釈もどんどん進めていきたいですね。

まあ偶然か、諮ったのかわかりませんが、

BSS→Signe
Interlude
クリアフレア→MSS
と、間奏を隔てて対照の構造になっていて、地平線の仕掛けがこんなところにも……!となってました。

After The Stormはもうこのワンマンのためにと言っても過言ではないほど、ここに向けて照準が合っていたのが予め決められていたと思えるような急激な成長っぷりでした。
さきちゃんの「歌え」
これまでとか、いろいろなことが過り、もう感無量。
ああ……と終わってから余韻に浸る間もなく、
Doodleとかいう激ヤバ曲が来たかと思えば、(対角線で本日何度目かの号泣き)
Sundance→forgive→カーニバル
という感情のジェットコースター…………。
笑ったり泣いたり忙しい。
forgiveで感極まったさきちゃんを見て、自分も同じようになり、ああ今回は笑っていられなかったやと。
そこからのカーニバル。
この歌わきわき曲でもあるのですが、
歌詞が本当に良くて、「願いは本当に叶ったよ」という何気ない歌詞でまた感情崩壊。
そして何度か触れているように、サーカスの続編と思わせる楽曲。
この日の始まりがサーカスで、カーニバル締め。
ここまでがセットだったとここにきて気づかされ、ユウキ・ナカタに完全にやられたなあ~ああ!!!!と天を仰いで笑顔になりました。

王の魂のアンコールも観られたので良かったです。
Starlit→Mr.A
でじゃんじゃん笑った後には大団円の焚火。

最後に写真を撮ったのですが、
「地平線の~」
\彼方へ~~/
ってやるのがもう完全に大ヒット映画のCMのそれでよかったですね。

後追いしてこうやって噛み締めるのも無粋なくらい、素晴らしい時間を過ごせました。


PLEVAILさんありがとう🍔🌷



そしてまだ終わりじゃない。


念願の、、、

アコースティックライブ🪗🎤

サーカス始まりだったこの日、
「叶えたいもの」がこのショーの終わりに発表されるというなんとも粋な演出。

ほんまによー!!!!

Kolokol

さいこう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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