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這う


もう最悪から帰って来られないと思って生活していたけど、少しずつ這い出てくることができました、二度とこうなりたくないから備忘録として残しておきます。
調子の悪い時の日記なので読まなくて大丈夫です。



2022年11月18日 8:04


セブンスターをどこかに忘れた。
息が詰まる空間から抜け出す理由と深呼吸のやりかたを見失わないために煙草が要る。

靴越しに触るカーペット、漂白された紙の匂い、
若草色の壁、人感式センサーの白々しさ、市営バスの停車音、ビートルズの『HELP!』、玄関の埃、電子麻雀、コンビニの灯り、過食、胃もたれ。

不満も満足もない生活が何故かものすごい不安だ。なにかを変えたくて自炊や減煙をしたりしている。もう味はしない。

日々の中に自分を置いてきてしまって、うまく物事が捉えられない。生まれたばかりの時ってこんな感じだったのかな。だから泣いていたのか。

数秒前のことが思い出せず、1時間に1度、ゆったりとした希死念慮が身体の周りを漂う。ゆったり。半日に1度、縄の結び方について真剣に考える。落ち着こう、大丈夫、と言い聞かせ続けて、ようやく普通より少しダメ。2つの自分に振り回されてる。

目が悪くなった。こんなぐちゃぐちゃの景色いままで見たことない。泣いているのかと思ったが全然そんなことはなかった。視力検査で適当に答えていたら視力が上がった。

健康診断、会社に身体のデータを提出するためだけに行われる流れ作業でしかなかった。
検品しないと世に出せないのはケーキもヒトも同じらしい。



2022年10月4日 23:20

ずっと怖かった
誰にも賭さなくていい
ありがとうございました



2022年9月18日 23:13

少し油断すると私は私のことをすぐ嫌いになりそうになる。せっかく好きになれてきたのに勿体ない。

自分の好きなものが分からなくなって怖くて、ちょっとずつ色んなものに触れて、楽しい気持ちを失わないようにしがみついてる。しがみつくって表現が一番しっくりくる。重力に負けたくない。
ふと背筋を伸ばしたり、噛み締めた歯をほどく。
いつも気がつくと肩に力が入って息を止めている。

ご飯の味が分からない日が増えてきたけど、味覚を蔑ろにした時どうなるか知っているから、世界にしがみつくために美味しいものを探したり、無理矢理でも口に詰め込んでニコニコ笑ったりしてる。

耳がうまく働かなくなってきたけど、聴覚にまじめになった時にどうなるか知っているから、内容がうまく受け取れなくても勘と経験でやり過ごしてニコニコ笑ったりしてる。
胃が絞られる感覚が怖い。でも痛いのを忘れておく。得意。便利。便利なやつ。

ご飯を食べると頭痛薬が飲める。頭痛薬を飲むと思考がクリアになる。
思考が散らかると自分の置き場所を失って苦しくなる。自分が埋もれると軸足がぶれる。軸足がぶれると転倒する。
こうやって壊れたことあるのに懲りないんだね。忘れちゃったなら思い出してよ。

調子のいい時は頭の中にオペレーターがいて、その人が色んな問題に対応してくれる感覚。
調子が悪い。私が要らないと私がいられなくて困る。

「誰かのため」がもうずっと分からない。
ひとを踏み躙っている時にいきいきしている人を見ても心から抗えない。咎められない。困る。
うまく助けられなくてごめんなさい。



2023年2月1日 20:36

吐き出せない言葉達でお腹がいっぱいになって脳が錆びてく
言葉ってこんな知恵の輪みたいな質感だったっけか、重い、解けない

毎日口から煙を吐いてショートした機械ごっこをしている
はやく水槽に脳を浸したい
もう私はどこにも行きたくない
どうか焼き払ってください
どうか沈めてください

かつての自分との連続性が掴めない、今まで何を生きがいとしていたのか全く分からない
これは誰が誰を操作してるんですか?
言語化できているだけ、今はまだマシなんですけれども←これ最近毎月言ってるな

死にたい時に死にたいって言えなくなることが大人になるってことだったのかも
苦しい時に苦しいって言うの難しいね、みんなこんな気持ちでどうやって生き延びてきたの?

小さな頃、寝る前に時計にお祈りする時間があったことをいつだったか秘密として共有した記憶が最近、ふと蘇って、こういう記憶を繰り返し灯して、その光に縋って後ろ向きに生きていくんだろうと思った

本当にそれしかないですか? 
新しく織り重ねていく選択肢はあるよね

↑こういうポジティブな自分と一刻も早く死にたい自分が脳内で抗争を起こして数分ごとに意見を言い合っているから、基盤となる自分は荒廃し自律神経は終了しパジャマがドブみたいになる

どうかあなたがたが穏やかで優しい毎日を送りますように
あと脳をクリアにする方法をSSRI以外の選択肢で教えてください

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