33rdSGアンダーライブin横浜アリーナ day2感想
noteではお初にお目にかかります、椎名です。X(旧Twitter)にて感想を呟くだけでは飽き足りず、ついにnoteに手を出してしまいました。
どれだけの方がこの文章を読んでくださるのか、そもそも私はこの文章を満足いくように書き切れるのか、今はまだ分かりませんが、なんとか、やってみようと思います。あたたかい目でご覧いただければ幸いです。
参加メンバー
今回のアンダーライブに参加したのは、33枚目シングルでアンダーとなった以下のメンバーです。
セットリスト
私が参戦したday2のセットリストはこちら。少し見づらいですが、ご参考までに。
感想
ここでは、披露された曲/曲間のMCのなかで、特に印象的だった部分について書いていきたいと思います。
M01-02. 自由の彼方〜咄嗟
私は事前に薄目でセトリを見てから参戦していたので、この2曲が披露されることは知っていたものの、自由の彼方がSeishiroさん振付で新しくなったことや、咄嗟への繋ぎがあんなにも大胆だということは知らなかったため、現場で大鳥肌を立てていました。それどころか、全曲の中でもトップレベルに好きな曲をこの目で見ることができた感動からか、あやうく涙が出るところでした。あぶない。
まず映る松尾美佑ちゃんの自信と覚悟に満ち溢れた顔、シビれましたよね。自由の彼方終盤、メンバーたちが松尾美佑ちゃんにもたれかかるようにしているシーンも印象的でした。
M04. 13日の金曜日
一般的に、背が高く手足が長いと踊りにくい、とされるなかでの松尾美佑さんのあの足さばき。松尾美佑さんのダンスはしっかりとリズムに乗って止めるところを止める、「止」のダンスが印象的だなと思います。(ちなみにもうひとりの推しメンである阪口珠美さんは、しなやかな「動」のダンスが魅力的ですよね。)
みんなからの、全力で楽しんでやるぞ!というオーラがびしばしと伝わってきました。
M05. 君は僕と会わない方がよかったのかな
33rdSGアンダーライブday2を語る上で、この瞬間だけは外せないんじゃないかと思います。いろはちゃんの歌声に、会場全体がうっとりとしていたように感じました。これは個人的なお話で、X(旧Twitter)にもポストしましたが、お孫さんの付き添いであろうおばあ様が近くにいらっしゃって、その方ハンカチをぐっと握りしめ、じっといろはちゃんやあーや、なおなおを見つめながら歌声を聴いていた姿がとても印象に残りました。
いろはちゃんには長く、永く歌い続けてほしいです。迷える誰かを救うような、穏やかでやさしいその歌声を、世界に伝え続けてほしいです。
M07. 釣り堀
真っ赤に染まったアリーナの中で歌い踊る佐藤楓ちゃん、共に踊る清宮レイちゃん、阪口珠美ちゃんがあまりにも美しかったなあ、と。私はバレエやコンテンポラリーダンスには明るくないので、詳しい解説はできないけれど、とにかくこの景色を目に焼き付けなくては、とセンターステージ(バックステージ?)をずっと見つめていたのを覚えています。
阪口珠美ちゃんの踊りは、指先、足先までも力がグッと入っているところが好きです。どんなに遠い席から、両目0.5というなんとも微妙な視力の私が見ても、「あれが珠美ちゃんだな」と分かるのは、本当にすごいことで、そのスキルを手に入れるまでの珠美ちゃんの努力などを思うと、勝手に胸がいっぱいになってしまいます。
M10. Route246
中西アルノちゃんのソロ歌唱から始まるこの曲。噂には聞いていたので、楽しみにしていましたが、とても良かったです。アルノちゃん、前から歌は上手でしたけど、最近安定感が上がって、さらに上手に、そして自然に歌えるようになったように思います。いろはちゃんとはまた違った、芯のある歌声を、この先もずっと、乃木坂の中で聴いていたいです。
M12-13. 醜い私〜甘いエビデンス
矢久保美緒ちゃんのジコチューコーナー。矢久保ちゃんはどんどん可愛くなっていくなあ、MCもどんどん上手になるなあ、凄いなあと思いながら微笑ましく見ていたところ、披露後のMCで語られた特大エモエピソードにボコボコに殴られ、泣きました。
乃木坂では、メンバーはメンバーであって、卒業した後にようやく本当の友達になれる、なんて物語も多くあるなかで、はっきりと、「親友」と呼べる矢久保美緒ちゃんと林瑠奈ちゃんの関係性を、なんだか新鮮に思う、そんな瞬間でした。
M18. 口ほどにもないKISS
これに関しては一言だけ言わせてください。
(笑)!!!!
M19. 日常
実は私、今回が初めてのアンダーライブ参戦だったのですが、日常が流れた瞬間、あまりにも会場のボルテージが上がるので、驚きました。この曲の持つ力は本当に凄いもので、感情的に踊るメンバーと叫ぶファン達に囲まれているうちに、私も全細胞を挙げてコールをし、ペンライトを振っていました。
この曲においては、やはり松尾美佑ちゃんを語らずにはいられないですよね。ライブ全体を通してもそうですが、ずっと笑っていた松尾美佑ちゃん。いい意味で、彼女には湿っぽさというものがないんですよね。
今までの「日常」は、日々にもがき苦しみ、新しい世界へ一歩踏み出すか否か、葛藤している主人公の曲であったと解釈しているのですが、松尾美佑ちゃんの「日常」は、もがき苦しむその主人公に対して、「そんなにつらいんなら、この電車、降りちゃいなよ(もしくは、降りちゃえば?)」と、神がにやりと微笑みながら囁いているような、そんな印象があるように私は感じました。
EN02. ジコチューで行こう!
これに関しても一言だけ。
あやたまハグ、ありがとう!最高!!!!
EN03. 左胸の勇気
終演後、どうしてこの曲がラストに選ばれたのか、ずっと考えていました。
この曲は、過去に私の人生を救った曲です。全てを語ろうとすると、また別のnoteが作れるくらい長くなってしまうのでここでは控えますが、とにかく、私はこの曲の"底なしの明るさ"に救われてきたのです。しかし、だとしても、この曲が披露される機会は年を追うごとに減ってきていて、今、2023年の初秋に、この曲がラストを飾ったのは何故なのか、このライブにおいてこの曲にどんな意味が込められたのか。私は、ずっと考えて、考えて、その答えを松尾美佑さんに見出しました。
たしかに落ち込むことも、自信を無くすこともあるけれど、でも、それでもひたすらに前を向く、やってやるんだ、という気概を感じるこの歌詞は、まさに松尾美佑ちゃんそのものだと感じました。
松尾美佑ちゃんは、とても強い人だと思います。
その強さを持って、彼女がどんな場所へゆくのか、私は知りたい。ふと、強くいられなくなったときに、私は彼女を支えていきたい。心からそう思わせてくれる、とても素敵なライブの締めでした。
p.s. 曲中にメンバーとファンとで「乃木坂46」と叫ぶシーンがあるのも、私がこの曲を好きな理由のうちのひとつです。左胸の勇気よ、永遠なれ。
番外編1. 冨里奈央ちゃんのMC
冨里奈央ちゃんは、乃木坂のなかで下から数えて2番目の年齢に当たります。最年少の小川彩ちゃんが全方面から甘やかされるなか、彼女はどんな心境でいるのか、私はいつも勝手に気がかりに思っていました。そんな冨里奈央ちゃんが、ライブ終盤のMCで「私も甘やかされたい」と、少し噛みながら、勇気を出して教えてくれたのは、私としてはとても嬉しい出来事でした。だってまだ、彼女は17歳なんですもん。たくさんたくさん可愛がられて、甘やかされて、すこやかに生きていてほしい。
もちろん、あーやのことも大好きだけど、なおなおのことも、私は大大大好きで、とってもかわいい女の子だと、思っているよ。どうかしあわせに暮らしてね。と、思わずにはいられません。
番外編2. 松尾美佑ちゃんのMC
松尾美佑ちゃんの口から「もっと上を見てみたくなった」という言葉を聞くのは、すごく意外なことでした。
これまでの私は、松尾美佑ちゃんはいつも一定のテンション感でそこにいてくれる子で、こちらもすごく穏やかに推すことができるから、アイドルにしては珍しいタイプの子だな、と感じていました。しかしその反面、選抜発表の際などに、「選抜に入る姿を楽しみにしているよ」や「もっとみゆちゃんを見たいよ」などと、無理に上を見るように声掛けをすることは、彼女にとってあまり嬉しくないことなのではないか、と思い、活動に関する話題はいつの間にか避けるようになっていました。もちろん、彼女自身が心地よく、健やかに活動できることが一番なので、私もそれを尊重したい、とは常に思っていますが、松尾美佑ちゃん本人の口から「上を見たい」と言ってもらえることは、やはり私にとって嬉しいことでした。無理な声掛けはしなくとも、美佑ちゃんの背中を押してあげられるような声掛けならば、これからどんどんしていきたいと、思える瞬間だったからです。
他の子を推すファンの人たちよりかは、ほんの少しだけ、松尾美佑ちゃんの魅力を知っているはずの私は、この松尾美佑の良さを、凄みを、全てを、なるべく多くの人に知ってほしいと、思ってしまうから。
彼女の言う「上」を、私も見てみたい。
おわりに
なんと、ここまで5000字ほど、ひたすらに指を動かしていたようです。自分の感情を言葉にするのは、結構難しいことだな、と、改めて思いました。(月曜2限をフルに活用しながら)
ほぼ殴り書きのような、こんなにも拙い文章を公開するのは少し気が引けるのですが、これを読んだ方からの、「分かるよ!」や「いやここはこういう意図があると思う...」など、それぞれの感想をお聞きすることができたら嬉しいなあ、と思い、勇気を持って、公開させていただくことにします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。また、私がnoteを書く機会がありましたら、その際はよろしくお願いいたします!
椎名
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?