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アンビシャスは救済だったのか、それとも切り札だったのか(続)


終わったはずのアンビシャス考察の続きを書きたくなる出来事が起きた。それは5月1日に発表された、9人目の新メンバー 山中一輝くんの突然の加入

5月1日 家でのんびりしていた時に友達から「アンビがヤバい‼️」という理性を失ったLINEが届いた。
そのLINEで初めてXを開き、TLの騒がしさに気付いた。その時、TLで【山中一輝がアンビに加入】という文字の羅列を見てしまったのだが、あまりにも信じられない内容だったため全く頭に入ってこなかった。そこから急いで友達に言われるがままにFCサイトの報告動画を見た。

公開された動画にはあまりにもアンビシャスに馴染む山中一輝くんがいて、その光景は2024年上半期1番、いや、アンビのオタクをしてきて1番の衝撃だった。でもその5分後には私は何故かすんなり新メンバー加入を受け入れていた。

そもそも私たちアンビ担にはアンビシャスというグループが始まると共に、メンバーが固定では無いグループという約束とも戒めとも呪いともとれるグループの決まり事が言い渡されていた

だからなのか「まぁ最初の言い渡し通りやしな」と私はなんの気持ちの障壁も無く受け入れられたのだと思う

正直新メンバー加入にはみんなそれぞれ賛否両論あるだろうし、肯定的な意見だけでは無いのかもしれないしそれを思うのも考えるのも(だれも傷つけない範疇でなら)自由なので、受け入れられた私が全て正しい、正解でも無い。

私の場合は加入をすんなり受け入れられたし、嬉しかった。すごくすごく前向きな気持ちになった。
そう思った理由として、今回のいつきの加入はいつき個人だけではなくアンビシャスのためでもあると感じられたからというのが大きいと思う。

いつきにはアンビ年下組よりも遥かに大人っぽい顔で高校1年生、ついこの前まで中学生だったとは思えないビジュアルに驚かされっぱなしだ。河下楽さんも「イケメンの顔くれや!」と言ってしまうほどにイケメンのいつき。ダンスが売りのアンビシャスにはsnowmanやキンプリのカッコイイ曲を披露する機会が多いのでいつきのビジュアルに似合う曲をこれから沢山披露すると思うと本当に楽しみ。過去のライブの中から遡ると、個人的にはOne Another の青天の霹靂のかっこよさにド肝を抜かれた。今回のツアーではsnowmanのKISSIN' MY LIPSやアンビのRIDEといったカッコイイ曲が本当に様になっていつビックリする。大人顔の高校1年生。末恐ろしい。

今回の加入に関しては、今まで入ったダンスユニットのパフォーマンスでオタクを驚かせていた経験も大きいのかなと思った。夢祭のグランドールやあけおめフレッシュの狼青年の関ジュのダンス得意メンバーを集めたダンスユニットに選抜されるくらいの高いダンススキルを持っていたので今回のアンビシャス加入も納得だった。ダンス選抜にはアンビのダンスが上手いメンバーも沢山いるのでそこと同じ技術で披露できるいつきの加入は即戦力になるに決まっていたように思う。

そしていつきの加入でアンビはデビュー争奪戦に本格的に乗り入れられたと思った。わざわざ違うグループから即戦力になるような新メンバーを迎え入れて、初の全国ツアーで新体制としてのパフォーマンスを披露する。こんなにも話題性があってこんなにもスピード感のある第2章の幕開けがあるだろうか。
オドロキダンスツアーを見ていて思うのだが、本当に新メンバーとは思えないくらいのパフォーマンスで8人に馴染むいつきが凄いし、新メンバーだからといっていつきが皆と同じパフォーマンスの分量なのも凄い。本当に即戦力を入れてグループとしてのギアを上げたいんだなということが伝わる。去年の冬、デビューという目標を遂に口に出してグループとしてデビュー争奪戦に参加したなと思った。そこで新メンバーを入れて更にグループとしてのギアを上げてトップスピードで走り始めるアンビシャス。本当に本気でデビュー争奪戦で戦おうとしているんだ。
今回のいつきの加入を受けて蓮王はブログで「グループについて改めて考えるきっかけになった」と話している。これを読んでいつきの加入はいつき個人の進化だけが目的なんじゃない。アンビシャスというグループそしてメンバーの更なる進化も目的になっているんだと思った。
最初からずっとグループとしてのあり方も進み方もふつうじゃないアンビシャスだけど、いつの時期も応援していて本当に楽しい。常にワクワクさせてくれる「成長を楽しむ」という意味ではジュニアの大正解グループすぎると思う。

アンビシャスは救済を目的に始まり、切り札に変化したと思っていたが、もしかすると最初から切り札になることが決まっていたのかもしれない。こんなに面白いアイドルストーリーが展開されるアンビシャスはとんでもない切り札なのだろうか。

進化が止まらない アンビシャス イイ予感しかない


〜おまけの主観話〜
大倉くんはいつきの頑張りや努力を見てアンビシャスへの加入を決めたという旨のコメントを出していたし、いつき加入当日の真弓くんのブログでも、頑張ってきたいつきの姿を見ていたから加入が嬉しいという旨の内容が書かれていた。この文章たちを読んだ時に、いつきの頑張り方や努力の雰囲気がアンビシャスというグループカラーに合ったのかなと漠然と感じた。
そしてこの話題は、どのグループが1番良いとか序列が上とかそういうことではないと思った。勿論比べる判断材料として様々な数字(ファン数、売上、再生回数など)はあるけど、それはあくまでも客観的にビジネス的に比べる材料でしかない。アイドルのように応援するオタク(人間)の主観で成り立つエンターテインメントという分野においては、自分が応援するものが1番になる。だから数字で比べられても腑に落ちない。結局みんな自分の好きな人が1番というどこまでもぼんやりしていて、でも1番重たくて強くて自己中心的な気持ちしか信じられないのかなと思う。
私がアンビシャスが1番だと思うように、他のグループが誰かの1番で。だからこそ、こっちが上とか下とかそういう次元の話では無いと割り切って、いつきの努力や個性がアンビシャスのグループカラーに合っていたんだとそう思うべきなのかなと思う。これが頑張るアイドルみんなを認められる考え方なのではなかろうか。オタクはアイドルからの供給を受け入れることしか出来ないから、供給に自分なりに折り合いをつけて納得するしかないんだよな。きっと。


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