★★『能力はどのように遺伝するか』安藤寿康
遺伝について述べる一冊、以下所感。
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遺伝子は3文字の塩基4種類を一つの単位として4万個くらい変化できる場所がある。つまり4の4万乗、ゼロが2万4000個並ぶくらいのバリエーションがある。対して、人が仮に毎年80億人産んで死んだ(1000億年)としても10の20乗。
個人間では0.1%の遺伝的違いしかない。99.9%は皆一緒。これはヒトとして、という意味合いが強い。他の生物、例えばミミズや鳥とかとは圧倒的に違う。
何となく遺伝に関するエッセイに近い印象があるが、一方でかなり専門的な記述もある。
能力/才能の定義についての話が多かった。また、特殊な例が多くて要点を掴めなかった。遺伝の話は一体どこに、、?と感じる部分も。
ありがとうございます!