【就活】福利厚生が充実している会社
就活でどのような会社に行きたいかと尋ねたとき、「福利厚生が充実している会社がいい」という就活生も多い。では「福利厚生」とは具体的に何を指しているのか。今回はそのことを見てみたい。
まず、福利厚生は法律で定められている法定福利と、法律で定められていない法定外福利がある。
法定福利
法定福利の種類は健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、介護保険、子ども・子育て拠出金の6つ。このような社会保険料等の企業負担分のことを法定福利費という。
法律に定められている福利厚生なので、どの企業も同様におこなっている。なので、「福利厚生が充実している会社がいい」と就活生が言う場合、次にあげる法定外福利が充実している会社がいい、という意味になるだろう。
法定外福利
法定外福利のうち、代表的なものは住宅手当、通勤手当、家族手当などがある。他のものも含めて、どのようなものがあるかあリストアップしてみよう。
休暇制度(特別休暇、リフレッシュ休暇など)
住宅手当、社宅、社員寮
通勤手当
通信費
退職金制度
自己啓発(資格取得の補助など)
育児支援(時短制度など)
健康増進(人間ドック受診補助など)
慶弔関連(結婚祝いなど)
リクリエーション関連(懇親会補助、レジャー施設利用補助など)
保養所
また、特にコロナ禍以降、
リモートワーク制度
を導入する企業も増えてきている。
「福利厚生が充実している会社がいい」という場合、上記のどの福利を指しているのか、よく考えてみることが大切だ。
企業にあったら嬉しい福利厚生
企業にあったら嬉しい福利厚生は何か。マイナビで調査されていた。
「諸手当」「各種補助」の中身など、詳細は下記のサイトを参照してほしい。
「条件付き愛情」には要注意
一定の条件下でしか福利厚生の恩恵を受けられない場合もあるので、注意が必要だ。
例えば大手デベロッパーなどでは、本社から近い住居には家賃補助があるが、そう遠くなくても一定距離離れてしまうと家賃補助が出なくなってしまう企業もある。
おわりに
法定外福利を大別すれば、時間あるいはお金、ということになる。
時間をどのぐらい大切にしたいのか、自分がお金を使いたいところに補助があるのかどうか、企業の法定外福利をよく見比べて、志望企業を決めたいところだ。
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