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早く着くために、ゆっくり進む

目標を達成するには、
「今日はもっとできる」と思ったとしても、
無理せず長く続けられるペースを守る。

余力があっても、それ以上はやらない。
マラソンと同じで、それが早く目標を達成するコツ。

日々の行動がサステナブル、
持続可能であること。

継続することが、成功する秘訣。

自分に鞭打って何かをやろうとした結果、
疲弊して、心身を壊してしまったら、
一時休止となるか、そこでリタイヤ。

結局、コツコツやるのが、コツ(笑)

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先日、グレッグ・マキューンさんの著書
『エフォートレス思考』を読みました。

そこに書かれていた、
1911年に行われた、南極到達を目指すレースの話。

そのレースに、ほぼ同じ条件で参加した
スコットとアムンセンの話がよい教訓です。

■進め方の違い
スコットチームは、
天気がいい日はチームが疲れ果てるまで前進し、
悪天候の日だけテントにこもった。
日記には、天候が悪いことの不運が書かれていた。

一方、アムンセンチームは、
十分な休息を取ることにこだわり、
どんな天候でも、1日15マイルの一定のペースで前進した。
悪天候で13マイルしか進めなかった日でも、
13マイル目標に近づいたことを日記に書いた。

■結果の違い
アムンセンチームが
南極点まであと45マイルの所まで来た日、
その日は天候に恵まれていて、
一気に進めば1日で南極点に到達することも可能だったが、
ペースを守り、3日後に到達した。

アムンセンチームは、
「1日15マイルを超えない」という
シンプルなルールのおかげで、
人類史上初の南極点到達を果たして、
帰路についた。

一方、スコッチチームは、疲労困憊した状態で
34日遅れで南極点に到達し、全員が凍死した。
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