Eric

考える際の参考にどうぞ。29歳。

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【随時更新】読書記録

今までに読んだ本の紹介。ひらめきブックレビューのピックアップ本から選ぶ場合が多いです。 評価は個人的な判断です。リンク先は感想です。参考程度になさって下さい。たくさん読んだ月もあれば、少ない月もあります。冊数にこだわり過ぎず、今後も自分のペースで読んでいきます。 (基準) ★★★★★ 世界が変わった。。 ★★★★ オススメできる! ★★★ 良かった/まあまあ ★★ 少し微妙だった。。 ★ 読まな

    • ★★★★☆『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉

      考え方/話し方全般について述べる一冊。各項目が簡潔にまとめられており、非常に参考になった。 日常生活での実践を経て、本著で述べられている多くのポイントは淘汰された(自分には合わなかった)が、例えば「ちゃんと聞くこと」や「言葉に敏感であること」などは、普段の会話において最も大事なことのひとつとして今でも認識し、活用している。この本を読まなかったら、欠如していた会話力を向上させる糸口が見えなかった。個人的には効果抜群だった。 印象に残ったことを下記。 *** 怒りや強い感情

      • ★★☆『DRINK』アレクシス・ウィレット

        身の回りの飲み物をカテゴライズしつつ、網羅的にそれぞれの特徴を述べていく。 以下所感。 *** 水道水の水源は川や湖、地下水など。金属や化学物質、細菌などを浄水して水道水となる。水源によって硬水と軟水が異なる。硬水は岩に染み込んだミネラルを通過するので地下水の場合が多く、軟水は湖の場合が多い(雨水自体は軟水)。 硬水の方が美味しいが、石灰汚れや洗剤の泡立ちが少ないなどのデメリットあり。硬水だとカルシウム/マグネシウムが多く、多少は心疾患リスクを減らせるがそんなに明確な

        • ★★★☆『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』メン獄

          タイトルのセンスが素敵。コンサル業界を「生き残ってきた」著者による、仕事術に関する虎の巻。 以下所感。 *** コンサルタントは「速い」が本質。クライアントは特急チケットを買っているようなもの。出戻りを減らす。20分考えてダメなら相談する。仕事の段取りや優先順位を明確にする。作業時間の見積もりを正確に。周囲への期待値は保守的に設定。 「会議前に議事録は書き終えておけ」ー自分が説明する内容と、クライアントをどう誘導するかについての明確なイメージがあれば、6割程度の内容は

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        • ★★★★☆『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉

        • ★★☆『DRINK』アレクシス・ウィレット

        • ★★★☆『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』メン獄

          ★★★☆『思い出せない脳』澤田誠

          脳の仕組みについて解説する一冊。記憶や感情に関する話で非常に興味深い。 印象に残ったことを下記。 *** 最初から記憶についての話、面白い。記憶が生成されないのは病気だが、記憶を取り出せないのは正常。朝ごはんの内容を忘れるのは普通だが、朝ごはん自体を忘れるのは病気の疑い。 記憶を思い出せる(取り出せる)ようにするには。記憶はシナプスのネットワークで構成される。海馬で記憶が形成される。そのあと重みづけ。短期記憶から長期記憶へ。 アルツハイマーは、過去を覚えているが新し

          ★★★☆『思い出せない脳』澤田誠

          ★★★★★『ポストイクメンの男性育児』平野翔大

          男性育児を巡る現状を整理する一冊。今後育児に取り組みたいと考えている中、大変参考になった。どんな心構えで育児に臨むべきか。また男性育児が世の中からどう捉えられ、どんな窮状に陥るリスクがあるか。訴求力がすごい。いかに自分が育児について何も知らないかに気づいた。読むのと読まないので人生が変わるレベル。育児に関心がある、或いは育児に携りたい考えている人は必読の一冊。 印象に残ったことを下記。 *** 妻を助けようとすると怒られる男性、苛立ちが募る妻。ネットで調べても正しい知識

          ★★★★★『ポストイクメンの男性育児』平野翔大

          ★★★『リーダーのように組織で働く』小杉俊哉

          リーダーシップについて述べる一冊。今の時代に合うリーダーシップとは。また、リーダー「のように」というのがポイント。 印象に残ったことを下記。 *** 自分で考え、改善したこともリーダーシップのひとつ。 日本では管理職はマネジメント(ポジションで与えられた役割)をやっていてリーダーシップ(正しくあるべきことの推進)を発揮していない。 最も有能なトップマネジメントは、自分の時間の8割をリーダーとしての仕事に充てる。末端の担当者でさえ2割をリーダーとしての仕事に充てる。

          ★★★『リーダーのように組織で働く』小杉俊哉

          ★★★『「若者の読書離れ」というウソ』飯田一史

          若者は本を読まなくなったのかについて分析する一冊。 印象に残ったことを下記。 *** 小中学生は朝読の時間で強制的に読書するので、読書率は高い。朝読を実施するのは小中学校の8割。国際的なテストで学力が下がった対策と、学級崩壊対策のため(本を読むと子供達が落ち着く)。高校生以降は読書時間が激減。朝読は高校の3-4割前後に。 大学生は本を読まない人が過去から増加。これはスポーツに長けた人を大学に集める学校が増え、学力が高くない層が多く大学に入学したから。大人になっても読書

          ★★★『「若者の読書離れ」というウソ』飯田一史

          ★★★『世界一やさしい「才能」の見つけ方』八木仁平

          才能を見つけるヒントについて述べる一冊。 印象に残ったことを下記。 *** 才能に関する間違いーー才能は人より秀でていることでは無く、「つい、やってしまうこと」が正しい。資格やスキルで目を曇らせない。まずは才能。なりたい自分、理想というのを手放す。自己否定、及び才能を殺すことにつながるから。諦めることから始まる。才能が無いことを努力しても大きな成果は出ない。成功者から学ばない、参考にならない。答えは自分の内側にある。 自分からしたら大したことない事の中に、才能が眠って

          ★★★『世界一やさしい「才能」の見つけ方』八木仁平

          ★★『能力はどのように遺伝するか』安藤寿康

          遺伝について述べる一冊、以下所感。 *** 遺伝子は3文字の塩基4種類を一つの単位として4万個くらい変化できる場所がある。つまり4の4万乗、ゼロが2万4000個並ぶくらいのバリエーションがある。対して、人が仮に毎年80億人産んで死んだ(1000億年)としても10の20乗。 個人間では0.1%の遺伝的違いしかない。99.9%は皆一緒。これはヒトとして、という意味合いが強い。他の生物、例えばミミズや鳥とかとは圧倒的に違う。 何となく遺伝に関するエッセイに近い印象があるが、

          ★★『能力はどのように遺伝するか』安藤寿康

          ★★★『quitting やめる力』ジュリア・ケラー

          「やめること」の効果に着目して述べる一冊。 印象に残ったことを下記。 *** 動物は生存に不利だと分かればすぐにやめる。忍耐や根性論は無い。フィンチは食べづらい(棘のある)植物から種を取ろうと粘るほど、体力を奪われる。さっさと諦めた方が効率よく食べ物を探せる。 何かをやめるという動作に深く関与する脳のグリア細胞。魚の実験で、グリア細胞の機能をとめると「絶対に諦めようとしない魚」ができる。水に体が流されている動画を見せても、ずっと水流に逆らって泳ごうとする。逆も然り。グ

          ★★★『quitting やめる力』ジュリア・ケラー

          ★★★☆『毒殺の化学』ニール・ブラッドベリー

          毒殺で使われる化学物質をストーリーと共に紹介する本。各エピソードが興味深く、化学の知識も学べる。 印象に残ったことを下記。 *** ・poisonとtoxinどっちも毒だが、前者は生物/化学由来問わない一方で後者は生物由来。toxinはギリシャ語の矢尻に塗った植物由来の抽出液(エキス)から。それが学問のlogiaと合わさってToxicology(毒物学)へ。poisonは液体を表すラテン語potioから古フランス語のpoisonへ。 ・毒殺には計画が必要、衝動的な殺人

          ★★★☆『毒殺の化学』ニール・ブラッドベリー

          ★★★☆『コンビニオーナーぎりぎり日記』仁科充乃

          コンビニオーナーの苦労話を綴る一冊、表紙が素敵。シリーズが沢山ある。 以下所感。 *** 尋常じゃないコンビニ業務の作業量。顧客へのおもてなし精神も凄い。この作業量/苦労を味わいつつ、休みなし、かつ賃金も安いって。。コンビニの裏側、大変すぎる。 コンビニオーナー、苦しすぎないかこれ。ギリギリの生活。やる事多過ぎるし幅広過ぎる。よくこれをやっていけるな。。 日本のコンビニ営業って神みたいなサービス精神で成り立っていたんだな。。配慮が行き届きすぎていて怖く感じる。お客様

          ★★★☆『コンビニオーナーぎりぎり日記』仁科充乃

          ★★★『17歳からのスタートアップの授業』古我知史

          スタートアップを心構えを教える一冊。 印象に残ったことを下記。 *** 人生の目標を挑戦におくこと。成功に置かない。成功はほんの一握りだが、挑戦が大事。挑戦抜きに失敗は生まれない。 自分の全てを賭けて挑んで初めて挑戦と言える。谷底に叩きつけられるような感覚。そして、そのような失敗は早い方が良い。Fail fast. どう選択するか。2択ならば、まず両方を選べるか検討する。二兎を追っても良い。どうしても片方しか選べないなら、タフ(困難)な方を選ぶ。人間は楽な方に流れて

          ★★★『17歳からのスタートアップの授業』古我知史

          ★★☆『1年・1カ月・1週間・1日の時間術』吉武麻子

          スパンを区切って時間管理する方法について述べる一冊。 以下所感。 *** ・始めるまでの腰の重さを軽減するのが大事。20秒ルール、つまり始めるまでの手間を20秒だけ減らす。一度始めたらやり続けるのはそんなに難しくない。始めるまでの手間を減らすと言うのが効くかも。逆にやめたい習慣は、始めるまでの手間を増やすのがいいかも。 ・1年目標 - それ以上だと現実味がない、できることの目算も見誤る、時代の流れも変わる。 ・3カ月の短期目標 - 現実に落とし込む、3カ月×4つ、修正

          ★★☆『1年・1カ月・1週間・1日の時間術』吉武麻子

          ★★★☆『プロダイバーのウニ駆除クエスト』中村拓朗

          ウニ駆除に取り組む著者が磯焼け対策を模索する。検証/考察のサイクルが単純に面白くて興味深い。読んでいてワクワクする。 以下所感。 *** 最初は気取った感じの文章(と高すぎるテンション)が何となく苦手だったけど、海洋環境への問題意識と使命感から、圧倒的な行動力を発揮する著者の行動を見て、あ、これは海に対する愛なんだなと理解した。 自費でウニ駆除しつつYouTubeで収益化するなど、難易度の高いタスクへがむしゃらに取り組むその姿勢そのものがまず参考になる。 とにかく豊

          ★★★☆『プロダイバーのウニ駆除クエスト』中村拓朗