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#010 | しらとり台保育園(社会福祉法人しらとり台保育園)| 保育士 M.Yさん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第10回は、神奈川県横浜市 しらとり台保育園(社会福祉法人しらとり台保育園)入職5年目 保育士 M.Yさんにお話を伺いました。



―担当業務と就職先を「しらとり台保育園」に決めた理由を教えてください。

入職5年目で、現在2歳児クラスの担任をしています。
就職先を『しらとり台保育園』に決めた理由は二つありまして、
一つ目は自分が卒園した園ということです。自分がお世話になった先生方が今も現役で働いていらっしゃって、とても安心できる職場だと思い決めました。
二つ目は勤続年数が10年以上の職員が多いところに魅力を感じました。長く勤めず結婚を機に退職する方も多い中で、平均勤続年数が10年を超えていることは、『しらとり台保育園』が働きやすく、保育士を続けたいと思える環境があるからだと思いました。
振替休日や有給休暇はもちろん、育休もしっかりと取ることができるので、結婚して子どもができても安心して続けられる環境に魅力を感じました。
 
昨年結婚式を挙げた際、小さい頃からお世話になっていて、今では一緒に働く同僚の先生方をお招きしてお祝いしていただいたのですが、そのアットホームな雰囲気も魅力だと感じています。
 
(おめでとうございます!小さい頃から『保育士さんになりたい』と思っていたのですか?)
はい。アルバムに将来の夢は『保育園の先生』と書いていて・・・。
その夢は変わらず大学に進学して学び、こちらに戻ってきました。
 
(卒園児で働いている方はお一人ですか?)
私を含めて3人います。また来年春に2人入職予定です。
 
(すごい!ちなみに実習も『しらとり台保育園』で行いましたか?)
私は系列園の第二しらとり台保育園でした。違う園の雰囲気も見てみたかったので、系列園で勉強させていただいて、経験を活かして母園に戻ってきました。

しらとり台保育園

ー「しらとり台保育園」の自慢できるところは?

職員同士の仲が良いことです。先ほどアットホームというお話をさせていただきましたが、いい意味でなんでも言い合えるような関係で、思ったことや、やりたい保育の案を話せる環境です。
なんでも話せる同世代の20代がいて、いろいろ相談できるちょっと年上の30代の先輩、そして40~50代の子育て世代の先輩方。
保育の悩みはもちろん、プライベートの悩みも人生経験豊富な先輩がたくさんいらっしゃるので、いろいろなことを相談しています。
 
(年齢層も幅広そうですね。)
全体的にバランスが良く、20代が43%、30代が13%、40代が19%、50代以上の方も25%と、満遍なく幅広い年齢の職員が活躍しています。
私が卒園児だから仲がいいというわけではなく、ほかの職員も先輩に何でも相談できる環境が自慢です。

―2歳児クラスは何名で担当されていますか?

20人の子どもたちを4人で保育していて、そこにフリーの先生も入ります。
お子さんの命をお預かりするという大きな責任が伴うので、最初から重荷を背負わせないように1年目は先輩について安心して学べるように配慮されています。

―どういったときに保育士としてのやりがいを感じますか?

やりがいを感じる場面はたくさんありますが、一番は子どもの成長が見られた時です。
今2歳児クラスを担当していますが、例えば着替えができなかった子ができるようになったり、自分で食事ができなかった子が進んで食べられるようになったり、そういった小さな成長を見られたときにやりがいを感じます。
運動会や発表会は公会堂など大きな会場で行いますが、練習してきたものを本番でひとつになってやり遂げる場面では、涙が出るぐらい大きなやりがいを感じています。
保育士として働き始めて5年目ですが、5年間一日として全く同じ日は無く、毎日変化があって、小さな積み重ねが自分の中で大きなやりがいになっています。

(最近感動したエピソードはありますか。)
今2歳児クラスではトイレトレーニングを頑張っているのですが、本当にトイレが苦手なお子さんがいたので、トイレにその子の好きなキャラクターの絵を装飾して安心できるような空間にしたり、保護者の方と連携して好きなキャラクターのパンツにしたら、もしかしたら気分が上がるかもしれないと、寄り添った保育をしていたらトイレで出来たのです!
今では朝登園してから帰るまで終日布パンツで過ごしています。
自分たちの考えたちょっとして工夫で、子どもが変わり、成長していく姿に感動しました。
 
(そういったアイデアはどのように思いついたのですか?)
経験が思いつかせてくれたのだと思います。トイレは閉鎖的で不安に思う子が多いので、楽しい安心できる場所だって思ってもらえるにはどうしたら良いか考えたときに、その子の好きなものを飾ってあげるのが一番なのかなと思いました。
その子に関してはキャラクターをラミネートして装飾すると、多分落ち着くからやってみませんか?と職場で提案したら他の職員も賛成してくれ、保護者の方とも協力しながら取り組めました。

―苦手な仕事はありますか?それをどうカバーしていますか?

ピアノが苦手です。楽譜が読めないのですが、今はドレミが譜ってある楽譜などいろいろな種類の楽譜が売っているので、自分が使いやすい楽譜で練習をしています。家で練習することも少しはありますが基本的には保育園で空いている時間に練習をして、難しいところは先輩に指の使い方や間の置き方を教えてもらっています。難しくて弾けない曲は弾ける先生に代わってもらって、その分私は子どもたちを存分に盛り上げるようにしています♪

―お休みの日の過ごし方は?

休日は夫とお買い物に行ったり、食事に行ったり、友達と遊んだりしています。
基本的に家にいることはないです。笑
ディズニーが大好きなので、2ヶ月に1回はディズニーに行っています。
勤務時間中は仕事を目一杯やり、持ち帰ることもなく、休日は仕事のことも忘れて全力で楽しんでいます!
土曜出勤の振休や有休も取りやすいので、結婚記念日やそれぞれの誕生日近辺の日に同時に休暇を取りお祝いしています。
 
(よく会うご友人は同じ保育業界で働いている方が多いですか?)
土日休みなのでいろいろな友人と遊べますが、それぞれ小学校と幼稚園の先生をしている友人の3人でよく遊んでいます。
話も合いますし共通の悩みもあるので、居心地がいいです。

―保育士という仕事の将来性や重要性についての考えをお聞かせください。

保育士という仕事は日本を支える仕事だと私は思っています。
子どもがいても会社に行って仕事に集中できる環境があるのは、保育園があるからだと思います。実際に私も『しらとり台保育園』で育ち、現在もお世話になっていることにとても感謝しており、私の親も「保育園には感謝してもしきれない」と話しています。
不適切保育など、保育を取り巻く暗いニュースで取り上げられていることによって、子どもを産んでも安心して預けられる場所がなくなると、子どもを作りづらいというように少子化問題などにも繋がっていくのではないかと思っています。
今後A I化が進んでも、一人一人に合わせて愛情を持って、臨機応変に子どもと接する保育はロボットには出来ず、人にしかできない仕事ですから、世の中に保育士の必要性をもっと知ってもらい、素晴らしい仕事だと認識してもらえるように、常に子どもに寄り添った保育をしていきたいと思っています。

―最後に、これから保育士を目指す学生さん、えんみっけ!を見て園探ししている方に向けて一言!

私は保育という仕事に誇りを持っています。保育について色々言われる世の中ですが、それに勝るほどの魅力と感動があるので、得意なことは積極的に保育に取り入れて、苦手なことは周りに助けてもらって、自分らしい保育を行うことが一番大事だと思っています。ぜひ保育士になって、一緒に子どもの成長に感動し、毎日を楽しく過ごせたら嬉しいです。


保育士の将来性や重要性について、とても真剣にお話しくださる姿が印象的でした。
真剣な中にも子どもたちの盛り上げ役をするエピソードなど、明るく元気な姿を垣間見ることができました。
オンオフの切り替えもできてさすがです!
M.Yさん、ありがとうございました。

今回お話をお伺いした、神奈川県横浜市 しらとり台保育園(社会福祉法人しらとり台保育園)の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。
園見学も受付中です!


インタビュー掲載期間:2025年3月31日迄


幼保学生・求職者のみなさまへ 

現役保育士さん、採用担当者さんなどに聞きたいたいことリクエストを受け付けております。
*直接聞きにくい事もえんみっけ!が間に入ってお聞きします。
インタビューリクエストはこちら:https://forms.gle/7r7wV359JPJhakik9