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【インターンシップ】 envision Internship Report vol.2

はじめまして!8/28〜9/8までの10日間、株式会社エンビジョンでのインターンに参加した田中と申します。大学では、イラストレーションやデザインを勉強しています。今回は私がインターンに参加した理由と学んだことをレポートしていきます!


はじめに

私が本インターンに参加しようと思った理由は、クリエイティブ業界で働くことに対して具体的なイメージを持ちたかったからです。現在学んでいることが仕事をする上でどのような形で活かせるのか、またこれから社会に出る上で身に付けるべきスキルや考え方を知りたいと思ったことも理由でした。

インターン初日、エンビジョンメンバーの前での自己紹介プレゼンの様子

10日間のインターンでは、エンビジョンのサイトのRECRUITページのコンテンツ制作、note記事の執筆、撮影現場の見学やデザイナーミーティングへの参加、PROJECTの企画アイデア出し、社長座談会など、さまざまなプログラムに携わりました。

社長座談会にて。クリエイティブの話から人生相談まで様々な質問を社長にぶつけました。

このインターンを経て、自分が社会人になって働くイメージがより鮮明になったと感じています。そして、このインターン期間中にエンビジョンの方々からお話を聞いた中で、自分がこれから意識し、社会に出る上で身に付けておくべき考え方だと感じたことが3つあります。

1.デザインの先にあるものに目を向ける

エンビジョンでは、クリエイティブで社会課題を解決に導き、社会をより良くしていくというミッションを掲げています。「クリエイティブ」と聞くと何かを作ることを想像しますが、作ることがゴールなのではなく、その先の未来にまで目を向けたクリエイティブを生み出し、問題を解決することこそがゴールだという考え方です。

また、エンビジョンでは企業が抱える課題をクリエイティブで解決する「パートナー事業」以外に、地域創生や食品ロス課題を解決する「オウンド事業」も運営しており、地域創生をテーマに掲げる「envision DRIVEN」と、食品ロスをなくすことを目的とした「ロスをロスするProject」の2つのPROJECTが進行しています。

インターン中には、「envision DRIVEN」で実行に至ったプロジェクトについて同様の課題から企画を考えたり、「ロスをロスするProject」のメンバーの方々と食品ロス削減に向けた特別企画を考え、アイデアをディスカッションしたりフィードバックをもらったりしました。

初めは「デザイン」と「地方創生」「食品ロス」という言葉が結びつきませんでしたが、事業内容について詳しく伺う中で、クリエイティブな発想や視点が社会課題の解決に繋がる大きな可能性に気づかされました。

2.得意分野を増やし、常にインプットを忘れない

エンビジョンでは、デザイン・イラスト・撮影・モーショングラフィック…などなど、各々が得意分野を持っています。そして、それに基づいてフレキシブルにチームを組むことで、最大限の力を発揮することができると考えています。週1回、各々が得意な仕事や今後挑戦したいことについて発表する「envision Talent Talks」が行われていました。一緒に働くメンバーが得意なことを把握することで、仕事の進行をよりスムーズにすることに繋がっているのだと感じました。

インターンでは、撮影を見学する機会もありました。光の当て方やカメラの位置などひとつひとつに意味があり、プロ意識が垣間見れました。

苦手意識のあったことに手を出してみると意外と向いていることに気が付いたり、反対に得意分野だと自負していたことで挫折してしまう状況も考えられます。このような様々な状況に柔軟に対応するために、苦手意識に囚われることなく、興味を持ったことに挑戦する姿勢を、学生時代だけでなく社会に出てからも大切にしていきたいです。

また、社内ではデザインをする上でのインプットを常に意識していることも印象的でした。例えば、毎週デザイナーたちが集まって、決められたテーマのデザインを分析して共有し合う「デザイン筋トレ」。実際に参加させていただいて、デザインについて一歩踏み込んで考え、自分の考えを話したり先輩の考えを聞くことはとても刺激になりました。

3.コミュニケーション能力を身に付ける

インターンでは様々な場面で発表をしたり話し合う機会が多くありましたが、自分の意見をきちんと言葉にして相手に伝える能力が足りていないことに気が付きました。

noteの講座を開催していただいた際に、文章の書き方や本を読む習慣の大切さについてお話いただいた中で、”国語の勉強は生涯必要になる”という言葉が強く印象に残っています。

コミュニケーションを取る上で、相手に自分の意図を正確に伝えたり、相手の意図を汲み取ったりするために、国語の能力は不可欠と言えます。そして、単語ひとつを取っても、人によって捉え方が大きく異なる場合があります。

例えば、私は日常的に”かわいい”という言葉をよく口にしますが、その言葉は非常に抽象的です。また、意味の範囲が広いことから、人によって大きく捉え方が異なります。友人との談笑では自分の感想として”かわいい”という言葉を使うのは問題ありませんが、仕事をする上で商品やデザインの可愛さを伝えたい場合は、もっと噛み砕き、伝える相手と共通に認識できる言葉に変換する必要があると感じました。新しい言葉を知るために読書をし、それらを会話や文章の中で実際に使うことで、語彙を増やし、コミュニケーション力とクリエイティブ力の向上に役立てていきたいです。

おわりに

インターンに参加したことで、自分に足りないものを知ることができ、とても良い経験になりました。エンビジョンで学んだことを、就職活動だけでなく社会に出てからも役立てていきたいです。
10日間ありがとうございました!

●執筆:エンビジョン インターンシップ2023
    参加学生 田中さん

●編集:さいきまい
X:https://twitter.com/mai_sai_env

●エンビジョン公式X
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