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うどん県は、それだけじゃない魅力満載でした(7時間弾丸ツアーレポート)

香川大学の「酒と食のマリアージュ」シンポジウム翌日、今回お世話になったY先生に無理を言って、飛行機に乗るまでの7時間、思う存分香川を満喫するコースをご案内いただきました。今もまだその余韻に浸れるほど。

8時に、高松駅近くのドーミーインを出発。向かうは、三豊市のうどん店「須崎食料品店」。香川県のうどん店で食べログNo.1のスコアを誇る名店です。オープンの9時に店の前に着いた時には100人は超える大行列。

えー2時間待ちくらいかな?と思ったら「まあこのくらいなら20分かな」と。超回転率がいいらしい。その理由はメニューがとってもシンプルだからのよう。サイズは大・小。それぞれ温・冷を選びます。並んでいる間にオーダーを聞かれて、温かいのと冷たいのを一つずつ。セルフで薬味やたまごなどのせていきます。楽しいですねえ。

うどん自体が味わい深く、醤油控えめがオススメ
温に生卵入れてみました。冷は生姜とほんの少しの醤油と味の素でいただきます!

店の前のベンチで食します。うゎーなんてコシの強さなんだろう。エッジがたってるし。うまい、うますぎる……。朝から大大大感動。

続いて、琴平にある「なかのうどん学校」へ。うどんを食べた後は作る体験。自分でうどんをこねて打ってつくれる場所。
足で伸ばしたり、こねたりする時に、リズムに乗って楽しくできるように講師の選曲で音楽がかかるのだけど、この選曲に爆笑。ギザギザハートの子守唄→きよしのズンドコ→アンパンマンのマーチ→女々しくて。シュールすぎるけれどこれはこれで旅の良き思い出。

「女々しくて」のリズムに乗り、うどんふみふみ。

うどん学校を無事卒業できた後は、目と鼻の先にある香川No.1の蔵元、西野金陵へ。立派な酒博物館があり見応え十分。樹齢数百年と言われる見事な御神木も拝めます。

御神木には圧倒されます。展示も見応えありまくり。

午後は、今若者に人気のInstagramスポット、父母ケ浜へ。ここは、世界的に人気な観光地、南米ボリビアのウユニ塩湖と同じく、空や人が上下対称に映し出される美しい水鏡ができます。少し曇り空ではありましたがこんなに素敵な写真が撮れました。

Kさん、おばさんと一緒に撮ってくれてありがとう

そして、今回1番行きたかった場所。それは今年夏のプレミアムモルツの舞台となった場所。


荘内半島のオリーブ園のカフェ「Oli Cafe」

向かう途中の海岸沿いの景色は緑と青がキラキラに煌めく世界で目が釘付けになりました。

こちらのカフェは、ビールが日本一美味しく感じる景色だと思う。

そして、小栗旬と同じ場所でプレミアムモルツを。どうしてもこれをやりたくて笑。今まで飲んだ中で1番だと思える最高の美味しさ。まさに景色とビールのベストマリアージュなのでした。

念願の場所でビール。最高すぎました。

さあ。ツアーも終盤になってきました。カフェを13時半くらいに出て、1時間弱で高松まで戻り、飛行機までの時間はあと1時間半。というところで空港近くにある石丸製麺さんの工場に立ち寄ることに。素晴らしい工場見学ルートに大感動。見学は、110年前の創業時に実際に使用されていた水車の展示からスタート。これが大迫力です。その後、様々な切り口から、讃岐うどんの魅力が紹介されていて、その美味しさの秘密をとっても楽しく学べます。

展示パネルにたくさん登場するうどん丸くんがかわいい!

訪れた日は休日だったので工場が稼働していませんでしたが、工場見学できる日は、うどんの製造工程が見れる日が多いと思うので、さらに楽しいはずです。またその時に来なければ!見学案内のページ、ご紹介しておきますね。


さあ、帰らねばいけない時間に。ここまでで7時間とは思えない充実した時間。名残惜しい気持ちと共にお土産のうどんを手に、空港へ。高松空港15時55分発で18時過ぎには自宅に到着。入手した全粒粉うどんをパスタ風にしてと、小豆島ドレッシングのカルパッチョ。そして讃岐ワイナリーの赤ワインと共に旅の余韻に浸り、あまりにも素敵なツアーの1日を終えました。

全粒粉うどんはコシもありつつ、ヘルシー。最高。

工場見学させてくださった石丸製麺様、1日お付き合いただいたY先生、Kさん。あたたかいおもてなしに心より感謝です。 
香川県に観光で訪れるのは3回目でしたが、今回の弾丸ツアーで香川初級者から一気に中級者くらいになった気分。また季節を変えて、景色と香川の人たちに会いに行きたいものです。


※弾丸ツアーの前日のシンポジウムの様子はこちらです!



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