もし今が窮屈ならば。
こんな夜更けに文字を紡ぐ。
はやく寝たらいいのに、なんだか目がさえて。
明日は土曜日だからかな。
世界はすっかり暗闇の中。時折、市場へと向かうトラックの音がする。こんな時間でも、世界は動いている。
そして世界のどこかの国では今は朝で1日が始まろうとしていて、別のどこかの国では今、1日が終わろうとしている。
世界は広い。
けれど、わたしは知っている。世界は近い、ということを。
島国に住むわたしたちは、ひょいと電車で国境を越えるほどには手軽ではないけれど、それでも飛行機に乗り込んで映画を1本観ているうちに、そこはもう、違う国。
チケットは今こうしてnoteを書いている間にでもぽちっと指先で買えてしまうし、スマホもwifiもあるし、使ったことはないけれどかなり高性能の自動翻訳機だってある。人類史上、今が一番、世界は狭くて近い。
そう、だから、もし今が窮屈ならば。もしも抜け出したくなったなら。今すぐにでも、どこかへ行ける。それを知っているだけで、なんだかこころにゆとりができるし、強くなれる気がするのです。
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