無職日記8日目.

無職日記8日目.今日もものすごく寒くて、着込むということを徹底できない俺は、疼くまりながら(比喩)生きた1日だった.せっかく、7時半には起き、朝から米を炊き、朝ごはんを見事に平らげたにもかかわらず、睡魔がやってきて気づいたら昼間に関わらず4時間ほども寝てしまっていた.何という、体たらく.やたら長い夢を見ていたことは覚えている.

この日記を書き始めてから、毎日のように米を炊いている.例外は外で食べた時と、パンやうどんなどの他の主食が恋しくなった時だ.一週間で10合近く、1日平均1.5合ほどは食べている計算だろう.ふと冷静になる.そこまで体力使ってなくね?確かに最近でこそ、夕方に少しのランニングを始めたものの、基本的には家にいるばかりで、体力を使っていない.してることと言っても映像を見たり、本を読んだり、何よりダラダラしていることが大半を占める.今としては、食欲が暴走してさらに自堕落な生活になるよりは、米をモリモリ食べている方が、身体にも精神にも良い.だが、しっかり食べる必要があるのかは今後考えるべきかもしれない.

睡眠に関しても同じことが言える.俺は睡眠をうまくコントロールすることが極めて苦手だ.ちゃんと寝て、スッキリとして朝を迎える、といったことができない.まあそれもひとえに運動不足が原因かもしれないが.多少の自由を捨てて、クタクタになるまで動いた方が、よく眠れる.映画『ホームレス』のなかで、アパートの屋上で眠る際にそのような発言があったと記憶している.無職を続ける中で、睡眠時間のコントロールは重要な項目かもしれない.

今日はイタリアの漫画家・ゼロカルカーレによる『コバニ・コーリング』を読んでいた.ロジェヴァで戦うクルド人の姿、環境、そしてロジェヴァまで向かうことの困難さがジョークを交えながら描かれていた.ロジェヴァの兵士たちの描写に特徴づけられることは、戦うことや自衛することを「選択」していることだ.「戦う」ということを選択している.そしてその選択をすることは今の俺には想像がとても難しい.俺は今まで、アンガージュマンや連帯といったことを安易に語ることを欺瞞に感じてきた.これからどんな選択や、どのような身振りをするのかを、今だからこそ考え直したい.

そういえば、火曜日にすることとして、図書館で借りてきた本を読むというのを考えていたが、なにもできなかった.

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