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会社、辞めました

私Etoile、会社を辞めました。

正確にいうと、先日、上司にやっと「会社を辞めたい」という意向を伝えることができました。

在籍中の会社を辞めるという決断は2ヶ月ぐらい前にして、そこからずっと、「今日こそは連絡しよう、いや明日には…」となかなか連絡することが出来ずに先のばしにしておりました。でもやっと、勇気を振り絞って直接伝えることが出来ました。

「自分よ、よく頑張った!」
この日は自分自身を名一杯褒めてあげたいなと思った一日でした。

なかなか連絡ができなかった一つの理由は、“会社の情報に触れたくなかった”ということがあります。上司に連絡をするには、私の場合、会社のPCを開く必要があって、そうすると自然に溜まっているメールを目にすることになるだろうし、もしかしたら上司から連絡が来ているかもしれないし、それが負担だったのです。

結局、上司のメールアドレスは同期に聞いて、私用のアドレスから上司にコンタクトを取りました。

私は直属の上司とはかれこれ1年ちょっと連絡を取っていなかったんですね。

そのことが、自分で自分を許せていなかったり受け入れてあげられなかったりしたのです。私の中で、「休ませてもらっているのだから定期的にコンタクトは取るべき。人としてそれが当たり前であって、常識である」という考えがあって、それができていない自分を受け入れられていなかったのだなと思いました。

連絡をしなかったのは、連絡をすることで、「早く回復しないと」と自分を追い詰めてしまうからなのと、忙殺されていた日々を思い出すことが負担になるからであって、そのようなしがらみからさえ一旦距離を置きたいと思ったからでした。

主治医の先生からも、それがいいと言ってくれて、「周りのことは何も心配することがない、今は自分を一番優先に考えて」とアドバイスを受けていたのにも関わらず、そこは自分の真面目なところが垣間見れて、心の奥底では自分自身を受け入れることができなかったのだと思っています。

当日ですが、もう上司の顔を見た瞬間号泣でした。自分でも泣くと思ってもなかったので、そんな自分にびっくりしたんですよね。

涙の原因は、安堵感と感謝です。仕事に関しては、業務料もかなり多かったし、プレッシャーも強かったし、個性がすぎる人もいっぱいいたし、私がメンタルを崩すまで放って置かれたと言えば、それはそうなのかもしれませんが、100%でそう思えれば楽なのかもしれませんが、そうではなく、会社や周りの人に対して、「なんやかんや本当にありがとう」という感謝の気持ちを自分は持っているのだと感じました。

上司には、包み隠さず、病状のこと、現状のこと、今後のことを全て伝えることが出来ました。

昨日まで一緒に働いていたかのように笑いあったり、会社のことを話したりで、本当にいい時間を過ごすことができたなっていう風に思っています。

来月から、私は会社員ではなくなります。

何者になるかは正直分かりません。

今までは、組織に所属をしていたから、そしてその組織を私自身が誇りにさえ思っていたから、自分に自信を持てていた部分も大きいかもしれません。

でも、これからは、どこに所属していなくとも、何をしていようとも、自分に自信を持って、「私はこういう人です!」と言えて、日々ワクワクと、何事にも楽しく挑戦して、毎日を謳歌していきたいと思っています。

何事もはじまりにはおわりがある!

一旦終わりを迎えることができるから、心機一転、新しい道にすっきりとした気持ちで進める気がしています。

メンタル疾患、アラサー、安定志向だった(であろう)この私が、今後の特段のプランもなく、会社員を辞めるだなんて、過去の私には想像ができなかったし、周囲も心配してくれている人多数。

でも、やってみないと分からない!

ノーターの皆様、是非、今後の私の活動も応援してくださるととても嬉しいです。

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