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GWなのでRaspberry Pi 5複数台をクラスタリングしてGrafana on Kubernetesを構築する

はじめに
世の中ではGrafana Weekということで、Raspberry Pi 5複数台をクラスタリングしてKubernetesを作成し、Grafanaを載せてみたいと思います。

というのは冗談ですが、最近趣味で安価に常駐プロセスをデプロイできるホスティング環境に悩んでいました。常駐しないなら最近はゼロコールドスタートなV8 Isolateを使ったCloudflare WorkersやDeno Deployが無料枠が大きくいい感じです。 一方常駐プロセスはHerokuの無料プランがなくなりました。AWS AppRunnerは起動時間を人間が稼働している時間のみに絞っても10$はかかります。fly.ioは、Legacy hobby planでCPU-1x 256mb VM 3つと3 GB 永続ボリュームストレージは無料で扱えます。fly.ioはCLIもよくできているので、軽い検証の場合こちらで良さそうです。

より永続化領域とメモリが潤沢な環境を求めて、自前でコンテナオーケストレーション基盤を作ることにしました。

Kubernetesクラスタ自体は4年前くらいにRPi3で作ったことがあります。エコシステム的な難しさもあり、早々に飽きてしまったので今回はそこそこ真面目に構築しました。実務的で使ったことはないので、経験者からすると拙いのとN番煎じですが、ご参考にして頂けたら幸いです。

以下の点ご理解お願いします。

クラウドでサーバレス開発をしているので、電気やハード的なところはあまり参考にならないと思います
本構成は動作を保証しません。特に電気的な部分は、他の記事と合わせて確認するのが良いと思います
以後Raspberry Pi 5は、RPi5と表記します。

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