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#025 |社会福祉法人千葉愛育会 | 院内保育園 | 保育士 S.Kさん

こんにちは。えんみっけ!事務局です。
保育士インタビュー第25回は、千葉県千葉市 院内保育園(社会福祉法人千葉愛育会)入職3年目 保育士 S.Kさんにお話を伺いました。



―担当業務、役割を教えてください。

1歳児クラスを担当しています。
1歳児クラスは11名在籍していて、先輩保育士と2名で担当しています。
子どもたちの生活の介助、年齢や発達に合わせた遊びや活動、生活を通して子どもたちの成長の援助を行っています。
入職1年目は4歳児クラス、2年目は3歳児クラスを担当していました。

―「院内保育園」に就職を決めた理由は?

いくつか園見学をした中で、職員同士のコミュニケーションがとれていて、温かい雰囲気を感じたことと、この院内保育園の愛し育てるという愛育の精神に強く共感したからです。
実際に働いてみて、休憩時間中に子どもたちの可愛らしいエピソードを話したり、悩みを聞いてもらったり・・・
自然と会話が生まれて、良い雰囲気だなと感じています。

―「院内保育園」の自慢は?

院内保育園ではリトミックや和太鼓の活動を取り入れています。
リズムに合わせて体を動かしながら、身体的、知的、感覚的に刺激を受けることができるので、子どもたちにとっては良い活動だと思います。
また、園長が作った遊具も魅力の一つです。
子どもたちがいつも楽しそうに遊んでいます。

園長先生手作りの遊具!

(和太鼓は外部講師?)
はい。
太鼓の先生が来園され、週一回、基本5歳児クラスの子たちが太鼓をやっています。
進級に向けて4歳児クラスの子どもたちも12月くらいから太鼓に触れていきます。
市内のイベントにお招きいただいて披露することもあります。

―働く上でモチベーションの保ち方は?

子どもたちの成長していく姿が、モチベーションの一つだと感じています。昨日までできなかったことが今日はできたり、できることがどんどん増えて、子どもの『できた!』という嬉しそうな顔、達成感に満ちている笑顔を見たり、気持ちを一緒に感じることができると、もっと頑張ろう!と思います。

(クラスで流行っていること、ブームはありますか?)
電車が大好きですね。
電車を長くつなげて遊んだり、お外でもおもちゃの汽車をつなげて園庭中を走らせ、みんなでぐるぐる回ったりしています。
「電車をつなげて遊ぶ」のもできるようになったことです。

―園児の微笑ましいエピソードを教えて!

泣いてしまった子の頭を優しく撫でてあげている子がいました。
保育者を真似て、泣いている子に何かしてあげたいという思いやりの気持ちが見られて、心がとても温かくなりました。
 
3歳児、4歳児クラスを担当していた時も、友達に優しく教えてあげたりする姿を見る機会がたくさんありました。
 
(異年齢で関わる機会もありますか?)
0から2歳児は一緒の時間に園庭で遊ぶので、2歳児クラスのお兄さん、お姉さんの遊びを真似てみたり、一緒についていってみたり・・・
逆に0歳児の子には優しく手を繋いで一緒に付き添ってあげたりなど、そういう姿を目にすることもあります。

ー園児と接するときに意識していることは?

気持ちに共感することと、子どもたちの目線に立ってみることを意識しています。
子どもの気持ちを様々な視点から見ることで、より良い保育に繋がるのではないかなと思いますし、目線の高さを合わせることで子どもの表情もよくわかります。
 
(子どもの気持ちに共感するって簡単なことではないですよね。)
そうですね、でも子どもの気持ちに寄り添うことが子どもにとっても大事なことではないかと思います。
 
(ちなみに子どもの目線の高さに合わせるとズボンの膝は・・・?)
そうですね(笑)膝は黒いです(笑)
 
(エプロンは支給されているのですか?)
エプロンは自分で好きなものを着けています。
当園はエプロンをする決まりはないのですが、エプロンを着けていた方が便利なので着用しています。
トーマスのエプロンをしてきた時は、子どもたちとトーマスの話しをするなど、エプロンから会話が広がっていくこともあります。

ー園で働く理想と現実のギャップはありますか?また対応方法や改善案は?

働いてみるといろいろな壁に突き当たると思います。
実際に、子どもがお話を聞いてくれなかったり、「なんか今日はうまくできなかったな」と落ち込んだりした時に、周りの先輩保育士さんや、身近にいる相談できる人に話しを聞いてもらうことで、新たな気付きや、「あ、こうしてみようかな」など対応方法や改善案が見つかることもあります。
一つずつ、少しずつ乗り越えていくことで、自分が理想としているやり方にどんどん近づいていくのではないかなと思います。

(先生の中で今難しいなと思う業務はありますか? )
去年まで幼児クラス担当、今年は1歳児の乳児クラス担当、乳児と幼児では流れや援助の仕方が全く違い、戸惑うことが多かったです。
乳児は周りの職員との連携がとても大切なので、そこの連携をどう上手くやっていくか、とても悩みました。
 
この一年は、自分自身学びが多かった一年間という感じです。
少しずつ「今日はうまくいったかも」と思える日が増えてきて、それがやっぱり嬉しいですね。
 
(理想と思える保育は!?)
子どもが楽しいと思える活動です!
自分が「楽しそうだな」と思ったことを子どもたちに「やってみない?」と言うと、やはり子どもたちもいい顔をしているので、子どもたちが楽しいと思える活動を上手にスムーズにできるようにしたいと思います。

ー最後にこれから保育士を目指す学生さん、求職者に向けて一言!

大変なことも沢山あると思いますが、今、行っていることが子どもたちの笑顔につながっていきますので、目の前のことに一生懸命取り組んで頑張ってください。


乳児さんクラス、幼児さんクラスの保育の違いに戸惑ったことから、モチベーションの保ち方や微笑ましいエピソードまで、たくさんのことをお話しくださいました。
落ち着いたお話しぶりと笑顔がとても素敵なS.Kさんでした。
S.Kさん、ありがとうございました。

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取材日:2024年2月16日
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今回お話をお伺いした院内保育園の情報はえんみっけ!サイトにてご確認いただけます。

インタビュー掲載期間:2025年3月31日迄


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