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自身の強みをチームの強みに

皆さまこんにちは。広報担当のカシマです。今回はデザイン制作に携わるメンバーの取り組みをご紹介します!

エンビジョンではパートナーの課題解決はもちろん、コミュニケーションを形にし、世の中に共感を生み、社会を変えていくクリエイティブ事業を"envision CREATIVE"と定義し、サービスを推進しています。

多様なサービスを推進するにあたり、さまざまなアウトプットが求められます。これらのアウトプットを実現するために、多岐にわたる技術を持つメンバーが在籍しています。そんなメンバーが、日々の鍛錬や研究として取り組んでいることが2つあります。それぞれの取り組みについて、実施した内容を写真・図と共にご紹介します。


取り組み①:知識の獲得と共有

この取り組みは、知識を習得し共有することを目的としています。Web講座を受講し、以前は知らなかったテクニックや、今まで活用できていなかったソフトウェアの新しい使い方を学びました。講座で得た知識を実務に適用し、仕事の効率化を図ることができます。また、個々の知識を共有する会を開催し、チーム全体のスキルアップを目指します。

映像美術出身のデザイナーが提供するスタジオの豆知識講座や、モーションデザイナーが教えるAdobe After EffectsでのIllustratorデータの受け渡し方法など、各々の専門知識がチーム全体の力になっています。
また、「鬼の入稿データチェック講座」などのプラクティカルなセッションを通じて、具体的な作業プロセスの改善がなされ、データチェックの精度が向上しているのは特に印象的です。こうした社内教育は、個人の成長だけでなく、組織全体の成熟度を高め、より効果的なチームワークを促進することにも貢献します。

取り組み②:クリエイティブの分析と共有

現在は週1回のペースでデザイン筋トレなる活動を行っております。内容はざっくりいうとデザインの分析共有会です。

週に1回のペースで「デザイン筋トレ」という、デザイナーたちが定期的にスキルを鍛え直すことを目的とした活動を行っています。個々の分析を共有することは、メンバーが互いの作品から学び、インスピレーションを得たり、新しい視点を開拓したりするのに非常に有効です。
共有会の具体的な手順としては、改善を重ね下記の①〜④の流れで行っています。

①くじ引きでチーム分け
②担当メンバーがお題を決定
③考察タイム
④発表、意見交換会(1セット15分)

最初に「くじ引きでチーム分け」を行い、毎回メンバーを入れ替えてフレッシュな気分で筋トレを実施しています。
次に、担当メンバーがお題を決定します。“デザイン”に関わることならどんなお題でもOKです!例えば、「メンズ美容系のWebデザイン」や「Z世代向けのクリエイティブ」、「スマホアプリに関するデザイン」など、様々なジャンルのお題に挑戦しています。
お題が決定したら、「考察タイム」に入ります。ここでコンセプトやターゲット、デザインのポイントを深く考察し、インプットとアウトプットを繰り返します。
最後に、発表と意見交換のセッション(1セット15分)を行います。

ChatGPTにデザイン考察するための共通フォーマットを作成しました

参加メンバーからは下記のような感想がありました。

・自分が知らなかったクリエイティブのセレクトや考え方が新鮮でした。
・トレンドの共有になって良かったです!
・他のメンバーが何に興味関心があるのかを知るきっかけになりました。
・「なんとなく良い」を言語化する良い機会になりました。
・お題セレクトもトレンドを意識するため、よりアンテナをはるように。

「デザイン筋トレ」という取り組みによって、「デザインを観察し、その考察を言語化して共有する」というプロセスが確立されました。普段は個々の直感に頼りがちなデザイナーにとって、感じたことを他者も理解できる形で表現する練習は必要不可欠です。さらにチームで取り組むことで、未知の知識や異なる視点を得る効果もありました。

取り組みを通じて

このような取り組みは、デザインの質を維持・向上させるだけではなく、チームのコミュニケーションと結束を強化する重要な役割を果たします。デザイナーが自己の見解やアプローチを共有することで、クリエイティブなアイデアが育まれ、デザインプロセスや問題解決方法に新たな視点が加わります。

さらに、定期的にデザインについて深く考え、ディスカッションする習慣は、デザイナーがトレンドを把握し、陳腐化を防ぐ上でも重要です。これにより、チームの創造力を刺激し、市場やユーザーのニーズに対応した高いレベルのデザインを持続的に提供することが可能となります。

トレンドや技術が急速に変化する中で、時代に即したクリエイティブを創出するための学びは必要不可欠です。社内のメンバーと取り組むことで、個々では発見できなかった知見や気づきを得ることができます。これらを活かし、より一層良い仕事ができるよう精進します!

●執筆:参加メンバー代表
●編集:カシマ
エンビジョン公式X

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