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諦めながら、諦めない

備忘録

今年に入ってから、腹に力を入れる出来事が多い。
1月は3時間、複数の教授から自分の研究トピックに関する質問を受け続けるテスト。
3月は6本目の論文を投稿。
4月は博士論文の為のリサーチプロポーザルを提出。
4月からサッカー指導の夏シーズンが本格始動+アカデミーコーチとして勤務(週1回のアカデミーコーチ、週2回のチーム練習。週一回の試合)。
5月は7本目の論文を投稿。
5月から6月にかけて一コマ3時間の授業を週二回(週6時間)大学生に授業。
6月には8本目の論文を提出、かつ9本目の論文を書き終える。
現在は教授からべらぼうにコメントのはいった博士論文と向き合っている。それに加えて去年から続けている就活は以前、続けている。

そんなこんなで「もう無理だ」と思うことが最近多い。

「もうこれ以上はできないかもしれない。」
「もうできないと思う。」
「逃げたい」

そう思うことが最近多い。そんな時、まずはそう思う自分をないことにしない。「怖い」「できそうにない」「ダメかもしない」という自然と出てくる感情を無いものにして、無理して「いける!」と自分を思わせる方が、よっぽどストレスだ。そうではなくそう思う自分はそのままに「まだいけるかもしれない」と思えるように自分を仕向ける。自分にあったそういう思考への仕向け方を方法を年を取るにつれてより多く、より効果的に使えるようになったように思う。いうなれば、一時的に諦める。それでいい。ただ、できるだけ早く「もう一回トライしてみるか」と自分が思えるように努力する。そのために環境を整える。環境を変える。情報を集める。そうやって諦める時間をできるだけ短くする。

そもそもなぜ、最近、「怖い」「できそうにない」「ダメかもしない」と思う機会が多いのか。それは突き詰めると、きっと自分が弱い人間だからだ。自分は弱い人間だから、自分の120%を出さないとそもそもついていけない環境に身を置く。少しでも気を抜くとついていけない環境に身を置く。そして、その上澄みされた20%を常にうまみとして成長してきたように思う。120%を出してもまるで金魚の糞みたいにしかみんなについていけないような環境に身を置きながら成長してきた僕の人生を、自己肯定感を上げるべきだと思っている人は僕の人生を否定するか聞いてみたい。

大丈夫、俺はまだいける。今はそう思えている。


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