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ハイブリッドセミナー相談のケーススタディ:リスキリング研修の開催

相談内容

リスキリング人材育成のために、アドバイザーに依頼して企業向け研修を実施する。都内から講師とオンラインで結び、講習を定期的に開催したい。

問い合わせ

事業担当者

実施にあたり考えること

  • 2拠点をつなぐ講習(司会アドバイザー+都内講師)が想定されるため、安定した通信のために会場を固定した配信を推奨します。定期開催であれば同じスタジオ・施設をホスト会場として検討します。

  • エリア研修内容や事業は計画済みのものを実施すると思われるので、スケジュールが滞りなく進行するタイムスケジュールと、事前資料の配付、終了後のアンケート実施などの手順を考慮する必要があります。会場とオンラインでの受講者の習熟度に差がでないような配慮も大切です。

  • 単なる座学でなくワークショップとなる可能性もあります。意見交換の出来る個別ルームや、ディレクターとアドバイザー、講師が随時打ち合わせできるチャットの環境なども検討します。

  • 演習レポート提出やテストを実施する場合、オンライン上で提出する仕組みが必要です。例えばslackやGoogleフォーム・ドライブなどの領域をあらかじめ準備するとよいでしょう。

  • 受講人数に対するサポートの負荷を考えた運営人数を考慮します。内容によってeラーニングやオンライン専用の講座も検討します。

実施時と実施後の配慮


  • 受講者の習熟度や疑問点についてフォローアップできる体制が必要です。事前アンケートによるニーズ調査、講義中の質問受け付け、個別回答、研修後のフォローアップとレスポンス等、素早く対応できる環境が大切です。

  • アドバイザー(司会)、講師、ディレクター、会場運営、オンライン運営の体制をしっかり整えて満足できる研修ができるような計画が望まれます。例えば事前に課題レポートを提出していただき、質問等も受け付けた上でその回答やディスカッションの場としてハイブリッドセミナーを位置づけます。

まとめ

ハイブリッドセミナーは、時間や場所の制約を受けずに受講できるというメリットがあります。しかし習熟したスキルや知見を活用した仕事を受講後につづけてもらうためには、フォローアップが大切になります。開催前後のサポートも含めた満足度の高い研修を目指しましょう。

※ケーススタディの内容は当社実績に基づく架空のものです
※画像生成:Canva


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