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★★★☆『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』メン獄

タイトルのセンスが素敵。コンサル業界を「生き残ってきた」著者による、仕事術に関する虎の巻。

以下所感。

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コンサルタントは「速い」が本質。クライアントは特急チケットを買っているようなもの。出戻りを減らす。20分考えてダメなら相談する。仕事の段取りや優先順位を明確にする。作業時間の見積もりを正確に。周囲への期待値は保守的に設定。

「会議前に議事録は書き終えておけ」ー自分が説明する内容と、クライアントをどう誘導するかについての明確なイメージがあれば、6割程度の内容は会議前に書き終えることができる。

議事録は会議時間と同程度の時間で書き上げるのが一般的な原則。録音の文字起こしは二度手間なので基本的に行わない。決定事項とTodoは、議事録冒頭に簡潔に書くこと。

当日中か翌日午前までに議事録のドラフト提出。これが厳しければ、他作業との優先度を調整するか、上司と相談してタスクを減らす。

品質担保。クライアントはコンサル会社に高いブランド料を払っている。

マネージャーに求められるのは勝つこと。そのためには新しい道具や新しい人員を確保しても良い。総力戦、結果がすべて。

軍師としての大方針の策定が大事。作業に逃げない。(限られた時間の中で、)優先度の低い資料作成や会議については、参加しないという決断も必要。

リーダーはプロジェクトの意義を語れるように。仕事をやらされているリーダーや、沢山抱えて自滅するリーダーに人はついていかない。

ありがとうございます!