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エンビジョンが展開する「地方創生」プロジェクト『envision DRIVEN』

皆さまこんにちは。広報担当のカシマです。
今回は、エンビジョンのPROJECTのひとつ「envision DRIVEN」を紹介します!
エンビジョンのPROJECTは社会課題に向き合い、より良い未来を創っていくための提言や研究開発、また、それらを解決、実現するプロダクトやサービスの企画、提案、運用を行う事業です。

地域と考え、地域で創り上げる。
地域に携わる人々や地方自治体と協力し、 クリエイティブで日本に新たな価値を生み出す活動。


「ひと創り」にフォーカスし、クリエイティブの力で地域住民をエンパワーメントする。

少子高齢化・産業衰退・空き家問題など、地域が抱える問題は想像以上に深刻です。この状況を良しとせず試行錯誤している人々や自治体もたくさんありますが、この閉塞感を打破するためには、各々が別々に活動することではなく、皆が、官民が、力を合わせて向き合うことが必要です。そして、明確なパーパスを持ち共有しクリエイティブに明るい未来を創造することが重要だと考えています。

地方創生の鍵となる「しごと創り」「まち創り」「ひと創り」。「envision DRIVEN」はその中でも「ひと創り」にフォーカスし、クリエイティブの力で地域住民をエンパワーメントしていくという活動です。


自治体プロモーションの現実

エンビジョンには地方出身のメンバーも多く、地元から活気が失われていく様子を憂い、クリエイティブの力でできることを探したり、週末に地元へ戻り地域の人たちと活動をしているメンバーもいます。
そんな一人ひとりの思いや個人の活動はもちろん大事ではあるものの、そういった活動だけでは地域を変えることはまだまだ難しいでしょう。企業として、クリエイティブの会社として、私達にもできることがあるのではないかと考えてきました。

企業が地方創生に携わると、派手なプロモーションを行ったり、イベント企画や観光キャンペーンサイトを立ち上げるなどがほとんどです。今まで様々な施策が各自治体で実施されてきたと思いますが、継続的に行われているプロジェクトはそれほど多くありません。自治体の年度予算に応じた一過性のカンフル剤のようなプロモーションが乱立しては消えていくのを何度も目にしてきました。

外の人の目から見た観光キャンペーンは地域の魅力に映るかもしれませんが、住んでいないからこそ普段見れない景色に魅力を感じるというだけで、そこで暮らしていたり働いている人、その街を育てていきたいといった想いとは別のものです。

だからこそ、個人の意志が介在しない形式的なSDGs、慈善事業や社会貢献活動ではなく、地域に暮らす住民が自ら明るい未来を想像し、未来に向かって行動し、エンゲージメントを高めていく。そんなサイクルを作っていくことが、結果的により良い「しごと」を生み出し、より良い「まち」をつくり出すものだと考えました。

地域の活性化や持続可能な「まち創り」を実現するためには、何よりまずその地域の「ひと創り」無くしてはあり得ません。


持続可能な地域の土台を“ひと”から推進する。

ワークショップを通して地域住民の想いを可視化していく

すべての活動は市民意識の向上からはじまります。ワークショップを行い、パーパスとミッションの策定を通して意識変容と行動変容を促し、シビックプライド醸成のサイクルを生み出すことが先決です。

意識や技術の底上げを図るワークショップ

私たちが市民と自治体の間に立ち、それぞれの立場間ギャップや意識のズレを解消し、官民連携の領域をクリエイティブで拡張していくことで、エンゲージメントを高めます。

また、市民や自治体が積極的に発信していく場づくりとアクションプランの策定、リサーチからクリエイティブの制作まで、自走できる人材を育成する仕組み作りをトータルで企画、プロデュース、サポートを行います。

市民の思いを引き出しまとめるファシリテート

私たちが継続的にサポートすることで、その地域にあった「しごと」「まち」「ひと」を創り出し、地域の活性化に繋がります。
この活動が広がり、同じように悩みを持つ自治体が活性化すれば、地域から日本を活気づけることができると考えます。

この「envision DRIVEN」の取り組みについてのホワイトペーパーをご用意しています。
詳しくは、「envision DRIVEN」のサイトをご覧ください。

●執筆:西井 出
X:https://twitter.com/iz_envision

●編集:カシマ サキ
X:https://twitter.com/envision_sk22

●エンビジョン公式Twitter
https://twitter.com/envision_press


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