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【旅note】元旦から女1人で気仙沼へ行ってみた。


旅は、行きたいと思った時が、行き時。

そんな言葉が染み付いてしまっている私は
ある日、突然旅に出る。

どこか遠くに行きたい!
そんな欲が東京に来て、とても薄れた。

でもこの秋から冬にかけてとてつもなく駆け抜けた私に、旅の合図が舞い降りた。

年末はゆっくり過ごすぞ〜!

それだけがモチベだったのに
結局また旅立ってるやん!って自分に突っ込んだ。

そんなこんなで今回の旅の目的地は
『宮城県・気仙沼』

数ヶ月前まで関西に住んでいた私は
東北という地域はとっても馴染みのない存在だった。

そんなずっとずっと行ってみたかった未開の地。

出発の数日前にチケットを取り、
今年の年越しは夜行バスで過ごすことに。
(これは流石に初)

私にとっての旅とは

海って繋がってるのに土地によって全然違う

移動は若干疲れるけど、
到着地に降り立ったと同時にその土地の空気を吸う瞬間が、とてつもなく好き。

その瞬間のために
旅に行くと言っても良いくらい。

そして、今回分かった。

私にとって旅って、もはやリフレッシュ

ベットで休むよりもはや元気になってる気がするねん。

新しい土地の空気を吸って
自然に触れて
凝り固まった身体と頭をほぐしていく。

その土地で出会う一つ一つが
私の好奇心を満たしてくれる。

心も身体も何だか浄化されている。

私の旅のスタイル

といっても私の1人旅は人によっては
本当につまらないと思う。笑

どこか目的地を決めてポンポンと向かうよりは
1つだけやることを決めて、
そこまでの道のりと土地を冒険するイメージ。

(絶対サイクリング用じゃないw
泊まってたゲストハウスで貸していただきました☺️🙏)

今回は気仙沼大島を自転車で一周した。

橋を渡る時なんて気持ち良すぎて
まじで、1人で叫んでた。

こんなこと、気仙沼だからできるんだよ!
(ディスってないです..もはや最高なんよ)

安波山

朝起きて登山もするし

目の前、港で良かった⚓️

地元の人がいるカフェで本も読む。

それが私にとって何とも贅沢なんよな。

私の旅のマインド

『旅に出てこんな奇跡が起こった』
『こんな素敵な出会いがあった』

よく旅のエッセイやコラムには
あたかも旅に出れば何かが変わる..!
と言わんばかりのエピソードが書かれている。

でも、そんな期待をして旅に私は出ない。

本当に奇跡が起きる時は起きるし、
何もない時は何もない。

海外でバックパッカーをしていた時
本当に孤独を感じて、ずっと泣いていたこともあるし

コロナ時代の地方のゲストハウスは
宿泊者私1人ということもたくさん。
誰とも話さない旅もある。

自分探しの旅というけれど、
結局答えは自分の中にしかない。

孤独を感じたからこそ、
普段関わってくれる人への感謝が湧く。

1人旅はそんな現実を教えてくれるところが好き。
自分1人になるから、自分とちゃんと向き合える。

でもそうやって色んな土地へ出かけるうちに
自分自身の世界への見方が変わってきた。

『世界とはのようなもの。
それを変えるにはあなたを変えるしかない。』

そんなことを誰かが言っていたけど、
本当にそうだと思う。

自分の感性を研ぎ澄ませて
自分が面白いと思うポイントを見つけていければ、旅は楽しくなるし、

自分次第で、見える世界はどんどん広がっていく。

そして、そうやって旅自体を楽しんでいると
本当に奇跡は起きてくる。

今回も程よく人と交流する機会があって
何か本当に人間って、一人ひとりにこれまでのストーリーがあるんだなって。

普段、道端でたくさんすれ違ってる一人ひとりにも。
そんな中で、旅先でこうやって出会って
会話を交わせることに感謝やなぁって毎回思う。

ホヤ!海のパイナップルって呼ばれてるんやって🍍

気仙沼という町

気仙沼は何というか、力強さを感じる町だった。

人がたくさんいるような活力が溢れている力強いではなく、
ただそこにあるという力強さ。


日本有数の漁港であり、漁師さんが海へと出ていく港町。決して海の波は優しくなく、自然の険しさも感じる。

龍ヶ崎にて

そして、震災から立ち直ってきたという
目には見えない様々な人の想いが埋まっているような力強さ。

旧気仙沼向洋高校
気仙沼大島にて

燃えるような炎ではなくて、
キャンドルに灯された、細く長く続いていく燈

そんなことを受け取った街だった。

2024年の歩み方

そんな、気仙沼という土地に
あたたかなパワーをもらった2024年の始まり。

今回の旅を通して感じたこと。

え、私、1人で旅するの上手くなりすぎてない??w

もう十分、1人で自分を満たせるし
自分の心地よいスタイルを確立してしまった。

だからこそ、今年は他者と共有することを大切にしていきたい。

そこにはきっと、1人では満たせない違う豊かさがあるから。

人と深く繋がっていくことに挑戦する1年にします。

毎度、気づきを与えてくれる旅がやっぱり好き。

今年もこんな私を、どうぞよろしくお願いします🌱

=Phots📷=

蟹味噌×焼きおにぎり×日本酒=至福
地元で有名な居酒屋ぴんぽん
店員さんのおっちゃんが最高だった..
SLOW HOUSEスタッフぼんちゃんのアーモンドトースト、これは名物級な美味しさ!
泊まってたお兄さんとおっちゃんとも色々話せた。良きゲストハウス!
ちゃんとカクテル作ってくれるBAR
オーナーさんが良い人すぎて、近所にこういう場が欲しい
常連さんが奢ってくれたビックピートの味、
忘れない!
津波から残ったといわれる『龍の松』
海の青が違う!
開放的〜
仕掛けがたくさん。良きゲストハウスでした!
ほんと誰もいない。笑
波の音ずっと聴ける
こついう自然だけを感じる場所行くと感動しちゃう
朝ドラ『おかえりモネ』の舞台だったみたい
意外と寒くなかった気仙沼
これおまけで出してくれたってやばくない..😭
ふかひれラーメン!
ふかひれって鮫のヒレだったんだ(無知)🦈
漁船たくさん
ハーモニカ定食
海鮮、お買い得だった..!

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