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【インターンシップ】 envision Internship Report vol.1

はじめまして!
8/28〜9/8までの10日間、株式会社エンビジョンでのインターンに参加した学生の稲田です。
今回は私がエンビジョンのインターンに参加した理由や、エンビジョンで経験したこと、考えたことなどをお伝えしたいと思います。


エンビジョンのインターンに参加した理由

エンビジョンはクリエイティブで社会課題を解決するオウンド事業を運営しており、現在では食品ロス問題に取り組む「ロスをロスするProject」と、地域創生に取り組む「envision DRIVEN」の2つのPROJECTが進行中です。私がエンビジョンに興味を持った1番の理由はこれらのPROJECTについてもっと知りたいと思ったからでした。

エンビジョンのインターンに参加する前に興味を持っていたことは以下の3項目です。

  • クリエイティブのプロが集まる現場の雰囲気を感じたい

  • 「envision DRIVEN」チームの地域創生への取り組みと地域住民との関わり方

  • エンビジョンのミッションの中のキーワード「未来志向」が
    2つのPROJECTの中にどのように取り入れられているのか

インターン中はPROJECTの中心メンバーの方々から実際に話を聞くことができ、知りたいと思っていたことやそれ以上のことまでたくさん教えてもらうことができました。
インターンのプログラム内容のご紹介とともに上記の3項目において私が考えたことなどをお伝えします。

プロが集まる現場の雰囲気

「ロスをロスするProject」では商品の撮影現場を見学しました。エンビジョンはビルの7階にオフィスがあり、3階には自社スタジオを所有しています。スタジオには壁・床・小道具など色んな演出ができるセットがありました。今回は机の上に商品を置いて撮影しましたが、数ミリ単位での位置変更、カメラの位置、光の位置、影の見え方、写真をパッとみただけでは気づかないような汚れにまで気を配り、より良いクリエイティブを作ろうとするプロのこだわりが見えました。

決してかたい空気ではなく意見の言いやすい柔らかい空気感で皆さん楽しく撮影しており、エンビジョンのMission Statementに通ずるメンバーのみなさんの仕事への姿勢を感じることができました。

「envision DRIVEN」の地域創生への取り組み

地域住民が主体となってまちを盛り上げていく仕組みづくりをしている「envision DRIVEN」。現在、地域住民が主体となって地域をPRするクリエイティブを制作する取り組みを行なっており、その一環で地域の人に動画の作り方を教えるワークショップを開催していると伺いました。撮影する前はレンズを拭くなどの初歩的なことから、最終的に動画を地域住民の方々の手で撮影できるようになるところまでを盛り込んだ内容です。

地域創生課題に向き合うにあたっては、地域の方々との関わりを通して地元を盛り上げたいという気持ちがあった、と伺いました。地域の方々と一緒にプロジェクトを進めていくプロセスが聞けて、コミュニティー作りのヒントをたくさんもらえました。

「未来志向」がPROJECTにどのように取り入れられているのか

エンビジョンは、持続可能な未来を作る種をみつけ、撒き育て、社会をより良いものに変えていくことを使命としています。その未来志向の意識がPROJECTにどう反映されているかに興味を持った私は、今回のインターン中に「ロスをロスするProject」と「envision DRIVEN」の2つのPROJECTメンバーの方々にたくさんお話を聞きました。

「envision DRIVEN」の取り組みの中では「ひと創り」ということにフォーカスし、クリエイティブの力で地域住民をエンパワーメントすることで地域発展に繋げようとしています。 その想いから、地域の方と一緒に地域をPRするクリエイティブを作るという企画に繋り、そしてこの企画が終了した後も、地域の方がご自身で地域の魅力を発信し続ける仕組みを作ることを大事にしていると伺いました。

「envision DRIVEN」実際の課題への企画アイデアについてのフィードバックをいただいています。
的確なアドバイスでとても勉強になりました。

「ロスをロスするProject」では、食品ロス問題と様々な視点から解決策を提案するためのサイトを立ち上げました。このサイトでは誰もが自分らしい食品ロス削減の方法を見つけられるように食品ロス問題についての知識をわかりやすく解説したり、食品ロスが出ない効果的な取り組みを紹介したりしています。食品ロス問題に対しての意識を高めることが目的とのことです。

サイトの中には、私たち学生でもすぐに実行できるような取り組みが紹介されていました。中でも印象に残っているのが、家にずっと置いてある、恐らく自分は食べないであろう賞味期限内の食材を知り合い同士で持ち寄って交換会をする取り組みです。この取り組みにより、本来だったら捨てられる食材が捨てられずに食べてもらえるようになります。この取り組みを考案した方は「大きく考えすぎず、時には小さな組織で一人ひとりが解決に向けてやれることを考えることが解決の道だったりする。」とおっしゃっていました。このサイトは見た人の意識改革のきっかけになり、これからの明るい未来に繋がるサイトだと感じました。

「ロスをロスするProject」サイトの内容を解説してもらっています。
わきあいあいとした雰囲気でとても楽しいです。

おわりに

PROJECTに関すること以外にも、デザイナーの方の勉強会に参加したり、リクルートページの作成をしたりなど幅広く経験させていただきました。インターンに参加し、さまざまな取り組みに関わっていく中で私が将来やりたいことのヒントをたくさんもらえたと感じています。

課題をクリエイティブで解決していくエンビジョンのお仕事は楽しいアイデアに溢れていて、新しい視点をたくさん学ぶことができました。
特に印象的なのが「ロスをロスするProject」でした。私は今まで社会問題について考える時に大きな組織で考えることが普通だと思っていましたが、このPROJECTのお話を聞くなかで、わざと小さく考えてみることでこんな解決方法のアイデアが生まれるのかということがすごく衝撃的でとても勉強になりました。この考え方はこのPROJECTに限らず、さまざまなところで使えると思います。私の大学生活でも行き詰まったらエンビジョンの皆様のさまざまな視点を思い出して活用していこうと思います。

最後に私たちにとってインターシップでの学びがより良いものとなるよう企画してくださった方々、快く私たちとお話しをしてくださった方々、本当にありがとうございました!大学ではできない経験がたくさんできました。毎日が刺激的で楽しい10日間でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


●執筆:エンビジョン インターンシップ2023
    参加学生 稲田さん

●編集:さいきまい
X:https://twitter.com/mai_sai_env

●エンビジョン公式X
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