素敵という漢字を紐解いてみたらヤバいことになりました!!
noteをやっていると
この記事、素敵✨
その表現が素敵です✨
など、素敵という字を多く目に触れます
もちろん、凄く良いなぁという意味で☺️
この字を見る度に
何故、敵(てき)という漢字が使われているか
どーーーしても引っかかり
自分は、ステキという
カタカナ表記を使いがちです
今回の記事では
読んだ後に
漢字で『素敵』が使いたくなったら良いなぁ
という話をしたいと思います!
結論から書くと
素敵は、当て字だそうです!!
私的には
え!?そうなの、、、?
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
となりました
辞書だとこう書かれています
す‐てき【素敵/素的】
[形動][文][ナリ]《「すばらしい」の「す」に、接尾語「てき」の付いたものという。「素敵」「素的」は当て字》
1 自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。「―な服装」
2 程度がはなはだしいさま。
「―に堅そうな首を、…濶 (ひろ) い肩の上にしっかりすげ込んだようにして」
語源は、「素晴らしい(すばらしい)」
に「的」がついたものだという
そして
「はなはだしい」は
どちらかというと悪い意味なので
「素晴らしい」も「すてき」も
悪い意味が含まれています!!( ;∀;)
ヤバいヤバいヤバい、、
ここまでの話だと
むしろ、使いたくなくなってしまう、、、
大丈夫です!!ご心配なく!!
巻き返します!!笑
漢字文化資料館のサイトには
このように書かれてました!
「素」という漢字は、「素顔」「素手」「素材」のように「もとのままで、手を加えない」という意味で使われます。
それが「素敵」となると「もとのままの敵」となって、なんのことやら意味不明、混乱するのももっともです。
「すてき」は、江戸時代も後半になってから使われ始めたことばですが、その語源は、「すばらしい」の「す」に「的」がついたもの、という説が有力です。
と言われてもピンと来ない人も多いでしょうが、江戸の終わりから明治にかけての時期には、泥棒のことを「泥的」、官僚のことを「官的」というような俗語があって、それと似たような用い方をされたものなのでしょう。
江戸時代から使われているものでした!!
また、こちらに『素敵』について
ある会社の編集部さんが
議論してるサイトを見つけました!
そこには
こう書かれてました!
①敵は「敵わない」という言葉にも使われる
②素敵とは、もし敵だとしても、素直に白旗を上げてしまうくらい良いこと
③普通は味方を称賛するものだが、たとえ、敵であっても称賛してしまうくらいに素晴らしいことを指す
なるほどーーーー!!(((o(*゚▽゚*)o)))
『敵わない』
か!!!!
これを見た時、たしかに腑に落ちました!
『素』が「自分」とか「ありのまま」
という意味だとしたら
たしかに素敵を使うときに
自分にはマネできない!
という感覚
見事!天晴れ(アッパレ)!
という気持ち
なんとなく奥底にニュアンスありますね💡💡
ふと
敵ながら天晴れじゃ!!
という言葉
よく昔のアニメや大河ドラマ等々で良く使われますね
敵ながら天晴れ
素晴らしい→素敵
の流れなのかもしれないですね!!🤔💡
おおお!
これで、皆さん
心置きなく
『素敵』を
漢字で使えますね!!!٩( ᐛ )و
ちなみに、私の中で素敵というと
ファイナルファンタジーXの
この『素敵だね』という曲が大好きです
こちら、お聴き頂けますと幸いです(*^^*)
めでたしめでたし
それでは!
で、いいんだっけ、、、??
あれ、、?!
他の人の意見に
乗っかって終わりで良いんだっけ?!
∑(゚Д゚)
ヤバいヤバいヤバい、、
いや!すいません!!🙇♂️
実は続きがございます!!笑
私がもう1つ疑問に思ったこと
それは
素晴らしい と 素敵 には
「甚だしい(はなはだしい)」という
程度がはげしい。過度だ。
という意味が
あること
こちらにも書いてますが
「すばらしい」の語源は、小さくなる、狭くなるという意味の動詞「すばる(窄)」からだという説がある。
「すばる」には「すぼる」という語形もあり、その形容詞形「すぼし」は古くから、みすぼらしい、肩身が狭いという意味で使われていた。この意味の例は鎌倉時代の初頭までさかのぼれるので、マイナスの意味のほうが先だった可能性が高い。
マイナス表現として使われていた
『素晴らしい』 が
良い意味にすり替わっている!
というか
1つの単語で両極端の意味がある!!
これ、現代でも同じ事起きてますよね、、!
そう!
散々、この記事に、ちょこちょこ書いてきた
ヤバい
です
程度がはげしい。過度だ。
甚だしいの意味にも似てますね!
というかほぼ同じですね!!
今となっては
プラス表現でも普通に使われてますが
当時、ギャル語の位置付けだった
ヤバい
上記の江戸時代の話を踏まえると
このニュースは滑稽に見えます!
「やばい」を「とても素晴らしい」という意味で使う10代が9割に達することが9月17日、文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」の結果からわかった。
「やばい」は、本来は「不都合」「危険」などの意味で用いられるが、26.9%は「良い」「おいしい」「かっこいい」など「とても素晴らしい」という意味で言うと回答した。
やっぱり滑稽です、、
何故なら
ヤバい と 素晴らしい は
説が正しければ 同じ経緯で
2つの両極端の意味が備わっているからです!
つまり何が言いたいかというと
江戸時代で起きた事を
ギャルと言われて来た現代人が
無意識に同じ事を繰り返してた
という説です!!!
他にも『衝撃的』『有り得ない』も
両極端の2つの意味があり
使われ方として似てますね!!
恐らく、「ヤバい」 と同様に
「素晴らしい」の使い方についても
一度、以前の世代が
波紋を呼んだのではないかと
予想します!!
なので
歴史は繰り返しているので
ヤバいの使い方について
とやかく言うのは無しでお願いします!笑
というわけで
素敵も漢字で心置きなく使って頂きたいですが
締めとしては タイトルの通り
『素敵』という漢字を紐解いてみたら
『ヤバい』ことになりました!!
完!!
もし共感いただければサポートいただけると非常に嬉しいです!!!是非ともWIN-WINの関係を構築させて頂きたいと思っております!!\\\\٩( 'ω' )و ////