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Rumba

前回、Burlesque 映画について書いたが
この映画コンサートの2日後に
偶然また別の、現代版滑稽喜劇映画を観ることになった。

娘の小学校では
年に2回ほど、
徒歩で隣村まで行って映画を観るという行事がある。
小学校最後の遠足と聞いて引率をすることになった。

隣村までは6Kmほど、徒歩では1時間19分と出ている。
娘はこの遠足に何度も行っているが
私は歩いて行くのは初めてだった。
日頃の運動不足はわかっている。
やや不安だったけれど
子供達と風景を楽しみながら歩いていたら
思ったよりも早く着いた。

咲き始めたポピーの赤い絨毯

ルンバは2008年のフランス、ベルギー合作映画。
主役を演じるベルギー人のドミニク・アベル、
カナダ人のフィオナ・ゴードンは実際にも夫婦で
サーカス出身の道化師なんだそうだ。
通りでギクシャクとした動きが緻密で素晴らしい。
Burlesque映画なので、セリフはほとんどない。

ラテンダンスが大好きな夫婦ドムとフィオナは
小学校の先生。
夫ドムは体育の、妻フィオナは英語の教師で
毎日授業が終わると
2人でダンスの練習をして
家路に着く。
夕食を食べ歯を磨いて睡眠、休日はダンスの大会、
という幸福な日常が淡々と描かれるが
ある日交通事故にあって
フィオナは片足を
ドムは記憶を失くしてしまう。

映画の前後に
映画館のお兄さんから説明や
質疑応答の時間が設けられ
子供たちも私もBurlesque映画について学んだ。
シニカルな面も多く
不思議な映画なので
好き嫌いは別れるだろう。

個人的には全体にズレた感じ、
ドムとフィオナの2人だけのリズムが
すごく好きだった。


映画の後は
森の中でお弁当を食べてピクニックをした。
はしゃぎすぎて疲れてきた子供達との徒歩1時間半、
帰り道は行きよりずっと長く感じた。

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