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【MTG】《輝く透光》と《幽霊火》に思いを馳せる
その昔、「未来予知」というセットで、未来枠という概念のカードがあった。
未来を見通す眼鏡の片方から未来を見ているという意図のカードデザインで、世の中の人間の大半は手札を広げるときに左側が上に来るということから左上にカード・タイプのアイコンとマナ・コストの情報が集約されている。
この未来枠のカードは大まかに、
1.いずれどこかでカードそのものが印刷されるやつ
2.コンセプト自体が受け継が
【MTG】公式のカードギャラリーで誤植を探そう
MTGの公式サイトには、カードギャラリーというものがある。
昔は2005年くらいからのセットしかなかった気がしたが、気づいたらα版から最新のセットまで見れるようになっていた。
日本語版が登場したのが4版からなのでそれ以前のカードは当然英語であるが、画像をGatherer(カードのルールであるオラクルを見れるサイト)から持ってきているらしく、日本語訳がされているセットでも2003年のミラディン
【MTG】《従者》の思い出
時のらせんというセットがかつてあり、そのセットのパックには過去のカードがタイムシフト枠として封入されていることがあった。現在で言うボーナス枠やビッグスコアのようなもので、それらはすべてスタンダードで使えたし、時のらせんがリーガルな環境であれば同様なので、モダンでも使える。むしろなんで最近のボーナス枠はスタンダードで使えないやつも入ってるんですか?
ある日、時のらせんを剥いていると《従者》という
【MTG】John Avon土地が好き
最初にJohn Avonを認識したのはUnhingedの基本土地だった。
当時まだ珍しかった、いわゆるフルアート土地なのに加え、イラストそのものの色合いが美しいと感じた。
フルアートでない土地にも美しい風景は存在するが、カードの半分程度しかないので、このフルアート土地を初めて見た時は衝撃だった。
テキスト欄が存在せず、イラストを大きく見せる構図は非常に特別感があり、更にはイラストも良い。
【MTG】境界石サイクルが好きだった話
境界石の名を冠するサイクル(カード群)がある。
3マナのアーティファクトで、タップすると友好色(C)か(D)が出るという、マナを出すアーティファクトとしては劣悪な性能のカードだ。
しかしこのサイクルのカードは1マナを支払い基本土地を1つオーナーの手札に戻すことで戦場に出すこともできる。3マナを払おうが1マナを払おうがタップインなのだが、1ターン目に土地をプレイしてからこれを出すことで、疑似
【MTG】《突撃陣形/Assault Formation》について
《突撃陣形》というカードがある。
2マナのエンチャントで、自分がコントロールしているクリーチャーを、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振るようにする。
また、緑1マナで防衛持ちクリーチャーを対象とし、防衛を持たないかのように攻撃できるようにする能力と、(2)(G)でターン終了時まで自軍のクリーチャーに+0/+1の修正を与える能力を持つ。
《包囲の塔、ドラン》が持つ、
【MTG】MTGArenaの格闘/Fightの補足説明は何故、待(たい)旦(たん)なのか
多分、特定の単語を機械的に置き換えてるからだと思います。
MTGArenaにはカードにカーソルを合わせると詳細な説明が出る。主にカーソルを合わせたカードが持っているキーワード能力やキーワード処理を解説してくれるのだが、格闘の説明だけどこかおかしい。
説明文は格闘のそれなのだが、見出し部分が「待(たい)旦(たん)」とよくわからない表示になっている。
まず、待旦という単語の漢字1文字ごとに何
【MTG】サンダー・ジャンクションの無法者の重厚デッキ的に気になるカードピックアップ
カードが全部公開されたので今回もピックアップしていく。ちょっとまえにカルロフ邸をやった気がして時の流れに置いていかれている。
基本的に2人対戦の、重厚(パワーではなくタフネスに等しい戦闘ダメージを割り振る)デッキに採用できそうなカードのみを取り上げ、《エイヴンの阻む者》のような、どのデッキでも入れられそうなカードは扱わない。
また、スタンダードで使用可能なカード(ビッグスコア含む)のみをピ
【MTG】タフネスに思考が支配されていると感じた話
やることを終え、風呂上り、ストレージを整理していると、《映し光るもの、アマレス》を見つけた。
見た目が好きなので、彼女を統率者として、たまには重厚(パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る)デッキではないものを作ろうかと考える。
パーマネントが戦場に出るたびに誘発し、ライブラリ・トップと共通しているカード・タイプを持っているなら手札に加えられるということは、複数のカード・
【MTG】好きなドラゴン発表サルカン
好きなドラゴン発表サルカンが~
好きなドラゴンを発表します~
ドロモカ
アルカデス
アマレス
《神の乱》の横、写ってるやーつー
正式名称が~わからないドラゴンも~好き好き大好き~
好きなドラゴン発表サルカンが~
好きなドラゴンを発表します~
ワシトラ
クロミウム
オジュタイ
このサルカンの横にいるやーつー
正式名称が~わからないドラゴンも~好き好き大好き~
好きなドラゴン発
【MTG】MTG小噺「効果を発動スレイヤー」
草木も色めくフライデーナイト。カードショップ・ドミニアのプレイ・スペースではMTGに興じるプレインズ・ウォーカー(以下PW)がいくつものテーブルを埋め尽くしている。
その片隅で一人、フリー・プレイ卓に座るラフな格好(ラフ・キャパシェンの恰好という意味ではない)の青年、ジェラード・キャパシェンは、目を閉じて腕を組み、店内に耳を澄ませていた。
様々な言葉飛び交う賑やかな空間の中に、ジェラードは
【MTG】残念なシナジー:《ブレイゴの名代》
《ブレイゴの名代》というカードがある。
3マナ1/4のクリーチャーで、投票中、追加で票を得ることができる。
その能力故に、今日ではとても残念な、進化の袋小路に陥ってしまった。
どの点が袋小路なのか?
追加で票を得ることが強制という点だ。
この《ブレイゴの名代》が印刷されたコンスピラシーというセットでは議決という全員で多数決を行うメカニズムが存在した。
この《真価の宗匠》であれば
【MTG】《トカシアの採掘場》の可能性
《トカシアの採掘場》というカードがある。
3マナとタップで諜報1が行える土地だ。
個人的に、これは無色の《ヴァントレス城》なのではないかと思っている。
占術と諜報の違いはあれど、青を含むデッキでのみ使える《ヴァントレス城》と比較して、1マナ軽く起動でき、確実にアンタップインという点で、《トカシアの採掘場》は優秀だ。占術2であることは見ないものとする。
無色であるがゆえにデッキの色を
【MTG】MTG与太話:ミラディンのストーリー、オズの魔法使いモチーフ説
この場合のミラディンとは、2003年から発売されたミラディン・ブロック、いわゆる旧ミラディンを指す。
MTGwikiのミラディンのストーリーの項目を見ていていて、ふと思った。
「オズの魔法使いっぽさを感じる」
まず、オズの魔法使いという童話は、異国オズへ家ごと竜巻で吹き飛ばされたドロシーと愛犬トトが、家に帰るためにエメラルドの都に住むオズの魔法使いに会いに行くという話である。
その道中、