槐世夕 / ENgiu

『たそがれ色は延々と』にて音楽をお送りします。 個人では「ENgiu」として活動します。

槐世夕 / ENgiu

『たそがれ色は延々と』にて音楽をお送りします。 個人では「ENgiu」として活動します。

マガジン

  • 作品について

    「たそがれ色は延々と」から発表した作品について、経緯や意図などを書き綴った記事です。

最近の記事

  • 固定された記事

初投稿を経て、思いの丈を綴ります。

先日、5/1より、この「たそがれ色は延々と」が動き始めました。 初投稿の曲は、DECO*27さんの「ゴーストルール」という曲です。 既に聴いてくださった皆さん、MVを見てくれた皆さん、 本当にありがとうございます。 はじめにこのプロジェクトのモチーフのような、象徴のようなものである、「夕日」や「夕暮れ」、その時間、その雰囲気が、 皆さんにとって想定外で的外れなものではなく、 かと言って新たなアプローチであり、新鮮さもある そんな距離感を、勝手に感じています。 そういう

    • 「+Chordness」とは

      先日、「+Chordness」というユニットでのカバー動画を投稿しました! 聴いてくださった皆さん、ここで知ってくださった皆さん、ありがとうございます。 「+Chordness」というユニットについて、今まで全く触れていないので、 ここでふんわりと皆さんにお伝えしたいと思います。 「+Chordness」のスタートから現在までもうどれくらい前かは忘れてしまいましたが、何年も前に「nana」というアプリで遊んでいました。 そういう風潮だったのか、文化だったのか分かりませ

      • アーティストビジュアルの制作について

        2024/5/11 アーティストビジュアルを発表しました! 「たそがれ色は延々と」というプロジェクト・アーティストを、「絵」という形で、そのまま作品にしたようなものです。 制作を担当していただいたのは、らずさんです。 Xアカウント … @lazool_721 制作について、色々とお伝えしたいことがあります。 少々長くなってしまいますが、ぜひ読んでくださると嬉しいです。 「アーティストビジュアル」とは今回「アーティストビジュアル」という名前で説明していますが、 別の言い

        • 新しい名前について

          「名前が2つになります」というお知らせをしました。 今までの、歌い手として活動していたENgiuという名前に加え、 新たに「槐世 夕 (カイセ ユウ)」という名前を作りました。 これついて、Xでもポストしましたが、 改めて、ゆるやかに、何か説明できたらなと思って書いています。 Xにポストした内容はこちらです。 これ以上の情報や、深い内容はないのですが、 言葉を選びすぎず、もっとラフな言い方で話したいと思います。 また、どういう経緯でこうなったのか、どう考えているか、な

        • 固定された記事

        初投稿を経て、思いの丈を綴ります。

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        • 作品について
          2本

        記事

          『たそがれ色は延々と』という場

          2024年5月1日より、 『たそがれ色は延々と』という音楽プロジェクトが始動します。 Xアカウント … @tasogare_enen YouTubeチャンネル … https://www.youtube.com/@Tasogare_Enen このプロジェクトは、人生を懸けて制作する、これからの自分のすべてを詰め込んで創られる作品です。 どうぞよろしくお願いいたします。 このプロジェクトについて、別に知らなくても問題はないけれど、 もしよければ知っていてほしいな、というこ

          『たそがれ色は延々と』という場

          「Sign」という曲を作詞させていただきました

          まずは心境を吐露するお時間。 やりたいこと、なりたいものを描いてはかき消して、 迫るリミット、或いはもう既に過ぎてしまったかもしれないリミットに、四六時中心を奪われる毎日です。 「今すぐ動き出せ」という叫びがぐるぐる頭を駆け巡って、何とか目の前のやるべきことをこなし、やりたいことを必死に握り続けている。 願望が叶わない環境、上手く行かないことばかり。 夢を口にすることすら、2年経った今も恥ずかしい。 この20年以上もの時間を、一体何に使って、何を感じて来たんだろう。 何

          「Sign」という曲を作詞させていただきました

          模倣する人生

          昔から発想力に欠けていた。 真似をすることが第一歩だというが、 そこから何かを生み出す力が、自分には無かったらしい。 自分から発されるものは、どんな曲も、言葉も、どこからか引用してきたのだろうと思う。 オリジナリティとは。 アイデンティティとは。 自分だけのものとは。 きっと、一生賭けて探していくのだろうと思う。 真似をするだけではダメだとわかっていても、既存のものをインプットするしかない。 今は、そうするしかない。 1フレーズでも、一文でも、何か書いてみること

          模倣する人生

          もう少ししたら、きっと、「胸を張れる」だろう

          恋愛だったのか、恋愛じゃなかったのか、 たった1度や2度のことじゃ分かるわけの無いことを、大して経験もせず、分かろうとすることが間違いなのかもしれないが。 悲しいのか、それとも悔しいのか、妬ましいのか、はたまた全く別の感情なのか、 一体何がこの、ふわふわとした、忙しなく、ブルーな感情にさせるのか、 遥か前のことなのに、一通り季節が巡ったというのに、 今の感情すらも分からない。 自分のことでも、分からないことがたくさんある。 こんな自分がいるとは、夢にも思わなかった。

          もう少ししたら、きっと、「胸を張れる」だろう

          同じ温度の涙を流せる日まで

          どれだけ大切でも、どれだけ想っていても、 どこまで行っても所詮君は他人で、血は繋がれない。 どれだけ恨んでも、どれだけ嫌悪していても、 どこまで行っても結局あなたとは、血は争えない。 その事実が、どれだけ傷つけたか。 徐々に引き裂かれ、声すら発せなくなる様だった。それほどの痛みだった。 それなのに、自分ではない人の心なのに、どうしても触れたがった。 そのことがまた、より一層、心を暗闇へと追いやった。 人の心を「わかる」ことはできないけど、 きっと何年経っても、魔法さ

          同じ温度の涙を流せる日まで

          「病名」の無い自分

          “自分は、決して酷い仕打ちを受けてきた人間ではなかった。 明日を生きるのに手段を選ばない程、追い込まれた人生ではなかった。” 「所詮、その程度の苦しみだった」、 そうだろうか。 自分のことは、自分がよく知っている。幾度となく考えてきた。 何が自分に恐怖を与えるのか。何という言葉が自分を1番傷つけるのか。 僕は、僕のそういうところを、よく考えてきた。 生涯、ほとんど人に話さないようなことだ。今だって、誰も知らないようなことだ。 そんなことを、1人で、考えてきた。

          「病名」の無い自分

          僕でも俺でも私でもないことがある

          まず、先日はライブありがとう。来てくれた皆さん、ライブでENgiuを知ってくれた皆さん、全ての人に、大きな感謝を。 自分自身のことを、性別と歌い手活動について書いたことを、ライブの時、改めて思い出すことになった。 今回はライブで考えたことを書きます。​ ライブに行くと、必ず数人は、自分の歌は勿論、活動や在り方を誇りに思っている人がいる。自信を持っている人がいる。 そういう人と会うたびに、話すたびに、僕も自分に自信が持てるし、やりたいのはこういうことだ、こう在りたいんだ

          僕でも俺でも私でもないことがある

          【1周年】何のために歌うのか

          歌ってみた活動を始めて1年が経ちました。一周年を記念して、新作を投稿しました。 曲は、「アトラクトライト」。頑張るあなたへ、そして自分へ向けて歌いました。 今回はこの曲を歌うにあたって考えたこと、そしてその上で伝えたいことを綴ります。 「なぜ、今こうして歌っているのか」 と、よく考えます。どうなりたいのか。何のため、誰のためなのか。 歌で生きていきたいから。多くの人に認めてもらいたいから。でかい箱でライブがしたいから。憧れのあの人に近づきたいから。などなど.....

          【1周年】何のために歌うのか

          プロローグ

          そして僕は、嘗て抱いた「夢」を思い出す。 東京ドームで歌うとあるアーティストを見て、自分もあんな景色を見たいと思ったこと。 心を撃つ、奮い立たせる、時には支え、励ましてくれる、そんな歌詞を聴いて、自分もこんな曲が書きたいと思ったこと。 「現実的じゃない」、「才能がない」と、大体の人がそう思う。何となく、目を逸らす。 この先の人生を、音楽を手放し、月1のカラオケでしか歌わない日常を送るより、毎日音楽のことを考えて、チャレンジして、悔しくてもつらくても歌にしがみつく日常を

          プロローグ

          「音楽に生かされている。」僕が夢見る、最高の世界征服。

          自分にとって、音楽とは。 何故歌いたいのか。どうなりたいのか。 ありきたりな問いに、ありきたりな言葉で。漠然と。 良ければ読んでってください。 音楽は、そこから飛び降りようとしてる人の手を握れはしないし、人に向けられた刃物を消し去ることだってできない。 人間じゃなければ、魔法でもない。 でも、きっと、静かな夜に寄り添い、憂鬱な朝を照らし、我を行くあなたの背中を押すでしょう。 そうやって僕は何度も心を救われてきました。 音楽を好きでいること、そして好きなアーティ

          「音楽に生かされている。」僕が夢見る、最高の世界征服。

          ENgiuという歌い手が、どう在りたいか。

          遅めの、あけましておめでとうございます。本年こそ、宜しくどうぞ。 余談だけど、記事の画像、付けたいけど、そんなに画像持ってないし…ってことでしばらく数枚の画像を使いまわすと思われます。お許しを。 今日はジェンダー(性別)のお話。歌い手活動にも少し関係があったり。なるべく簡潔に書くよう、善処します。 まず、どこからが「性別」なのか、というお話。 身体の構造?容姿?言葉遣い?恋愛対象の性別?「心」ってよく言うけど、つまり何のこと? サクッと身の上話を。 私は、遺伝子の

          ENgiuという歌い手が、どう在りたいか。