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【就活】入社式の社長メッセージを眺めてみよう

4月上旬になり本選考も本格的になってきた。志望企業に来春入社するイメージトレーニングとして、入社式の社長メッセージを眺めてみるのもの良いかもしれない。

今回は、2024年4月に開催された入社式での社長メッセージをピックアップしてみた。

マツダ

さて、これからの長い社会人生活を始めるにあたり、私からのアドバイスとして、自分の将来のロードマップを描いてみることをお勧めしたいと思います。20代では何をやりたいか?30代や40代ではどう生きたいでしょうか。そして今は想像しにくいかもしれませんが、50代にはどういう大人、人になっていたいでしょうか?また、仕事の上ではどうでしょう?スペシャリストとして技能を極めたいと思う方、マネージャーや部長など幹部になりたいと思う方、海外勤務にチャレンジしてみたいと思う方、仕事はきちんとやりながら、自分の趣味を磨きたい方など、様々な未来の姿があるでしょう。社会人として真っ白なキャンバスを持っている今だからこそ、未来のありたい姿を描き、その実現のために何をしたらよいか、考えてみましょう。

https://newsroom.mazda.com/ja/about/speech/10808/index.html

新入社員は新しい環境に慣れるのに精いっぱいだと思うが、長期的なロードマップを描いてみることも大事だろう。人生100年時代、先行きも不透明な時代でキャリアをどう歩んでいくべきか、ある程度の道筋を立てたい。

何をしたらいいか皆目見当がつかない、という方もいるでしょう。それでも大丈夫です。皆目見当がつかない、というのもその時の正直な答えとしてとどめておきましょう。その「考えてみる」というプロセスが大切なのです。若い時、社会人になりたての初々しい時の考えや思い、情熱などは、社会人として成熟していくのと引き換えに失われ、変質していくものです。振り返ったときに自分が一体何を考えていたか、初心は何だったのかを、書き留めて客観的に振り返ることができるのは、大切だと思います。

https://newsroom.mazda.com/ja/about/speech/10808/index.html

「何をしたらいいか皆目見当がつかないが、考えてみるというプロセスが大事」というところは、就活にも当てはまる

伊藤忠商事

さて、本日から皆さんは伊藤忠の商人になる為の見習いを始めることになりますが、知識の習得以外に磨いて欲しい事があります。それは、デジタル時代だからこそ価値のある人間力と感性の磨きです。人間力が磨かれれば、自ずと人を惹きつけ、人脈も広がっていきます。そして、感性を磨くことで、一歩先を読む力やお客様が求めるものの本質を見抜く力を身につけることができます。このことは、皆さんが独自に磨き上げるスキルであり、こればかりは流石のChat GPTも教えてはくれません

https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2024/240401.html

時代の趨勢だろうか、社長挨拶でChatGPTに触れていた。さすがに社長挨拶はChatGPTにヒントをもらっていることはないだろう。

ADKホールティングス

ADKホールディングスの入社式では、AIアバター「AI-CEO」が、新入社員それぞれに対して、カスタマイズされた歓迎メッセージをリアルタイム生成したようだ。

新入社員が画面越しに自分の名前を伝えると、新入社員のプロフィール情報などを事前学習した「AI-CEO」が、パーソナライズドした歓迎メッセージをリアルタイムに生成する、とのこと。

どのような歓迎メッセージが生成されたか分からないが、リアルタイムに生成されるということで人事部担当者はドキドキしながら見守ったのではないだろうか。

おわりに

今回の記事を書くにあたって、公開されている入社式挨拶を見てみたが、その多くで「大切にしたいこと」として触れていたものを挙げておこう。

  • まずは健康が大事

  • 同期をはじめ、関わる人たちを大切に

  • 失敗を恐れるな

これからの数十年間、変化の時代ということは間違いないが大切にしたいことは昔からあまり変わっていない気がする

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