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マーブルな生き方

私は、どうやって生きていきたいのか?

この問いに向き合い始めた時、奇しくも世界でパンデミックが起こりました。

3年間、模索しながら見えてきた私らしい生き方。
それは「マーブルな生き方」。
大きく世の中がシフトしている今こそ、この生き方が求められるように直観しています。

仕事でいった沖縄に家族も巻き込むマーブルスタイル

1.マーブルとは何か?

立ち上げた会社のスローガンは「Let's marble!」

Let's marble!
二元論の世界を超えて

論理と感性、自立と共生、ワークとライフ対になる2つが
マーブルになる世界を目指してさまざまなサービスを提供していきます。

COM-MA Laboratory株式会社

このスローガンは、想いの翻訳者、大野幸子さんに生み出してもらいました。
私たちが目指したい世界を、柔らかく温かい世界を、端的な言葉で表してもらいました。

COM-MAは「生けとし生けるものが、命の輝きを共に感じ喜びあえる社会」を目指していますが、そのベースには「自己尊重」と「他者尊重」があると考えています。
「間」の中で本質的な自己尊重をはぐくむことで、結果的に他者を受け入れる土壌ができていく。
自立(=自己尊重)と共生(=他者尊重)は別個で存在するものではなく、両者がやさしく共存する地続きの関係にあります。それをと表現したのが、私たちのビジョンです。
その世界観の象徴として、「marble」という言葉を採用しました。marbleには「大理石」という意味があり、様々なものが混ぜ合わされたマーブル模様(=共生)を意味します。
marbleにはもう一つ「ビー玉、おはじき」という意味があり、共に生きる中で立ちあらわれる一人ひとりの姿をビー玉やおはじきに重ね、自立の象徴として見立てました。
その世界への誘いとして言葉には「Let’s=さぁ、共にゆこう」をつけ、COM-MAらしさを表現したものとなっています。自分を大事にすることが、他者を大事にすることにつながり、生きとし生けるものが自然な状態でここに在る。
私たちのブランドに触れる中で心がほどけ、自身の感覚・感性で接続していく。
そのとき世界は、愛とやさしさにあふれた場所になっている。多様で自然でやさしさに満ちた世界が一人一人の中に生まれることを心から願っています。

このマーブルという言葉が、私の生き方のベースにもなってきています。
会社は、自立と共生ができるティール組織と言われるような生命体にしていきたい!
そして、直感と論理をマーブルにしてその人本来が光を放つようなサービスを展開したい!そう願って、活動をしています。

個人的にも、ワークライフマーブルな感覚で生きていくのが最高に心地よいということに気づきました。

2.二つの対となるもの

心と身体
自己と他者
直感と論理
右脳と左脳
女性性と男性性
ライフとワーク

二つの対となる言葉。どうしても、対立しがちじゃないですか?
でもどっちも自分の中に入っていて、バランスしながら溶け合っている。
その時々で発揮される特性が出てきていると思っています。

私は社会人になってから、論理・男性性・ワークに偏った生活を送っていました。
女性だからとか、若手だからと、話を聞いてもらえないことが悔しくて、どんどんそちら側の能力開発をしていきました。

当時はタバコ部屋で仕事が決まったり、飲みの席での会話が重要だったり。
だから、タバコ部屋でキーマンを捕まえて話してみたり、毎日の飲み会に付き合ったりもしていました。
令和の時代では信じられないような、でもつい5年くらい前のこと・・・
評価されたり、成果を出すことに必死で、目の前の仕事に邁進する日々でした。

その中でターニングポイントになったのは、2018年の第一子の妊娠・出産の体験から。急に、直感・女性性・ライフという側面が台頭してきました。
これまでずっと抑圧をしてきた、この柔らかい私の特長が、解放され始めたのです。
本当は、家族との時間を最も大切にしたかった。
直感を信じる感覚を学生時代は貫いていた。
感性を発揮する歌やアートが大好きだった。

誰かからの評価、世の中でいう成功、そういう価値観に縛られている自分に気がついたのもこの時でした。
産育休を活用して社会人大学に通ったり、インターンに申し込んでみたり。
仕事に必要と思われることは必死に掴みにいっていましたが、育休が終わる間際に、ふと「これでいいのか?」と思ったんです。

子供の成長を共にする大事な時間に、仕事のことで頭がいっぱい。
一緒に過ごす時間はあるけど、目の前にいる子供に向き合えていない自分。
このまま復職してしまっていいのか・・・他人からの評価に左右されて、自分を見失う映像が浮かびました。

そこで決意をして、起業に踏み切ります。本当の自分の気持ちに耳を傾けたいと思ったから。そして、目の前にいる子供や夫を大事に生きていきたいと思ったから。

3.直感と論理

「直感と論理」のマーブル。
これに取り組み始めたのが、まさに起業・パンデミックと同時。
3年間MBAという論理的な世界にどっぷりいたので、逆に振って、直感的な世界に飛び込んでみました。
アーティスト、直感能力者、ユニークなビジネスをしている起業家・・・これまでの人生で関わったことがなかったタイプの方々と、積極的に関わりを持ち。
そして、自分自身も直感の能力開発に着手していきました。

子どもの頃から、直感的に掴んだものを上手く表現できなくてヤキモキしてきました。すべてを言葉で伝えようとしてきたからかもしれません。

最近、気がついたことなのですが、私はどうも人よりもたくさんインプットを受け取っているようなのです。

メールや電話は、相手が伝えきれない思いを、行間や声色から受け取ったり。
建前で話す人の本音が透けて見えたり。
組織の中での人間関係やキーマンを見抜くことに長けていたり。

ノンバーバル(非言語)での情報処理が得意。
感じることが得意で、観察から見出すことも得意。
私の特性として、直感力と直観力、いわゆる感性が高い…

では、なぜ最近まで認識していなかったのか?

これまで、その感性が不都合に働くことが多かったからです。

本音を隠して建前を言っているのに
「本当はこう思っていますよね?」
と、言い当ててしまうシーンをイメージすると分かりやすいかもしれません。

空気読めない!壊す!怒らせる!
無邪気に悪気なくとはいえ、相手にとっては不快なのは当たり前。

世の中は真実を言えば良いっていうほど単純ではなく、さまざまな人の思いが絡み合う複雑な世界とは、世間知らずな若造には分からないことだらけでした。

良い方に使えることもありましたが、そういったネガティブ体験を積み重ねて、封印してきたのです。
だから、これが能力だったとは夢にも思いませんでした。

直感とは何か、それを論理的に理解をして、これまでの経験を紐解いて、意味づけをし直す。過去の解釈を変えていく、丁寧な工程を重ねて・・・
直感を信じ、活用し、そして周りの人に伝えられるところまで来ました。

4.これからどうする?

感性をひらいた人生を送るようになって3年目。
点と点で展開してきた、ブランドにも「マーブルな生き方」を軸にストーリーが生まれ始めています。

これからの時代、きっと今よりも直感を使い、感性をひらいていくことが求められると確信しています。
その時に、情報の波に溺れずに、自分自身としっかりと繋がって生きていくサポートができるブランドに育てていきたいと動き始めています。

私自身も、これまで隠してきた直感的な能力を、世の中に向けてオープンにしていこうと準備をしています。
身体と心と繋いで、感性をひらいていく、marble sessionを夏から開始予定です!

お楽しみに!

<おまけ>
過去に音声メディアでも話しているので、よかったら聴いてみてくだいね。


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