#93 -時間は全ての人に平等という言葉を信じますか?

時間だけは全ての人に平等だ。

そんな言葉聞いたことないですか?

赤子であろうがスーパーリッチであろうが、学生であろうが、サラリーマンだろうがワーママだろうがみんな一日に24時間しかもらえない。

だから平等。

そんな言葉を耳にする度に、

いやいやいやいやいや。違うでしょ!('Д') となってしまいます。

たしかに一日は24時間です。そしてそれはみんな一緒です。

が、

その24時間をどう使えるか?はその人それぞれの生活環境、家族体制などによって果てしないくらい大きな違いがあります。

親の介護をしている。
片親で働きながら子どもを育てている。
何かしらの困難を抱えた子どもを育てている。

これらのどれかひとつがあてハマるだけでその人が24時間の中で、
自分の為に使える時間というものは一気に減ります。
なんなら上記3つ共当てはまる人だっているハズです。

もし本当に時間が平等であるなら、
上の条件の一つでも当てはまる人は、一日29時間にしてもらえる。
というくらいの処置があっていいと思います。

24時間をどう使うかは個人の自由だから無駄遣いするやつが悪い!

なんていうヒトは苦労をしたことがないのでしょうかね?

上記の条件以外にも「自由に使える時間」というものが、
いっぺんに無くなってしまう条件・環境はいくらでもあります。

おそらく半数以上の人はそういった、自分の意図していない出来事によって人生の時間配分が変わってしまうと思うのです。

そんな環境を抜け出すには福祉体制の改善だったり、
周りの人の理解や補助が必要になってきます。

だから少なくとも、時間はみんなに平等だ。とか、自分の人生は自分で切り開くんだ!といった無責任なことを大衆に向けて発信することは一秒でも早くやめて欲しいものです。

そして誰かの為に頑張っている人が辛い時には、「今、ちょっとツラいから誰かちょっと手伝って」と言える。または言いやすいような環境を少しでも作っていきたいなーと思ったりします。






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