ボランティアは”やってあげている”or”やらせていただく”?2024年1月

おはようございます。
本日もマックカフェからスタートです。

皆さまは、ボランティアをやってあげていますか?
それともやらせていただいていますか?

このニュアンスと感覚がどうしても、NPOをしていると気になるところなので表明しておきたいと思います。

基本的に、私は、寄付もボランティアもやらせていただくが正解だと思っています。理由は、寄付先やボランティア先に見返りを求める事自体失礼だからなのです。

政治家の方々の特に”やってあげている”は非常に気になりますが、
私は心の中で思っています。それは”やらせていただいている”です。

実際に、現地の方や被災をされている方への気遣い・配慮として、
本当に心配りができる方はごく少数なのでしょう。

寄付をさせていただける環境にありがたい、
ボランティアを受け入れていただけてありがたい、

それが、重要であり配慮だと思います。

その心持ちを持てる事が大前提の条件でやっと受け入れていただけるのではと思います。

私は、スマイルハートでは4年ほどやっていますが、
どうしてもこの”やってあげている”論争がいつも勃発してしまいます。
”やってあげている”という方には、お手伝いは大学生、がん患者さん、がん経験無しの方であろうと、”やらせていただいている”に変えてもらっています。究極そのお考えに至らない方はお断りいただいております。
自分の笑顔の為にやっている人も向きません。
あくまで主役はがん患者さんだからなので、その理解がない方はやってもらうことは残念ながらできません。

やらせていただいているという思いがなければ、
当事者の方に失礼だからです。


もちろん皆様には仕事があるので、
見返りを求めたい気持ちもわかるのですが、
その思いは、相手には伝わりその思いは返せない。
さらに苦しみを与える事を忘れてはいけない。

だから、”やらせていただく”
見返りのないボランティアは、
私がやりたいからやる。

その気持ちだけ持つ事が重要なんだと思います。

スマイルハートの大学生スタッフは8人ほど今いますが、全員にその考えや価値観を教えています。
その考えに至らない方は辞めてもらうか、辞めていかれます。

”やらせていただく”がどんなに大変でも自分がやりたいと思ったのなら、
自分の行動や言動に責任を持つ。

それは大学生であろうと政治家の方であろうと重要であり、
大切な事なのです。
その事により信頼や安心感を醸成する事もできます。

信頼関係を構築する事は難しいのですが、
実際には小さな信用・信頼の積み重ねなのです。

私の信頼関係の構築は、細かいのですが、
みんなが笑顔になる為には重要だと思いますので、
お伝えできればと思います。







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