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地方私大の私が独学のみでTOEICスコア365→735達成できるまでの道のり

◽️私と英語

小さい頃から公文式や塾で英語を習っていたので
英語が好きだった。

中学2年になってからは
塾の全国模試の英語で100点を取って全国1位をとったことも。

ここまでの英語人生は極めて順調。

初めて英語で躓いたのは高校生だった。

単語量も増え今までのやり方が通用しない。
Writingの授業では自分の言いたいことが全く書けない。

センター試験なんて文系のくせにボロボロ。

大学へ入学してすぐにTOEICを受験、人生初のスコアは365点。

ここで完全に英語への自信はなくなった。

もう英語はいいや。
英語を使う仕事に就きたいわけじゃないし。

と自分に言い聞かせ大学からは中国語に力を入れていた。

私の大学では2年生からゼミがあり
中国語の成績もよく予定通り中国語のゼミに進む予定のはずが

ここへきて英語に未練があることに気づく。

今から英語をもう一度やるなんて遅くない?
そう思って中国語を頑張ってきたんだよ。

ひたすら自問自答。

でも、やっぱり幼い頃に描いた
自分が英語を流暢に話す姿を諦めたくない。
もう一度英語と向き合おうと決めた。

◽️TOEIC700点取らないと卒業できない

英語から逃げない。

計画を立てるのが得意な私は具体的な目標を定めることにした。
大学3年からはインターンに時間を割きたいのと
就活間際になっても資格に追われるのは嫌。

よし、この一年以内にTOEIC700点を取るか。

ちなみにこの時のスコアは430ぐらい。
笑えるぐらいたっかい目標。

私の学科はそれぞれ専攻を選びその
専攻コースに沿った授業を受け単位をとるという教育カリキュラム。

私はその中で迷うことなく
TOEIC700点を取得しないと卒業できないコースを選んだ。

今では、よく決断したなぁと思うけど
そこまで追い込まないとやらないってわかっていたんだよね。

この1年で卒業要件のTOEIC700点さえ取ってしまえば
インターンの履歴書にも書けるし、そのまま就活にも使えるし
卒業要件クリアできちゃう!と。

当時の私はスーパーポジティブ。

ここからの1年、私の怒涛のTOEIC特訓が始まります。

◽️私のTOEIC勉強法とPDCA

当時の私は大学2年生。
週5のアルバイトに、デート、旅行など
とにかく予定がいっぱいで忙しかった。

でもこの1年で700点取りたい。

わがままだね。笑

まず2つルールを決めてみた。
・定期的ににTOEICを受験する
・空き時間はひたすら勉強

授業の合間に図書館へ行って勉強しよう
アルバイトの後に勉強しよう
そう考え、勉強道具を買い揃えた。

TOEICテキストおすすめ 
でネットで検索して一番上に出てきた教材を買い
可愛いノートを買って張り切るも
2ヶ月後のTOEICはボロボロだった。

あまり覚えていないけど、確か400点ぐらい。

なぜスコアが伸びなかったのか。

満足に勉強時間が確保できなかったから。

授業の合間に図書館へ行こうと思ってても
結局、友達と話が盛り上がってスタバへ行ったり

バイト後は疲れてそのまま寝てしまったりと
全然勉強できず、教材は綺麗なままだった。

このままではやばい!
もう一度学習計画を見直すことに。

とは言いつつも大学2年生って一番楽しいんだよね。
アルバイトも慣れてきて、友達も増えて、時間もあって
やりたいことが好きなようにできるのは今だけ。

今しかないこの時間を全部TOEICに捧げることはできない。

じゃあどうするか。

私は自分の中の優先順位を考えた結果
少しだけ睡眠時間を削ることに。

と言ってもほんの少し。

元々早起きが得意だったので朝30分だけ早く起きて
TOEICの教材に触れる時間を確保することを決めた。

また、教材も自分に合ったものを再考。

今の教材は区切りがつくまでが長いので
ある程度まとまった時間がないとできない。
これがTOEIC勉強のハードルを上げているのだと気づいた。

そこで、1日の勉強が15〜20分で済むようなテキストを探すことに。
そして見つけ出したのがアルクのこれ。


残り日数逆算シリーズ。
これ1日のやる量が決められており15分ぐらいでパパッとできちゃうの。
解説をしっかり読んでも30分かからない。

5日に1回ペースで小テストが設けられていることもあって
自分の現状が知れてモチベーションが上がる。

TOEIC勉強のハードルが下がったことで
毎朝この教材を開くのがすっかりルーティンに。

今日は時間があるから2日分やっちゃう!とかで
サクサク進め1ヶ月ほどでテキスト1巡目は終了。

そこからも別のテキストではなく
もう一通りこのテキストをやることにした。

今度は解説にすごく時間を割くことにした。
ただ答え合わせをするだけではなく
聞き取れなかったり意味がわからない単語を確認したりしっかりやった。

このテキストの2巡目が終わりそうな頃に
再度TOEICを受け、この時の結果は630点。

◽️あと70点。何をすべきか

200点ほどアップ!嬉しい!
でも、あと70点足りない。
事実として私は後70点取らないと卒業できない。

何をすればいいのか。

この時もアルクのテキストは変えず
今までやってきたことはそのまま継続。

そして新たにやり始めたことが2つ。
・TOEIC公式問題集に触れる
・通学の中で30分ほどTOEICの教材を聞く

大学の図書館にTOEICの公式問題集がたくさん置いてあったので
半分づつ隔週でやった。

今日はリスニング部分全部、次はリーディング部分とかね。

演習の形式に普段から慣れておくことと
集中力を維持する練習のためにやってみた。

あとは大学までの通学中、この区間になったら
TOEIC教材のリスニング部分を流すと決め
毎日聞いてとにかく耳を英語に慣れさせた。

乗り換えのタイミングで普段のプレイリストから
英語教材に切り替えるだけ。

これもルーティン化したので何の苦痛もなかった。

あとは自分を信じるのみ。

そして最初に買ったテキストは最終的には3巡目が終わり
いよいよ迎えた大学2年最後のTOEIC。

結果はジャスト700点。

目標達成!

自信を持ってインターンのESの保持している資格の欄に
TOEIC700点と記載できた。

大学時代部活などはやっていなかった私には
インターンのESや面接でTOEICネタは意外とつかえたんだよね。

確かに今思えば、20歳にしてしっかりPDCA回せてる。
自分で考えて行動して出した成果なので自信を持って話せた。

私は地方私大、レベルも全然高くない。
でも希望したインターン全部行けて
インターンから憧れていた大手損保の内々定にも繋がった。

もちろんTOEICの点数だけで内定がもらえたわけではない。

大学3年時点で
自身で考え行動したエピソードがあるのとないのでは全然違うんだと思う。

大学2年という一番楽しい時期だったけど
しっかり時間を割いて英語と向き合えて良かった。

◽️TOEICと就活

私は最終的に就活時点で735点を取得。

就職活動では無事、第一志望の現職から内定をゲット。

採用されたのが一般職ということもあり
スコアが内定者の方では高い方だったので
入社後は海外と関わる仕事に配属された。

毎日世界のあらゆる人と関わる。
メールやチャットはもちろん英語。

やはりTOEICのスコアは、社会においてその人が
ある程度英語力があるというこを示す大きな指標の一つだと
身をもって痛感している。

いつからでも遅くはない。
少しでもその気があるなら英語と向き合うべきだよ。

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