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起立性調節障害って。

今日は漢方カウンセリング。
先日親子でお越しくださった方。
息子さんの起立性調節障害で悩んでおられる
お母さん。

この不調はいつ治るのかがわからない。
例えば、怪我なら目に見えて痛いだろうし、
傷の回復具合も誰にでもわかる。

でも、ホルモンバランスや自律神経、
心の問題は本人にしか分からない。
周りの家族の人の理解がないと、
"怠け病"のように扱われる。

本人は一番辛いし、しんどい。
でも、周りにいる人も痛いくらい辛い。
結構そこが置き去りになり共倒れする場合も多々ある。

自律神経の不調は目には見えない。
それと同じで人の氣も見えない。

でも、それをちゃんと感じとる力、
目には見えなくても存在しているということも
漢方学は教えてくれる。

目の前のお母さんになんて言おう。
そんな時、取り繕うような事なんて言えない。

私が支える側でしんどかった渦中にいる時は、
1週間後、1ヶ月後、半年後、1年後の未来なんて
描けれなかった。

しんどいながらもまだ未来を描けれるのは、
余裕があるからできることであって、
本当にしんどいとそんなことなんてできない。

だから一日をどうにか終わることができたら
それでいい。
ゴールは一日を終えて布団に入るイメージしか
湧かなかった。

そして、目には見えない氣でしんどくなり
支配されているときは、
サポートする側は難しいかもしれないけれど、
自分をどうか大切にしてほしい。
どうしても氣力体力共に擦り減ってしまうから。

一日のうちで数分で良いから、
ホッとする時間を作ってほしい。

そして、人を想う氣持ちは、
ちゃんと伝わることも信じてほしい。

そんな気持ちでご飯を作ってあげる。
ハンドパワーとかバカっぽく言うけれど、
人の氣はきちんと存在しているから、
その氣持ちでおにぎりを握ってあげてほしい🍙

お米はとってもいい。

氣とは2種類のものによって作られる。

先天の氣=ご先祖さんから受け継がれるものや
生まれ持った性質のこと。

後天の氣=水穀の氣、生まれてから自分の力で
養生や生活習慣で得られる氣のこと。

特に食べ物からのパワーは大きいですね。

オススメなのはお米。
それはお米は胃腸にパワーをつけてくれるから。
お腹がしっかりすると氣もしっかりする。
丹田のツボがお腹にもあるように、
お腹と氣は繋がっているからね。

目に見えない不調には、目に見えない氣の愛情で。
きっと伝わるはず。
長いトンネルもちゃんといつかは光がさしてくるからね。

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