ネガティブなデッキ選択をしよう!
はじめに
こんにちは、えんDです。
好きなカレールーは熟カレーです。
みなさん、大会前にどんな考えでデッキ選択をしていますか?
環境デッキに対して強いデッキ、単純にデッキパワーがあるデッキ、お気に入りのデッキ。
本当にたくさん、考えに考え抜いて、それでもなお、決めきれない場合があるかと思います。
今回はそんな時にどんなデッキを握れば後悔が少ないか、というテーマで記事にしました。
最初に注意しておくと、今回の記事は気持ちの問題・精神論メインでの展開になります。ご了承ください。
何のためにポケカやってますか
いきなり重そうなテーマになりました。
普段はそんなことまで考えてポケモンカードをやっていないと思いますし、考える必要もないと思います。
でも、ちょっとだけ考えてみてほしいです。
これに尽きると思います。
ごくごく当たり前のことです。わざわざ書くほどのことでもないと思います。
ポケモンカードをそのものを楽しく遊ぶことも、もちろんいいですしポケモンカードを通して友達と遊ぶことが目的でもいいと思います。
しかし、ここが抜け落ちてたり、第一の理由としてでてこないプレイヤーは色んな意味で「危険」だと僕は思います。
具体例をあげると
楽しかった!と思えるのは勝った時の方が多いです。勝てば楽しいは当たり前っちゃ当たり前です。
しかし皆さん、そんなにしょっちゅう勝ちまくっていますか?僕はしょっちゅう0-3してます。
シティリーグを何度も優勝している人でもCLでは振るわず0―3。CLで優勝したにも関わらず、シティでは全く勝てずにCSPは3桁にも満たない。そんな話はよく聞きます。
常に勝ち続けれる人なんて本当にほんの一握りにすぎません。つまり、ほとんどのプレイヤーは所謂「タコ負け」をそこそこの頻度で経験しているはずです。(俺全然負けけてねーからww2-2とか恥ずかしいわwwって人向けにはこの記事は書いてません。ご了承ください。)
負けたら基本的には悔しい!もう負けたくない!と思うのが一般かと思います。
しかしその気持ちと「負けたけどいい試合だった。楽しかった!」という気持ちは背反しません。同時に抱ける感情です。「楽しかったけど超悔し~」という感想が僕は一番感じることが多いです。
逆に、勝ったしてもお相手さんのマナーが悪かったりなど、楽しくなかったことなどもあるかと思います。
勝った試合≠楽しい試合という観点で、ななやまさんのこちらの記事がとても参考になるのでおススメです。
ぜひご一読ください。
事故ると楽しくない
負けても勝っても楽しむために重要になってくる要因は試合の展開です。
手札事故の状態から、苦しいながらも勝ち筋を掴む試合はもちろん楽しい試合にはなると思います。しかし、毎回毎回そればっかりだとしんどいです。
また、どうしようもなく、なすすべなくタネ切れで負けてしまうこともあると思います。
どうせ大会にでるならやりたい動きを再現して、力を出し切りたいと思う方が多いと思います。
「回れば強いけど事故の危険が多いデッキ」
このデッキで大会に臨むのも、もちろんいいと思います。が、やっぱり事故ばっかりのワンサイドゲームで負けてばかりだとフラストレーションは溜まるはずです。
「少しパワー落ちるけど安定して回るデッキ」
の方がいい試合ができる確率は高いと思います。
パワーが落ちるとはいえ、試合の中では何が起こるかはわからないし、まずは事故らないことが勝つ上でも大事、という考え方もできます。
楽しむことが第一であるなら、まずは事故りにくいデッキを作るところが大切である、と僕は考えます。
よく、ポケモンカードやらせてもらえなかった、みたいな感想を聞きます。ポケモンカードをやるためには事故らないことはマストです。
※補足
安定といっても一口にドロソやボールをたくさん積む、という意味ではありません。
環境を見て、切るべき相手を間違えない。という点も多分に含んでいます。
例を挙げると、先日7月17日の自主大会にて、自分の握ったデッキはレジギガスにとても弱いものになってしまいました。
ボール1つ減らしてコオリッポを入れるか、レジを切ってボールを増やすかの択になりました。
結果、自分はコオリッポを入れました。ボールの方がデッキは当然回りますが、レジを切ることが環境的に安定とは思えませんでした。
この場合のレジギガスを切らない選択も一つの安定度だと自分は考えます。
レジギガスを切ったデッキでレジギガスに当たるのは事故とも言えます。このような事故も回避したいので環境にいるデッキをむやみに切ることは安定したデッキとは言い難いと考えています。
運の要素(ジャンケン)
プレイ中の運の要素は、構築やプレイングによって左右されますがジャンケンだけはそうは行きません。努力や思考でどうにもならない要素なだけに、ここに左右されすぎると楽しくなりにくいと思います。
ジャンケンに対してストレスを感じる人は
を握ることをオススメします。
今の環境でいうと
あたりは上記の条件に当てはまると考えます。
負けた時のことを考える
大会の中で一回も負けずにその日を終えれる人はたった1人です。それ以外の人は全員どこかしらで負けてます。(その1人だって予選では負けてるかもしれません。)
仮に勝ててしまえば、テキトーに握ったデッキだとしても愛着は湧くでしょうし、そのデッキのことも好きになれると思います。
大事なのは負けた時です。
なんでこんなデッキで大会でてしまったんだろう、、、そんな後悔は誰しも経験してると思います。選択した自分も、選ばれたそのデッキもこんな風になることはきっと望んでいなかったはずです。
このデッキと一緒になら負けても悔いはない。と思えるデッキと戦えたらその日はきっと楽しくなると思います。
選んだデッキで勝つイメージは多くの人がしてると思いますし必要なことです。
しかし、そのデッキで負けた時、自分はどんな姿でどんなことを考えるのか。これを想像することで後悔することも少なくなるのではないかと思います。
まとめ
・ポケカを楽しむ!が大前提
・事故ると楽しくない→安定は楽しいに繋がる
・負けた時のことを考える
負けた時のことなんか考えんじゃねえ!!
と熱血主人公ぽい人から殴られそうですが、負けても楽しかったぜ!と言える爽やか主人公を目指す方が人生のクオリティは高くなりそうですね!
デッキ悩んでるならより安定する方にしなよ!!
結局事故ると楽しくないべ!!!
おわりに
僕が初めて出たCLは2018年冬のCL新潟でした。初心者ながらに自信満々で臨んだ大会でしたが結果は0-3。しかしとても楽しかったです。
「一回も勝ってないのにこんなに楽しいなんてほんまにやばい!!!」
今思うとポケモンカードに本当にハマった瞬間はここだったと思います。
また、2021年3月のCL愛知では直前までダークパーフェクションを握る予定でしたが、あまりにも事故が多く、そして事故ることを知った上でそのデッキを握る勇気がありませんでした。
「このデッキで事故負けして、それで俺は本当に納得できるんか?せっかくのCL事故まみれで終わっていいのか??それで本当に愛知来てよかったー!って笑顔で帰れるのか??」
結果的に全然違う安定度を重視したデッキで大会には行きました。本当に楽しかったのでデッキ変えてよかった〜と思いました。
これ以降、デッキ選択に迷った時は記事にあげた考え方を元に最終決定してきました。(もちろん対環境や構築を考えた上での本当に最後の部分です)
どうしようもない事故負けは目に見えて減っているし、負けても楽しかった!と思える試合も増えました。
結果的には目標にしていたWCSの権利には届いてないので間違った考え方なのかもしれません。
でもポケモンカードは本当に楽しいから人生潤してくれてるし、こんなに楽しいのにそれが間違ってるわけないよな〜とも思うので、今のところはこの、「ネガティブなデッキ選択」を考え方の一つとして引き続きデッキ選択の指標にしていきたいと思います。
楽しくポケモンカードしたい方、よかったら参考にしてみてください。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
追記
エンタメ重視のデッキを使え!という記事ではございません。
僕はいつだって勝利のみを追求した60枚で大会には臨んでます。
自分のデッキに「緩み」や「言い訳」が見えると楽しさガタ落ちします。
全力で勝利を目指すこともゲームを楽しくする重要なファクターです。
もしかしたら矛盾したこと言ってるように聞こえるかもしれません。文章下手でごめんなさい、伝わってくれたら嬉しいです!
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