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邪気をはらうパワースポット、秋芳洞に行ってみたらテーマパークより凄かった

「秋芳洞」は山口県にある日本で屈指の鍾乳洞です。
秋吉台国定公園の地下100mにあり、特別天然記念物に指定されています。

教科書で教わったことはあるものの、恥ずかしながら漠然としたイメージしかありませんでした。
近郊の方によると、ここは(しゅうほうどう)と親しまれ、小さな頃から遠足の定番スポットだそうです。
小さな頃からそんな環境、幸せですね!

訪れたのは、まだまだ寒い二月の終わり。
春には草花、秋には色づいた紅葉に包まれて、四季折々違った景色が楽しめそうです。

秋吉台のなりたち

このあたり一帯は日本最大級のカルスト台地です。
カルスト台地って何だっけ??
小学校のころ習った気がするけど?
それも太古の昔なので、あらためて調べてみました。

その昔、この辺りは海でした。
3億5千年もの間、積もったサンゴや貝殻などが石灰質へと変わっていきます。
土地が火山活動で隆起し、雨水が流れ込んだことで石灰岩を溶かし、この自然美を形成したそうです。

いざ秋芳洞の中へ

洞窟内はひんやりと過ごしやすく、一年を通して17度を保っているそうです。
入口から幻想的な空間が広がり、大自然に溶け込んでいるような不思議な気分になります。
透き通った泉は超神秘的。
海賊のカヌーが今にも現れそうな雰囲気です!
自然がつくり上げたリアルなアトラクションでした。

秋芳洞の総延長は11キロを超えます。

そのうち観光コースとして整備されているのは約1.2キロ。
遊歩道は鍾乳石の美しい景観をそのまま活かしつつ、よくぞここまで作ってくださった、と感激するほど歩きやすく整備されています。

百枚岩

ここは究極の映えスポットでしょう!
石灰水が長い年月をかけて波紋の形に固まったもの。
名前は百枚岩ですが、実は五百枚以上あるそうです。

有料の冒険コース(300円)

冒険家の気分で、起伏に富んだ鍾乳石を登ったり、せまい穴をくぐり抜けたりといったアスレチックコースがあります。
両手をフリーにして履き慣れたスニーカーと懐中電灯を持参しないと危ないので、今回は諦めました。
老若男女の猛者たちが、崖っぷちに下ろされたハシゴを次々と登っていきます。
頂上から見る景色は、格別なものがあるでしょう。

ご縁があれば、次回は装備を整えてチャレンジしたいと思います!

黄金柱(こがねばしら)

数ヶ所に階段がありますが、特に急勾配ではありません。
黒谷入り口付近でコースは終点です。
ゆっくりとお散歩気分でめぐることができました。

帰る方法は来た道をそのまま戻る、もしくは地上から少し回り道して戻る、のどちらかになります。
往復にかかる時間は、普通に歩いて40分、スローペースで1時間程度でしょうか。地面は、わき水で常に湿っており滑りやすいので注意が必要です。

地球から湧き起こるパワーを感じました。
日本には、まだまだ見るべき素晴らしい大自然が沢山ありますね。

100円で売られていた鍾乳石の小さなかけらを、お土産に買いました。
お守りのパワーストーンになってくれると良いな。

動画をインスタグラムにアップしています。
よろしければコチラもご覧ください。

旅ブログ↓

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アクセス

所在地: 山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1入洞

JR新山口駅より秋芳洞までバスで約40分

入洞料金

大人 (高校生以上) ¥1,300
中学生 ¥1,050
小学生 ¥700

受付時間

受付: 8:30~17:30
閉門: 18:30
※3月~11月 通常期

受付: 8:30~16:30
閉門: 17:30
※12月~2月 閑散期

※黒谷入口・エレベーター入口からの入洞は16:30迄
観光所要時間目安:約60分(往復約90分)
秋吉台(カルスト展望台)へは、途中のエレベーター口を利用できます。

駐車場

正面入り口付近

市営第1駐車場(200台)普通車500円/1日
市営第2駐車場(300台)普通車500円/1日
バイク無料(第1駐車場のみ)

※市営第1駐車場の向かい側にあるお土産物屋さん「カルスト観光堂」の駐車場は、100円/1日です。
※「カルスト観光堂」の向かい側にある「洞口荘」の駐車場は10数台程ですが、100円/1日なので、空いていればラッキーかも。
※秋芳洞の入口へ近づくにつれ料金が上がります。200円〜500円/1日の私設駐車場が数ヶ所あります。

黒谷入口付近
普通車(120台)無料

エレベーター入口付近
普通車(150台)無料




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