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稲尾永静
2024年5月30日 23:07
MTGには「パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る」メカニズム、通称、重厚/Backboneが存在する。 このメカニズムの祖は《包囲の塔、ドラン》であり、それ以降、細々と数を増やしており、そのうちのいくつかは伝説のクリーチャーだ。 伝説のクリーチャーであるということは、統率者に指定でき、重厚をメインに据えたデッキが作れるということである。 パワーではなくタフネスで戦闘ダ
2024年5月26日 23:46
EDHで組んでいる《包囲の塔、ドラン》を統率者にしたデッキには、ループ・ジャンクションと呼ばれるデッキに使われているコンボが搭載されている。 ループ・ジャンクションのコンボに使われているパーツの1枚、《ダールの降霊者》はクレリックが呪文や能力の対象になると、そのタフネスが+0/+2される能力を持っている。 コンボによって無限にタフネスに修正が掛かっていくので、《包囲の塔、ドラン》の能力に
2024年5月23日 22:24
モダホラ3! すごい! 本当にすごいんだ! というマローの幻聴がここ数日聞こえている。 公開されたカードの中から、《屍花》を見つけた。 4マナ2/7という、今までであれば5マナが持っていた低パワー高タフネスのP/Tをしている。多分、3色だから盛られているのだろう。 モダンホライゾン3という、2人対戦を想定して作られたセットでの登場だが、その真価はEDHだと個人的に思っている。 何故なら
2024年5月20日 22:15
可能性も何もそもそも強いという話は置いておいて。 《断末魔の幻影》というカードがある。 3マナ1/4瞬速飛行という青の3マナ1/4としては平均的なスペックを持ち、さらに各対戦相手の終了ステップ中に呪文をインスタント・タイミングで唱えてもよくしてくれる能力を持つ。 3マナ1/4飛行に追加でメリットがついているのは青のよく見るクリーチャーと言ったところだが、そのメリットが中々に強力である。
2024年5月19日 23:27
数があれば似たようなコンセプトのデッキ同士で抜き差ししなくて良くなるよという話。 MTGには、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振るメカニズム、通称重厚/Backboneというものが存在する。 元祖は《包囲の塔、ドラン》というカードで、近年では《床岩の亀》の能力がそれだ。 このメカニズムに関連した伝説のクリーチャーは複数あり、現状、自分がEDHで組んでいるデッキはすべ
2024年5月17日 23:58
2人対戦じゃないと大きな打点はヘイト買うよねという話。 《ストーンスキン》というカードがある。 3マナのオーラで、瞬速を持ち、エンチャント先のクリーチャーに+0/+10の修正を与える。 タフネスが異常に上昇するだけで、打点には一切貢献しないのだが、これが収録されたセット、バルダーズ・ゲートの戦いでは《ラサード・イン・バシール》というパワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振
2024年5月16日 22:56
単体で動けるカード入れると強みが薄れるんじゃないかという話。 《アクロスの巨像》というカードがある。 8マナ10/10破壊不能のアーティファクト・クリーチャーで、その巨大さと頑丈さ故に、防衛というデメリットを持たされている。 10マナ払って怪物化10を行うと20/20破壊不能トランプルになり、防衛を持たないかのように攻撃できる。 《策略の龍、アルカデス》を統率者にしたデッキを組んだとき
2024年5月12日 23:53
《墓入りの妨害》というカードがある。 6マナの黒のソーサリーで、自軍のパーティー構成職1体につきコストが(1)減少し、自分の墓地からクリーチャー1体とパーティー構成職のクリーチャー1体を戦場に戻す。 パーティーとは、ウィザード、クレリック、戦士、ならず者のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーのことで、昨今で言えばサンダー・ジャンクションの無法者で定義された無法者(暗殺者、海賊、邪術師、な
2024年5月11日 22:35
フレーバー重視なのは良いが対象を取るのはちょっと困るという話。 《E. Honda, Sumo Champion》というカードがある。 ストリートファイターのエドモンド本田をMTGのカードに落とし込んだもので、6マナ0/7と一見すると随分パワーのないP/Tをしているが、自身の能力でコントローラーのターンの間、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振れる。そのため自分のターン
2024年5月10日 23:58
プレイヤー1人を対象とする全体強化カードが欲しかったという話。 《没収の強行》というカードがある。 追加コストを払うことで複数のモードが選べる、放題を持つソーサリーで、エンチャント破壊、アーティファクト破壊のモードに加えて+1/+1カウンターを置くモードも備えている。 一般的に置物を破壊するカードというのはそれだけの役割しか持たず、メインから入れると腐る可能性が高い。しかし《没収の強行》
2024年5月7日 23:54
《コルフェノールの若木》というカードがある。 5マナ2/5で破壊不能を持ち、攻撃時に誘発する能力を持つクリーチャーだ。 誘発型能力の内容は、自分のライブラリ・トップを公開し、それがクリーチャーであったならそのタフネス分のライフを得て、パワー分のライフを失って手札に加えるというものである。 例えば1/4のクリーチャーを公開したなら4点のライフを得てから1点のライフを失い、公開したカードを手
2024年5月6日 20:27
はじめに 以前に《策略の龍、アルカデス》を安く組むという記事を書いた。 重厚(パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振るメカニズム)デッキを作るなら《ラサード・イン・バシール》がおすすめという記事を書いた。 ならばその両方を組み合わせれば1つのネタになるのではと考えたので書くことにする。つまり、重厚デッキ初心者向けの比較的安価な重厚デッキのサンプルだ。 ルールは以下の通り。
2024年5月5日 23:53
ぶち壊すっていうか勝手に壊れるんですけども。 《包囲の塔、ドラン》というカードがある。 3マナ0/5の伝説のクリーチャーで、各クリーチャーをパワーではなくタフネスで戦闘ダメージを与えるようにする常在型能力を持つ。 自身も能力の影響を受けるため、事実上3マナ5/5という割とハイスペックなクリーチャーとして振舞う。 このパワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振るという能力、
2024年5月4日 23:43
普段、EDHをリモートでやっており、その際はライフの表示をスマホのアプリを起動し、それをカメラに映して管理しているのだが、対面だとテーブルの広さの都合で1人のスマホでライフ管理をすることが多い。 自分のならまだしも他人のスマホに触るのはなんだか気が引けるし、画面が狭いのでライフの上下に手間取ることもある。更には公式のアプリに限った話ではないが毒やエネルギー、統率者ダメージなどの管理はライフの上