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先週のドル円考察:3月最終週

BENです。こんにちは。先週を振り返っていきましょう。
少しだけFibonacciの使い方も紹介してみる。むつかしい事はしていないはずなので、参考になれば幸い。

USDJPY日足

昨年10月21日の高値151.9ゾーンから今年の1月16日の安値127.1ゾーンのFibo38.2まで綺麗に戻したのが3月8日(138円手前)、そこから安値リテストするような形で下落中。今回はFibo76.4まで(3月24日下髭陰線)戻し上昇中だがMA200やEMA75に阻まれて上値が重い形で先週金曜日は終わりました。

Fibonacciは4時間や日足で節目の確認、いま波動のどのあたりにいるのか現在値と凡そのターゲットを見つけるために当てて見ます。

一般的に1波に対して引いたFibo38.2~61.8ゾーンまでの調整2波から3波という大きな波が発生するのではないかと過程するのだが、今回は76.4まで戻してしまった。この場合、調整が深く全戻しから安値更新の可能性もあるよ、と考えるのが妥当なので直近高値152円ゾーンからの下落の勢いは強いんだろうな、と推察できる。

MA200に阻まれ長い上髭を付けた陽線で終わった金曜から、来週は戻り売りの目線でよいのかも、という可能性を頭に入れた上で、1時間足を見ていく。もちろん現在をゾーンで考え狭いレンジになる可能性も否定はできない。

今週はADP、金曜日に雇用統計があるので週前半はレンジ、指標でどちらからに強く動くのではないかと推察することができるよね。

USDJPY1時間足

細かいチャネル分析のラインは全て残してある。3月24日の安値がサイクルの起点、ここから1波が出たと想定し131.7円ゾーンまで。そこから調整2波が綺麗に38.2~61.8ゾーンへ戻しています(グレーのボックス)多くのトレーダーがこの様に見ているので綺麗な逆三尊形成、右肩から3波狙いで入った人は多かったと思う。黄色の矢印がグレーボックスにあるが、ワシも15分レベル分析からここはロングしている。
Fiboが優秀よねと感じるのは波動論的に1波がわかればとりあえずの値幅到達ポイントである161.8が視野に入る:133.2円ゾーン。

デイトレやスイング気味にトレードされる方は上記の方法で分析をし、ストップを50~100pipsなどに設定し(都度変わるが大きめって意味ね)1時間足以上でみてターゲット(TG)を決めるので良いんだとおもう。ストップは相当広くなるので資金管理的にはしっかり証拠金を入れてレバレッジを10~20倍以内に収める事でしょうな(あまりやらんからわからんw)

個人的には1時間足以上で取引する場合、ロットを下げないと含み損の時間が長くなる、方向を間違うと散々待たされた挙句にロスカット(損失)となる、とええことないやん、と思うわけです。

3月29日の黄色い矢印からFibo161.8までは240pips。いい値幅だよね。30日に調整・レンジがあるのでそれを耐えればこの値幅が抜ける。兼業で忙しくしている人はあっという間の1日かもしれないが、専業で常にチャートを見られる人にはキツイ1日になるのは想像できる。

入った方向にすぐ巡行して画面が青くなればうれしいけど、実は青くても赤くても持っている時間がストレスなのはわかるよね?

ワシがなぜスキャや短期利確をメインにやっているかについてはまた別の機会に話をしようか。

ダウ理論的にはまだ崩れてないから上昇目線でよいとおもうけど、MAの傾きが少しずつ横ばいになっているのを見るとレンジから三尊形成からの下落?とみてもいい局面。上値重い、てことは下を試す?レンジ?そんな感じですね。あとはドルと円が東京・欧州・米国時間でどのように動くかをみつつエントリーを探っていく。

USDJPY 15分足:実際のエントリーを振り返る

3月28日の逆三尊を見ると本当にきれいに実体を切り上げている。29日の朝の黄色い矢印の直前、早朝から切り下げラインを引けているのでサクッとロット張って抜いているが、こうやって過去を振り返るとワシがいかにTPがへたくそかわかるだろww 50pips抜いて終わってるのだが、これにはちゃんとした根拠があるんやで!(負け惜しみ)

NYの敏腕株式トレーダーにDinapoli(ディナポリ)って人がおったんやけどね、この人のトレード法ってロングなら押し目を拾って直近高値まで、と徹底したわけ。これを延々とやって毎年爆益だったらしい。シングル・ペネトレーションで調べれば出てきます。

チャートは後でみて、ここで入ってほら、こんな爆益でてたよね、と誰でもいえるけどリアルタイムでここ見てたら直近高値でとりあえず半利するか全決済で終わるもんなんだよね。この日は朝から強くTPした後に伸びやがったなと悔しいじゃねーか、くらいにおもってたけど、次の日も高値更新せず
背を作ったところからショートで50pipsぬいたり細かくリグっていくスタイルで戦った。

毎週末振り返るときに、数多くのチャンスが存在することが細かい分析をすることで見えてくる。更に言えばその中から優位性の高いところはどこだ、と絞り込んでその形を覚える事、取引時間帯、ボラティリティ、相関・逆相関なども調べながら、自分なりのエントリー’・エグジットのスタイルを確立することが出来るんじゃないかと考えます。

今週のドル円

ワシの見解は以下の通り

・アジアの高値を付けてから下降トレンド
・短期足で金曜にダウが崩れたかも
・15分でMA200の支えで金曜深夜に軽く上昇している
・東京は現在の値ゾーンと考え、一旦上に振るも覆いかぶさるMAに阻まれ
 欧州で叩かれて落ちる(MA200割れ)
・日足MA20が待ち受けているので値幅はあまり出ない
・円の動向に注視
・ドルストとの相関も当然見る(米10年債利回りも目視)
・日足MA20を割り込めば130円のリテストもあるかも

こんな感じです。普段書き出すことはないがこんな感じで頭の中で整理しています。もちろん真逆に動けばこの考えはゴミ箱に捨てて、サクッと方向チェンジからの立ち回りという感じで取引していく。

アウトプットしてもその通りになることもあれば、全くかすりもせんこともある。柔軟に立ち回る事で相場で生き残る時間が長くなるんじゃないかなと。

いやぁ今朝は長かったな。では、これにて。GOLDも書くつもりだが、また後程w


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